青葉山から亀岡八幡宮まで降りてきた。
ちょうど今日はお祭りだった。
亀岡八幡宮の創建は、文治年間(1185~90)に現在の福島県伊達郡梁川に鶴岡八幡神社を勧請したのが始まり。
天和3年(1683)に4代藩主伊達綱村が現在地の亀ヶ岡に社殿を造営、別当に千手院を定めると鳥居前は門前町としても栄えた。
境内は高所にあり、遠く金華山まで望むことが出来、松尾芭蕉もここを訪れた。
しかし昭和20年の仙台大空襲で社殿、社宝のほとんどが焼失。
遺構である石造(稲井石)の鳥居が宮城県指定有形文化財に、参道の335段(造営当初は365段)石段が仙台市登録文化財に指定されている。
現在の社殿は本殿が一本杉伊達家の氏神の社殿を移築したもので、拝殿、幣殿は昭和40年に造営された。
朱色の橋を渡ると神の領域になる。
この石段は江戸時代のもの。
仙台空襲で社殿は焼けたが、石段は残った。
眩暈しそうなほど急峻。