かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

アトピー性皮膚炎慢性化に関わる物質が発見されたそうな。

2012-06-13 20:23:57 | Weblog
 昨夜は22:30に就寝、今朝5:30に起床しましたが、なんだかいつもよりも疲労感が強く出て一日仕事をこなすのが大変でした。普通、月曜日がしんどくて水曜日にはそれがかなり改善しているものなのですが、どうも今週は勝手が違うようです。ひょっとしたらイネ科雑草のアレルギーが生じているのかもしれません。というわけで、今日は更に早く寝ることを目標に、ブログも早めに書くことにしました。これで明日は少しくらい元気になってくれれば良いのですが。

 さて、アトピー性皮膚炎の慢性化の原因が、タンパク質のペリオスチンにあることが、佐賀大学の研究チームが明らかにしたのだそうです。アレルゲンが皮膚に接触して炎症を生じると、その皮膚組織にが大量に生成され、アレルゲンがなくなった後も、皮膚組織に沈着したペリオスチンによって免疫細胞がさらに刺激され、かゆくなるという悪循環が起きることも分かったとのことです。したがって、このペリオスチンを制御出来ればアトピーの痒みを抑えることも出来るかもしれないわけで、これまでのステロイド剤などの免疫抑制と違う、副作用の少ない療法が開発される期待があるのだそうです。
 私自身は自分がアトピーという自覚はないのですが、花粉症がひどくなれば皮膚に発疹が出たりしますし、そこまでいかなくても、花粉症シーズンに背中などが痒くなって掻いたりするとミミズ腫れの炎症が生じたりするので、かなりアトピーに近い状態なんじゃないか、と思います。まあ私の場合は少しかゆみが強くなるだけで狂おしいほど痒いわけではないのですが、アトピーの患者さんは、日々大変な苦労をされているのだろうな、と想像することはできます。
 ただ、この手の基礎研究にありがちなのは実用化されるまで10年単位の時間がかかることで、それでうまく行けばいいですが、途中でうまくいかずに消えて行くものも少なくないと思われます。そうなれば文字通りぬか喜びに終わる訳ですが、それらの一見無駄な取り組みも、その過程で新たな発見があったり、後のブレイクスルーのきっかけになるかもしれないわけで、とにかく研究者の方々には頑張って先を続けていただきたい、と願うのみです。
 特にアレルギーの研究は結局免疫の研究であり、アトピーも花粉症も食物アレルギーもそういう意味では根は一緒ですから、私が悩まされている花粉症に対しても有効なものが生まれてくるかもしれません。それを支えに、今しばらく花粉との戦いを続けていくことにします。


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