西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
本ブログ記事の無断転載および無断引用をお断りします。
 

石崎晴巳 著 『ある少年H――わが『失われた時を求めて』』

2021年01月12日 | 覚え書き

サルトルやE・トッドの研究で知られるフランス文学者が、昭和の子供時代をありのままに語る。

「ほんとうの少年Hがここにいる。詩情に満ちた戦後東京の原風景…」 福岡伸一氏(『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』著者)絶賛!
サルトルやE・トッドの研究で知られるフランス文学者が、昭和の子供時代をありのままに語る自伝的エッセイ。

【書評・紹介】
●『キネマ旬報』2019年9月下旬特別号
●読売新聞2019年7月21日
●「ふらんす」2019年8月号評者=福田裕大氏(近畿大学准教授)
●「週刊読書人」2019年7月12日号 評者=立花英裕氏(フランス文学者)

【目次】
仁古田再訪―― わが A la Recherche du temps perdu(失われた時を求めて)
一 ある少年H
心優しき(?)GIたち/労働争議と「川上音二郎の衣装屋」……ほか

二 父親のこと
父は内地にいた!?/サルトルの映画好き「/叱らない」父親……ほか

三 「性に目覚める頃」
「健全なる男女交際」/『ヰタ・セクスアリス』……ほか

四 才能ある(?)少年
字を書くのは苦手「?/あんた、芸人だねェ」……ほか

五 テレビ少年第一世代
テレビ観せてくれない」?/「ホントは無いんじゃないの」……?ほか

 
石崎 晴己(いしざき・はるみ)
フランス文学者、青山学院大学名誉教授。 1940年生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒、同大学院博士課程単位取得満期退学。ナンシー大学博士課程に留学ののち、立正女子大学(現、文教大学)助教授、青山学院大学文学部教授、同学部長、青山学院大学総合文化政策学部教授、同学部長等を歴任。
ジャン=ポール・サルトルを専門とする。ブルデューやエマニュエル・トッドの翻訳書も数多く刊行している。
 
  • 出版社 : 吉田書店 (2019/6/1)
  • 発売日 : 2019/6/1
  • 言語: : 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) : 263ページ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする