カウント→たか丸へのローテク模索譚

たか丸へのメールを元に
主にロートル(古い)PC、ロースペックのPC関連の話題。たまに雑談。

ASUS X200MA にSSD

2022-12-28 16:21:50 | PC関連
ASUS X200MAにWindows11を強制インストールして使っている話をしたとき、
ストレージは750GBあるのでHDDのままと説明していたが、

なぜか120GBのSSDが未開封で残っていたので、
ネットブックU100に入れている500GBのSSDを120GBに入れ替えて、
ASUS X200MAに500GBのSSDを入れることにした。

なぜ120GBのSSDを買っておいたか全く思い出せない。
他にSATAのHDDを使っているPCは無いはずなのだが、
もしかしたら、先日ぶっ壊れて分解したlife bookのSSDを他のPCに使ったことで、
使う予定がなくなっていたのかもしれない。

それはそれでちょうどいいので、
U100のSSDを交換






この後、BIOS画面を見たら、AHCIが無効になっていた。
なぜかは調べていないが、これを有効にするとQRコードが出るエラーになって
Windowsが起動しない。


取り出したSSDをASUS X200MAのHDDと交換




こっちはAHCIが有効で良さそうです



ASUS X200MAにWindows11を強制インストールしなおしてみたけれど、
体感的にはあんまり変わった気がしない。





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PC486P回顧録

2022-12-23 20:02:10 | PC関連
PC486PはEPSONの9801互換機の省スペース版で、Cバスは2スロット、
内蔵HDDは別売り、
起動ディスクはFDだった。

だいたいFDで起動してパソコン通信やらフリーソフトで遊ぶ日々が続いた。




ODP(オーバドライブプロセッサ)やRAM,HDDの増設等で
少しずつアップグレードしていって、
最終的にはWindows95でインターネットに繋いで使っていた。




この時点で
CPU:i80486SX(25MHz)→ODPでDX4(75MHz)
RAM:1.6MB→14.6MBにUP
FDD:3.5インチ(1.25MB/720MB/640KB)2基
CRT:アナログCRTを使用、ちなみに8色デジタル出力も使えました。
OS:MS-DOS,Windows3.1がメインでした。FreeBSD2.2.2の動作も確認済


EPSONの98互換機では98用のMS-Windows95は利用できないとの事だったが、
動作不安定であったものの、インストールも出来て、アプリケーションも動作したので、
そのまま使っていて、

EPSON版のWindows95を買おうかどうか迷っているうちに
EPSONから通販のお知らせがあり、 もたもたしているうちに販売終了。

こういうのがあるから、買えるうちに買ってしまおうという感じになってしまう。


ちなみに、Windows95以外でもインターネット利用は出来たようで、


□MS-DOS□
DOSでインターネットを利用するためのソフトに Teen があった。
これでテキストベースのブラウザやメールの送受信が可能という話で、
モデムでダイヤルアップしてメールのやり取りは出来ていた。

□MS-Windows3.1□
MSのサイトにWindows3.1版のie4があるという話で、
これでダイヤルアップでインターネットの利用が可能とのことだったので
試してみたら、どうやら実際にはAT互換機のみに対応していて、
エプソンの98互換機を含むPC9801シリーズではプリンタポートに
何らかの信号が送り込まれるような動きのみで、ダメだった。
どちらにしても、PC486Pのシリアルポートは9600bpsだったので
これもメールの送受信くらいだったかも。

□UNIX□
FreeBSD2.2.2糧の98版で動作した。
サードパーティ製のLANボード,HDDで拡張したら、
X(GUI環境)でも 動作して、webサーバとしても利用できた。




当初、モデムでのダイヤルアップだったが、Cバスに入れた10BASE-Tが使えたので、
個人で使うサーバとしても実用的だった。



モデムでも高速シリアルポートを拡張することも可能のようだったが
結局やってない。

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

asus率が高かった

2022-12-23 16:47:09 | PC関連
ここまでの記事で書いた中古PCではasusが多い。

eeePCもasusだし。

これまで投稿してきた記事で出てきたasusのPCは

ASUS X200MA
ASUS T100HA
eeePC901-16G
eeePC4GX

ここまでの記事に書いたことのないasusのPCをメインで使っているものの、
メインと言いながら使用頻度は他のPCに比べて少ない。



メモリ交換済、内蔵ストレージも1TBのSSDに交換済。
中古PCの使用時間が長い理由として、同じことをするのに処理時間が長いから当然か。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ASUS T100HAにwindows11

2022-12-23 10:36:03 | PC関連
前回に引き続き、今回も低スペの中でもある程度使える古いPCの話。
中古というか、ジャンクコーナーにあったやつで、

電源ケーブル無しだけれど、USB充電できるというコメントがあって、

もしや、と思ってよく見たら、いわゆる2in1タイプというやつで、

専用キーボードがくっついた10インチタブレットでした。



ASUS T100HA
CPUはAtom x5-Z8500
メモリは2GB
ストレージがeMMC64GB
で、これもWindows8.1が入っていました。

電源が入って、wifiを探しにいくし、画面でタッチ操作ができたので
数千円でけっこう遊べるなら、と購入。

windows10は普通に入りそうだったのだけれど、

windows11を強制的にインストール。



当然、サポート外の方法になるようなので、この行為は自己責任です。

タブレットタイプにありがちだけれど、画面設定のデフォルトは縦になってしまう。

ドライバはwindows8.1のものとかが64bitのようなので、なんか使えている。

ジャンク扱いだったせか、個体差か、機種特有のものなのかわからないが、

電源が入りにくいのと、
マイクロSDスロットにマイクロSDカードを入れようとしても
飛び出してきて、かなり押し込んでも戻ってきてしまい、
押さえていれば認識しているが、このあたりがちょっと使いにくい。

それでも、
バッテリは大丈夫そうで、Atomなので消費電力も抑えられているから
windows11のタブレットとして使えている。

メモリが少ないし、SSDでもないから軽量化は必要だけれど
CPUが4コアで速度が2GHzを超えるせいか、視覚効果はそのままでも重く感じない。(個人の感想)



USB充電なのでモバイルバッテリも使えるし、タブレットとして持ち出すのも良さそう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ASUS X200MA にwindows11

2022-12-22 23:58:34 | PC関連
中古ノートPCで32bitだったりCore2Duoだったり使い物にならない話題ばかりですが、
それもこれもある程度使えるスペックのPC環境があるから
趣味として超低スペを許容しているわけなのです。

その、低スペの中でもある程度使えるもののうち、
ASUS X200MA
という11.6inchサイズのノートPCがある。



Windows8.1がインストールされていた中古のもので、
Windows10をクリーンインストールしたときにwindows updateだけで
ある程度のドライバとか入ったので、

強制的にwindows11を入れて使っている。



もちろん、サポート外の方法になると思うので、この行為は自己責任になりますし
推奨もしません。

ASUS X200MA
CPU:Celeron N2830
RAM:4G
HDD:750GB




だいたい中古のPCを入手したらSSDにしてしまうが
せっかく容量が750GBもあるので、そのまま使っている。

こいつはHDD交換用の蓋があるわけでもなく、内蔵ストレージへのアクセスは裏側にあるネジを全て外して、
周囲をパカパカ剥がしていく感じで開くことになる。



裏側は隠しネジなどなく、見えているネジだけで剥がせますが、うっかりSDカードを入れっぱなしだと
引っかかるので、SDカードは外しておきます。

基盤とキーボード側は複数のハーネスで繋がっているので、開くのはやめたほうが良さそう。


ゲームとかしないのですが、当然、動きがあるゲームは無理でしょう。
ネット動画視聴程度なら許容範囲(個人の感想ですが)、
あとはディスク容量を活かしてiTunesとか使うのがいいのだが、
光学メディアのドライブは内蔵されていないので、
結局は昔のネットブックのような使い方。

これもメインにはしていないが、使用頻度は比較的多い。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

eeePc901-16Gにwindows8.1→Windwos10戻し

2022-12-22 17:48:46 | PC関連
先月(2022/11)の過去記事「eeePc901-16Gにwindows8.1」の予告通り、
windows8.1がサポート終了になるので、
eeePc901-16GにWindwos10を再びクリーンインストール。



eeePc901-16Gの状態は
・CPU:Atom N270 1.6GHz (32bit、コア1、スレッド2)
・RAM:2GB
・ストレージ:SSD60GB



いつも通り、低スペPCでやる軽量化の設定をやってみる。
ネット動画どころか、ネットに繋いでMSのオフィスも遅すぎ。

シンクライアントというか、リモートデスクトップで他のPCを操作するのが良さそう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メモパッド付き電卓

2022-12-20 18:09:41 | PC関連
ダイソーで550円のメモパッド付き電卓を見つけた。

電卓はソーラーではなくボタン電池。
メモパッドの電源は電卓と共有ではなく独立しているので、
単純に電卓とメモパッドが繋がっているだけのもの。

電卓のメモリ機能が使いこなせなかったり、そもそも貧弱なので
それを補うのに便利な感じもする。

形状が昔の電子手帳みたいで面白そう。

買ってから気づいたが、これを寝かせてみると、小型ノートPCや
キーボード付きスマホみたいで、面白そう。




将来的にはキーボードで文字入力できるような、ポメラみたいなエディタが
ダイソーで出てきたら、更に面白そう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Macintosh Classicの回顧録

2022-12-17 16:01:48 | PC関連
Macintosh Classicを入手して、インターネット接続して、使えなくなるまでの回顧録です。
使い始めてから約30年、使えなくなってから約20年経過したところです。


1993年頃だったか、当時のWindowsのバージョンは3.0で、インターネットをするような時代ではなく
まだDOSが普通に使われて、
パソコンでデータ解析やグラフ処理、ワープロで作ったファイルをLANで共有するのに
マッキントッシュ(今で言うMac)を使っていた。

クラシックのスペックは以下の通り(?)
CPU:X68000-8MHz
HDD:40MB
RAM:4MB(増設済でこれでMAX)
モニタ:CRT、モノクロ2階調、512*384ドット
ポート類:SCSI、シリアル*2
音源:おそらくPCM8ビットモノラル

Macintosh Classic(マッキントッシュ・クラシック)は低スペの部類だったが
作業的にはこれで問題なかった。

SE/30、IIciも併用して使っていたが、クワドラ840AVなども周りに並び、
クラシックの使用頻度が薄れてきた頃、
電源を入れてもOSが起動せず、画面にモノクロ縦線が出現、いわゆる「ちびまるこ」になった。

原因は不明であったが、周囲の古いSE/30等のMacも壊れだしていることから、
その中で一番低スペックなクラッシックの修理はせず、処分することになり、それをなんとなく貰った。



こんな縦縞画面が表示されたまま起動すらしない。

とりあえず、中身を確認しようと、筐体を開けてみた。



ドライバは特殊な星型で、工具は秋葉原の中古マックが売っている店で購入した。


増設されているRAMがよかくないのかと思って、増設RAM2MBを外して起動。



今度はこんなチェックの画面が表示されたまま起動すらしない。

筐体だけ残して中身をLC630+VGA9吋とかにしたいなあ、と思っていたのだが、
しばらく貰ったまま放っておき、思い出した頃、再び電源を入れると、アラ、まあ、どうしたことでしょう。
動き出しました。

かと言って、何に使うとか考えていなかったので、とりあえず
無料のゲームを入れたり、時計にしてみたり、モノクロだけれども、アイコンを作ってみたり。

数年間、この状態だったが、Windowsでインターネットが普通になりだした頃、
旧式Macでもwebとかを使える方法があるようなので、
マッキントッシュclassicでインターネットに繋ごうと試みた。


SCSIポートがあったので、これで周辺機器が使えた。
Windows/DOS用に使っていたzipドライブ、MOドライブ、PDドライブがMacにも対応していたので、
異なるメディア間のデータ転送ができたし、外付けHDDからの起動ができることもわかった。




外付けHDDの起動ができるので、ダメ元で内蔵されているSCSIのHDDを40MB→1GBにしてみたら、成功した。
RAMはどうあがいても4MBより増やすことができないようだった。

交換した1GBのHDDをイニシャライズして、システムフォルダを内蔵HDDにコピーして、起動に成功。

フォーマットには、パナソニックのPDドライブ(1100)を買ったときについてきたドライバ・ユーティリティを使った、
このドライバを入れるだけでMOドライブ(ICM製)とzipドライブ(共にSCSI)はMacで認識するし
媒体のフォーマットもできるようになった。

LANポートがないのでダイヤルアップ接続環境を目指した。
おそらく、モデムを繋げばパソコン通信くらいならなるんだろうとは思って、
以下、こんな感じでOSや拡張ファイルを組み合わせてみた。

OS:漢字Talk6.0.7
接続ソフト:MacPPP1.1.3(ConfigPPP&PPP)、MacTCP1.1.1


コレでなんとかなるらしいのだが、
OS起動時に
MacPPP:Insufficientmemory!
が発生する。
コレは日本語環境によるものらしい。
とりあえずコントロールパネルから
PPPを選択してみると、

Config PPP Error!
Opening Preferences

が発生し、設定画面が表示されない。
これも、システムフォルダのフォルダ名が日本語であることの不具合のようで、
フォルダ名をアルファベットにすることで回避できるとのことなのだが、
フォルダ名を「system6」に変えて再起動してみたところ、症状は変わらず。

もちろん、そこまでのパス名全てをアルファベットにしているから、HDD名が日本語名だから、
という事でもない。

クラシックをもらった当初、まともに使おうだなんて思っていなかったのでOS等は貰った状態で
インストールディスクとかを持ち合わせていない。
そのため、
FDやMOにバックアップしてある動いていた状態のHDDの中身を戻す事はできても、
「初期状態に戻す」という事ができず、試行錯誤。

ところが、OSが米国アップルのサイトからダウンロードすることができるとわかって、
英語版だがインストールして初期状態にすることができた。

OS:system6.0.8
接続ソフト:MacPPP1.1.3(ConfigPPP&PPP)、MacTCP1.1.1

ここで感動したのは、システム6の軽さだ。
再起動にかかる時間は30秒程度、起動直後のシステム領域が360KB程度だった。

起動してみると、PPP接続には漢字トーク6の時のようなエラーもなく、
ダイヤルアップの設定をしてモデムを繋いでみたら、すんなり電話をかけ始めた。

このままだと英語環境なので、日本語化してみた。

日本語化ソフト:SweetJAM

SweetJAMはこの時点でフリーソフトになっていた。
SweetJAMは英語版OSと組み合わせることで、英語版アプリを日本語環境にして使えるという話なので、
やってみたらシステムは起動すらしなかった。
このときのメッセージでコプロがどうとか。
コプロ搭載のCPUじゃないと対応していないようだった。


OS:漢字Talk6.0.7+system7.0.1
日本語化ソフト:GomTalk


日本語化にフリーソフトのGomTalkを使ってみた。
サイズも大きくないし、扱いも難しくないようだが、
コレはSweetJAMのようにフォントやFEPがついているわけではなく、
システム7で漢字トーク6の日本語環境を利用できるようにするとのこと。

OSは米国アップルのサイトからsystem7.0.1をダウンロードして
インストーラから漢字トーク6に上書きでインストールしてみた。

しかし、コレもまたシステムすら起動せず。
漢字トーク6を正しくインストールするようメッセージがでてくる。


しょうがないので漢字トーク7.5を試した。
漢字トーク7.5と言っても、漢字トーク7.5のインストールCDに入っているツール
(FDで起動してHDDを初期化したりするためのものらしい)のシステムフォルダをそのままクラシックにコピーして、
更に、必要そうな拡張ファイルをシステムフォルダにコピーした構成にすぎない。

起動までの時間が長く、起動してからも遅く、日本語変換でさえ、入力遅延も大きく
押しているキーと表示される文字が一致しないくらい遅い。


OS:漢字トーク7.5
接続ソフト:MacPPP2.0.1(ConfigPPP&PPP)、MacTCP1.1.1
メーラ:Eudora_J13887


でもコレでダイヤルアップの設定やメールの設定をやってみると、
ちゃんとメールを受信するから素晴らしい。

ちなみに、起動直後のRAM空き容量は1800KB程度、メールとFTPくらいなら同時に使えそうだが、
動かないソフトが増えそうな気がする。



この時点で

 漢字トーク6でエラーの回避を試みるか

 英語版OSの日本語化を試みるか

 漢字トーク7の入手を試みるか

 我慢して漢字トーク7.5で使っていくか

なのだが、理想としては、system6で日本語表示させて軽く使いたい。。。



こんな感じでクラシックにOSを何度も入れ直した後、
クラシックがしばらく起動しなくなってしまうことがあり、
FDからsystem6で立ち上げて、内蔵HDD内のファイルを外付けHDDにバックアップ

続けて漢字トーク6を内蔵HDDに戻して再起動、

で、クラシックのシステムフォルダから不要なファイルを取り除こうとしたところ
PPPConfigとPPPがシステムフォルダに残っているが
起動時にいつものエラーが発生しなかったので、もしやと思ってコントロールパネルを開いたところ、
PPPの設定ができるようになっていた。

TCP/IPの設定はと言うと、MacTCPは削除済みだったため、MacTCP1.1.1を入れて、再起動、

ところが、またもやPPP関連のエラーが発生、コントロールパネルでPPPの設定ができなくなっていた。

試しに、MacTCP1.1.1の代わりにMacTCP2.0.6を入れてみると、
PPPの設定ができるようになっていたので、設定後、openボタンをクリックしてみると、
モデムが動き出した。

closeボタンをクリックしてメーラを設定してメール受信を実行してみると
メールを受信した!

PPP関連のエラーがでてくると言うことで、
ずっとPPP、PPPConfigそのものとOSの相性が問題だと思っていたら、
まさかMacTCPとの相性もあるようでした。

更に、PPP関連のエラーで、以前はシステムフォルダの名前を「system6」に
していたところ、繋がったときは「System Folder」にしていた。
もしかしたらPPPの設定ファイルのフォルダ名は固定なのかもしれない。


漢字トーク6を最小システムとインライン変換のみにして、
MacPPP1.1.3とMacTCP2.0.6を入れて再起動、

システムフォルダの名前を「System Folder」に書き換えて、各種コンパネとメーラも設定してメール受信開始、
程なくしてメール受信終了。

どうやら組み合わせ、設定が良いらしい。


ちなみに、モデムのピーガー音を消すにはモデムの初期化処理で
ATコマンドにM0を追加したら消えた。


この時点ではX68000と漢字トーク6で使えるwebブラウザが
MacWWW1.0.3ぐらいしか見つけられなかったので、とりあえずコレを使ってみたた。

PPP接続を行って、ブラウザを起動してみたら、なんだか英語のメッセージとかが出てきたが、
読まずにOKボタンとか押して
URL(www.yahoo.com)を指定した。

このとき日本語が表示できないだろうと、米国のURLを指定したのだが、
数分経っても表示されず、固まったと思って、電話代ももったいないと思ってモデムの電源を切った。
それから10分くらいクラシックを放っておいたら
米国Yahoo!のページを表示してた。


どうやらタグの解析で時間がかかっているようだった。


結局、表示までに時間がかかるようだと電話代がもったいないし、
英語はあまり読む気がしない。

その後、日本語化ツールでFontPatchn'ってのを見つけたのだが、このときは使わなかった。
日本語表示に変換するプロキシサーバはこういう需要もあるのだな。


この時点では

OS:漢字トーク6.0.7
PPP:MacPPP1.1.3
TCP/IP:MacTCP2.0.6

Eudora_J1388r7、MacWWW、ターミナルソフト

で良さそう。


そんなことやっていたが、たまに入手時の症状が発生して起動しなくなることもあった。

メモリチェックでエラーが発生しているとしても、果たしてメモリの交換だけで済むかどうかも不明だし、

ダメかと思って、またしばらく放って思い出した頃、再び電源を入れると、動き出したり。

どうやら、冬になると動かなくなるようなので、寒くなると動かなくなるのかも。

以前、古いPCで冬になるとなかなか起動しなくなる事があって、そのとき内蔵電池を交換したら
ふつうに起動するようになった事もあり、今回もそのパターンと思った。

この手のマッキントッシュの内蔵電池は3.6V乾電池を使用して、
当時1個で900円くらいした。



SL150 3.6V
左が単4乾電池、右側にあるのが3.6V乾電池

で、交換したが、結局駄目だった。


2002.3 処分。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PowerBook150の回顧録

2022-12-15 14:06:32 | PC関連
PowerBook150

マックブックは昔、パワーブックというシリーズだった。

パワーブック150、ネットとかでは「苺丸」とか呼ばれることもあるようで、
単純に150を いち ご まる と呼んでいるだけなのだが、
そこそこ人気があったと思う。

今でもマックブックは高価な方だと思うが、1994年の当時も同様で、
それの廉価版っぽく、クラリスワークスというオフィスソフトが付いたことで、これだけでも買ってすぐ使えるのが良かった。

当時はインターネットとかは敷居が高く、ブラウザも今ほどの性能でもなかったので、
クラリスワークスが付属されていなかったら、ワープロと表計算だけでも数万円するオフィスソフトの追加が必要だった。




スペックは
RAM8MB、HDD120MB、
液晶モノクロ4階調でSCSIポート装備。

単位はGBではなくMBです。

当時はUSBがなく、外付のHDDやCDドライブとかスキャナとかが接続できるポートとしては
SCSIだった。
SCSIのコネクタの形状は複数あるので、変換コネクタや変換ケーブルなどの組み合わせで
どうにか繋いでいた。
特にパワーブックは専用の四角いコネクタだったので、変換コネクタが必須だった。

あと、マウスの代わりにトラックボール、プリンタを接続するシリアルポートが1つ。

ちなみに、音声はモノラル。

で、当時、買ってすぐ壊れた。
買って、1日目、最初に起動させたときは問題なかったのだが、翌日、起動しないのだ。
すぐにショップに持っていってみると、数分後に起動。

内蔵バッテリが十分でなかったからじゃないかという事だったが、
まる一日、ACアダプタに繋いで充電していたので、そんなわけないと思いながらも
とりあえず動き出したので、その場は引き下がった。

が、その翌日あたり、苺丸がFDを含んだままダウン。

このときもACアダプタを使っているのでバッテリとは無関係と思い、
絶対に内部の接触が異常なのだと確信した。
とりあえず、呑み込まれたFDを強制イジェクト
してみたら、今度は、FDDが壊れた。
差しても「ウィーンカシャ」って音がしないし、アイコンも出てこない。

で、ショップに持っていったら、今度は一度修理しているから初期不良扱いには
できないので、新品との交換は不可とのこと。

ただし、工場へ戻して原因不明で修理不可能であれば、工場が新品と交換するかも、
って説明を店員がしてくれたので、
修理の際に、店員に状況を説明して内部のチェックもしてもらうようお願いし、
工場へ戻して修理(無料)してもらうことになった。
(その間、そのショップでは苺丸が¥10Kも値下がりしていた。)

で、結局、FDD部分を交換、全ての原因は不良FDDのせいとなり、
本体は正常ということで苺丸が戻ってきて、それからしばらくして
それまでの異常動作の原因がわかった。

ACアダプタのケーブルが途中で細くなっている部分があるのだ。

そこをいじってみると、Macのバッテリのゲージが充電中になったり通電中になったり。

つまり、苺丸本体ではなく、ACアダプタが不良だったのだ。

で、原因判明に喜び勇んで、そのショップへ直行、
ところがショップが「移転」、更に移転先不明ときたもんだ。
この間1ヶ月もしなかったと思う。

その後、少し離れたところに家電量販店がオープンしたので
ACアダプタを買いに行ってみると、そのときの店員がいました。
移転と言っていたショップとオープンした家電量販店に繋がりはないというから
移転ではなく閉店だったんだな、
ちなみに、ACアダプタは¥10K近くした。

その後、しばらくして、気が付いたら苺丸から音が出なくなっていた。

拡張が入っていないのか、RAM不足かとか思ったが、
起動音(「フォアヲーン」ってね)すらしなくなっていることに気づいて、
裏蓋を開けてにスピーカ周りを見てみると、コンデンサっぽいのが腐っていた。

つまり、物理的にブッ壊れていると考えるようだった。


HDDは120MB→240MBに交換した。
コンパックのノートPC AERO内蔵の240MBなのだけれど、
FMV biblo NC13Dの内蔵を3GBにしたとき余った1GBをAEROに入れたので。
つまりドミノ移植。(NC13Dは先日ストレージをSSDに交換したもの)

その後、内蔵HDDを540MBへ交換した。
ほぼ、倍々になっている感じ。
HDDの540MBは当時、ジャンク屋で500円だったから、つい買ってしまったもの。



SCSIでの接続ではCDドライブやスキャナが繋がった。

スキャナはエプソンのGT8500が繋がった。
もともとこのスキャナ、Windows95で使っていたのが、
その後、Windows2000にしたら対応していなくて、使わなくなってしまっていた。
WindowsXPに対応しだしたのだが、既に別のスキャナを買ってしまったため、
使わなくなっていたので、これを苺丸専用にした、


ただし、苺丸はモノクロ4階調の液晶モニタなので、カラーで読み込んでも
色の調節とかできなかった。



SCSIではないが、デジカメを接続しようとしたこともある。
富士フイルムのデジカメでは最初と思われるDS7があった。
充電式ではなく乾電池で、安い電池だと新品でも1枚目を撮ろうとするとバッテリ切れになった。
このデジカメにはビデオ出力があるので、画像を格納してプロジェクターに繋げば
簡易的にプレゼン用にもなった。

で、コレのインターフェイスキットが売られていたので繋ごうと思って買ったら、
画像取り込み用のソフトが
「CPU X68040以上」なので、MC68030の苺丸では使えないのでした。
スペックはよく見て買いましょう。

プリンタのポートはシリアルポートなのでモデムも繋がった。

当時、インターネットはモデムで電話回線に繋いでいたので、
これにもモデムを繋いでプロバイダへダイヤルアップ接続できないか試してみた。

TCP/IPでの接続を前提とするので
MacTCPとFreePPPを用意した。

MacTCPを使うことでtelnet、FTP、webブラウザでインターネットに接続できるようになる。


OSは付属の漢字トーク7.1.1。

これに使えるMacTCP2.0.6 がダウンロードできた。
インターネットスタータキットJ2-1.1.1付属の
ConfigPPP バージョンJ1-2.1.4
PPP    バージョンJ1-2.5
を使うとよいという話もあったが
雑誌の付録のCD-ROMに収録されて
取り説が日本語ということもあって、
FreePPP2.6vをインストール。

ダウンロードしたブラウザは
NCSA Mosaic for the Macintoshだった。


それから数年後、今から約20年前、
すんなり起動しなくなった。
パワーオンを数分押続けないと起動しなかったり、
コントロールキーとAppleキーを押しながらとかもやったし
小穴に棒を差し込んだりもした。

起動すると時計が狂っていた。
これがすんなり起動しない事と関連していたのかもしれない。
当時、Macは起動時に時計を見ているという話もあり、
時計が狂ってしまうと起動しなくなることがあるという噂。
内蔵電池が切れると時計が動かないということも考えられるので、
内蔵電池の交換でどうにかなるのかもしれないと思った。

そういえば、毎年、元旦に起動するとこんな
オープニングが出てきていた。



「あけましておめでとうございます」
が毛書体?で。
もしかしたら、これを表示させる
ためだけに、起動時に時計を
見ているのかも?

とりあえず内蔵の電池を交換するのに蓋を開けてみた。





手前にある緑色で形状がひょうたんなのが電池です。
手前の比較的大きめのが苺丸にもとから繋がっている方で、透明袋に入ったやや小さめの方が購入した電池です。
中央にある赤っぽいのは、大きさ比較用に置いたMMC(マルチメディアカード)です。
これはSDカードと同じ形しています。
MMCのケースは横幅3糎cmぐらいです。

この電池、似て非なるもので、結局交換できなかった。

更にその後一部キーが反応しなくなった。
「)」は出るのに「(」が出ないとか、半角の「“」も出なくなっていた。

そして、“6”より右側のキー全体が反応しなくなり、
仮想キーボードで操作はできるが、最早エディタとしての用途も途絶えた。

今も捨てずに残しているが、起動はしない。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする