半月ほど前に洋画編のベスト10を書いたけど、今日は邦画編。
ちなみに“日本の映画”という括りなので、アニメーション映画も含むことにしました。
(洋画の時もベスト10には入らなかったけどピクサー系は対象だったしね。)
今までに観た約370本から「現時点で思い入れの深い作品」を基準に選んだ10本、それでは発表したいと思います。
(順不同)
・「ガメラ2 レギオン襲来」
「ゴジラ」とは違う怪獣映画としての完成度の高さが素晴らしい。
特撮描写も、自衛隊も、すごくカッコイイ!
・「機動警察パトレイバー2」
「単に戦争でないというだけの消極的で空疎な平和は、いずれ実体としての戦争によって埋め合わされる。」
ロボットアニメで哲学と人間ドラマをやってのけた、押井節炸裂の一本。
・「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」
「クレヨンしんちゃん」と真の時代劇との見事な融合。
そして脚本と設定の奇跡に近い完成度に感動の涙。
・「シコふんじゃった」
学生相撲の青春を面白く、そして熱く描いた周防監督の代表作。
力の入る試合のシーンと、後味の良いストーリーが好きです。
あと竹中直人w
・「七人の侍」
これぞ日本映画の最高峰。
尺の長さなど問題にならない完成度!
・「砂の器」
「宿命」という曲と回想シーンのオーバーラップによって、この作品が“映画”でしか表現出来ない感情を描いたという点で、この映画は映画である事の意味を持つ作品になった。
・「椿三十郎」
スリルと笑いとアクションの見事な展開。
その際立つ娯楽性は、いつの時代に観ても決して色あせない。
・「東京ゴッドファーザーズ」
東京のホームレス3人に起きたある冬の奇跡の話。
今監督の作劇は、決して普段日の当たらない人物達でも現実的な描写で生き生きと描ききってしまう。
そのリアルの中に小さな奇跡が起こるから、またファンタジーとしての気持ちよさがある。
・「日本の一番長い日」
1945年8月14~15日。
戦前が終わり、戦後が始まった日。
講和か徹底抗戦か、命をかけて日本の命運のために行動した、様々な人物たちの姿を追った歴史ドラマの傑作。
・「ルパン三世 カリオストロの城」
「ルパン三世」なのに、随所に現れる図式はいかにも宮崎駿作品w
未来少年コナンのようなルパン、古典へのオマージュ、誇張した動きの面白さ。
エンターテイメントとしてのアニメの傑作。
洋画に比べればジャンルがバラけているものの、実写6本、アニメ4本、戦争と時代劇が透けて見えるのはやはり趣味の表れか?w
基本的には同じ監督から複数作品を選ぶのは避けたかったので、宮崎駿と押井守、原恵一の作品からは悩み抜いて上の三本を選んだんだけど、「ラピュタ」や「攻殻機動隊」や「オトナ帝国」を選外にするのは心苦しい…。
黒澤明は2本選んでいるけど、これは例外です。
この2本を外すわけにはいかない。
怪獣映画は「ゴジラ('54)」もしくは「ゴジラvsビオランテ」も入れたかったけど、自分の中では平成ガメラシリーズのワクワク感が忘れられなかったので、特にSF面でも評価している「ガメラ2」を選びました。
「パッチギ!」や「告白」は次点、「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破」も悩んだけど上記作品群にはまだ食い込まないかなあ?
やはりベスト10を選ぶのは難しい。
ちょっと油断するとアニメの比率が増えそうになるのが怖いところですが、今回は比較的ベタな線で落ち着いたかなと思っています。
次のベスト10はTVアニメーション編を画策中。
また近い内に紹介します。
ちなみに“日本の映画”という括りなので、アニメーション映画も含むことにしました。
(洋画の時もベスト10には入らなかったけどピクサー系は対象だったしね。)
今までに観た約370本から「現時点で思い入れの深い作品」を基準に選んだ10本、それでは発表したいと思います。
(順不同)
・「ガメラ2 レギオン襲来」
「ゴジラ」とは違う怪獣映画としての完成度の高さが素晴らしい。
特撮描写も、自衛隊も、すごくカッコイイ!
・「機動警察パトレイバー2」
「単に戦争でないというだけの消極的で空疎な平和は、いずれ実体としての戦争によって埋め合わされる。」
ロボットアニメで哲学と人間ドラマをやってのけた、押井節炸裂の一本。
・「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」
「クレヨンしんちゃん」と真の時代劇との見事な融合。
そして脚本と設定の奇跡に近い完成度に感動の涙。
・「シコふんじゃった」
学生相撲の青春を面白く、そして熱く描いた周防監督の代表作。
力の入る試合のシーンと、後味の良いストーリーが好きです。
あと竹中直人w
・「七人の侍」
これぞ日本映画の最高峰。
尺の長さなど問題にならない完成度!
・「砂の器」
「宿命」という曲と回想シーンのオーバーラップによって、この作品が“映画”でしか表現出来ない感情を描いたという点で、この映画は映画である事の意味を持つ作品になった。
・「椿三十郎」
スリルと笑いとアクションの見事な展開。
その際立つ娯楽性は、いつの時代に観ても決して色あせない。
・「東京ゴッドファーザーズ」
東京のホームレス3人に起きたある冬の奇跡の話。
今監督の作劇は、決して普段日の当たらない人物達でも現実的な描写で生き生きと描ききってしまう。
そのリアルの中に小さな奇跡が起こるから、またファンタジーとしての気持ちよさがある。
・「日本の一番長い日」
1945年8月14~15日。
戦前が終わり、戦後が始まった日。
講和か徹底抗戦か、命をかけて日本の命運のために行動した、様々な人物たちの姿を追った歴史ドラマの傑作。
・「ルパン三世 カリオストロの城」
「ルパン三世」なのに、随所に現れる図式はいかにも宮崎駿作品w
未来少年コナンのようなルパン、古典へのオマージュ、誇張した動きの面白さ。
エンターテイメントとしてのアニメの傑作。
洋画に比べればジャンルがバラけているものの、実写6本、アニメ4本、戦争と時代劇が透けて見えるのはやはり趣味の表れか?w
基本的には同じ監督から複数作品を選ぶのは避けたかったので、宮崎駿と押井守、原恵一の作品からは悩み抜いて上の三本を選んだんだけど、「ラピュタ」や「攻殻機動隊」や「オトナ帝国」を選外にするのは心苦しい…。
黒澤明は2本選んでいるけど、これは例外です。
この2本を外すわけにはいかない。
怪獣映画は「ゴジラ('54)」もしくは「ゴジラvsビオランテ」も入れたかったけど、自分の中では平成ガメラシリーズのワクワク感が忘れられなかったので、特にSF面でも評価している「ガメラ2」を選びました。
「パッチギ!」や「告白」は次点、「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破」も悩んだけど上記作品群にはまだ食い込まないかなあ?
やはりベスト10を選ぶのは難しい。
ちょっと油断するとアニメの比率が増えそうになるのが怖いところですが、今回は比較的ベタな線で落ち着いたかなと思っています。
次のベスト10はTVアニメーション編を画策中。
また近い内に紹介します。
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