ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

新たな輪が…♪

2015-07-12 15:30:14 | Weblog
ようやく青空が・・・と思ったらいきなりの猛暑続き! ホントに激しい気候に振り回されますね~!

木曜日、朝から加須市に向かい、M保育園をお訪ねしました。
知人のKさんが「素晴らしい保育園だから是非、一度お連れしたい!!」と春からお誘いを受けていたのですが、ようやくお互いのスケジュールがピッタリと合い実現したのでした!
国道から細い道に曲がるとすぐにM保育園があったのですが、まあ、敷地に入ったとたんに驚きの連続!!
数千坪の敷地はポプラやイチョウ、桜・・・さまざまな木々に囲まれていて森のよう・・・ホタルが生息している小さな川が流れ(地下に貯水した雨水を循環させているそうです)、池があり、青々とした芝生が一面に広がっているのです!
すべて木で作られた園舎、地域に開放されている児童館、老人のためのデイケア施設まで・・・!幼い子どもたち、児童、お年寄りが、集い触れ合い、育み合って生活を楽しむ「エコ・エデュケアセンター」です!

園内を案内していただいたら、あちこちの壁面に絵画が飾られ、ケヤキの大木がそのままオブジェになっていたり・・・細部まで子どもたちの環境を考えた作りになっていて「こんな環境に守られて育つ子どもたちは本当に幸せ!!」と大感動でした!!園長先生とKさんは、初代の園長先生の頃から深い繋がりがあるとのことで、色々なお話を聴かせていただくことができました!
たっぷりと素晴らしい環境を堪能させていただいた後、次なる集まりへ。
市民センターで地域の女性たちとお話をさせていただきました!さまざまな活動をされているKさんが、「是非、出会ってくださいね!」と設定してくださったのです。
地域の文化のこと等々、2時間程お話し合いが出来て、とても嬉しかったです!

そして最後にご案内してくださったのは、教会が運営している乳児園でした。
様々な事情により家庭での養育が困難な乳幼児たちを預かり育てている施設・・・。赤ちゃん一人に、一人ずつの保育士さんがついて「お母さん」として保育されているそうです。
各お部屋を見せていただきましたが、生後四日目の赤ちゃんもいて、本当に胸が痛くなりました。
でも、先生のお話をうかがいながら、愛の深さが伝わってきて、本当に良い出会いをいただいたと感謝でした。 そして嬉しいことに、「是非、保育士や子どもたちに絵本やお話を届けて欲しい!!」と言ってくださり、秋の研修会から、定期的に関わらせていただくことになったのです!!
あの赤ちゃんたちの「育ち」ために、私が少しでも役に立つことが出来れば幸せです!!  手探りですが、少しずつ学びながら関わらせていただければと思っています!!

朝から夕方まで、一日お付き合いくださったKさんに心から感謝でした!
そしてKさんと繋いでくれた友人のMさんにも!! ひとつひとつの出会いが、また少~し輪になって広がっていくことが幸せなことだなあと思います!!



七夕に願いを…♪

2015-07-07 14:23:01 | Weblog
昨日の午前中は、嵐山町の朗読サークルの例会日でした。
先月の発表会を見学してくださったTさん、Iさんが新しく入会されて、ますます賑やかなサークルになりました!
Iさんは、「昨日の夜は嬉しくて眠れなかったんです!」とのこと(笑)! そんな思いで参加してくださるなんて、私たちこそ嬉しいです!!
全員で、短い詩を朗読し合ってから、8月の図書館での発表会のための練習を少し。来月は午前午後たっぷりと時間をとって頑張りましょう!

例会終了後、いったん帰宅してから、銀座に向かいました!
「栗の会」の12月チャリティーコンサートの打ち合わせでした。 銀座4丁目の路地をちょっと入ったところにある美味しい珈琲店。すっかりお馴染みになったお店に入ると、すでにHさんとプルミエの富沢恵さんがいらして7か月ぶりの嬉しい再会!
早いもので、「栗の会」への出演は4度目・・・プルミエさんとご一緒するのは3度目になるのです! Hさんが「毎年クリスマスコンサートに」と企画してくださって、私もプルミエさんとご一緒できるのが楽しみになっています!
お会いするごとにお話も盛り上がって、夢もふくらみます♪  この12月は、賢治童話の「やまなし」に取り組むことになりました!
富沢さんが、どんな曲をつけてくださるのか・・・今からとっても楽しみです!!

打ち合わせが終了した後、新橋まで散歩がてら移動してHさんのご友人Sさんと合流し、お食事をご一緒しました。
去年も銀座でお食事会。年に一度の楽しい集い・・・七夕さまですね(笑)! 昨日も音楽の話、絵画の話、本の話・・・あちこちに話がとんで、あっという間の時間でした!

そして、昨日はもう一つ楽しみなお知らせが!
銀河管弦楽団の田中洋太さんから「曲ができました!」とのこと! いよいよリハーサルに入ることになりますが、どんな曲なのか、墨画とどう重なるのか・・・本当にワクワクしています!!

今宵はは七夕!
「どちらの公演も成功しますように!!」と星に祈りたいのですが、今年もまた雨模様・・・。 それではと、ガラスのお星さまをい~っぱいグラスに入れてテーブルに飾り、先日プレゼントしていただいた美しい花かごに短冊吊るすことにしました(笑)! 

篠のひびき…

2015-07-05 21:36:37 | Weblog
今日は、初台オペラシティに程近い「代々木能舞台」に出かけました。
17年前の出会いから、何度かステージをご一緒させていただいている横笛奏者の大野利可さんhttp://www013.upp.so-net.ne.jp/tomonari/の演奏会に、久しぶりにお邪魔したのです。

大野さんとの出会いも、その後ホントにぐるぐると不思議なご縁で繋がっていて、私の地元のお仲間や朗読サークルの会員さんがお弟子さんだったり・・・びっくりするやら嬉しいことがいっぱいなのです!
今日も、そんな嬉しい繋がりで、朗読サークルのHさんとご友人、Iさんとご一緒にうかがいました。
お昼に皆さんとオペラシティで待ち合わせ、のんびりと楽しいランチをしてから、徒歩5分の能舞台に。

高速道路が通り、高層ビルに囲まれた大都会の、とある路地を曲がったら、突然「異空間」のような静けさが! 住宅地の一角に「代々木能舞台」がありました。 玄関先は、近代的な住宅・・・と思ったら、一歩入ったとたんに昭和初期にタイムスリップ!  
歴史の刻まれた立派な能舞台で、国の登録有形文化財になっているそうです。

舞台の最前列に席をとり、息使いや衣つ゛れの音まで感じながら、熱のこもった利可さんの演奏をじっくりと、たっぷりと聴かせていただきました!!
前回、川越でステージをご一緒してから、あっという間に5年も経ってしまったのですが、久しぶりに凛とした笛の音に触れ、背筋が伸びるような気がしました!
そして、今回は利可さんの師である鯉沼廣行氏が出演されて、独奏、二重奏と素晴らしい演奏を聴かせてくださって、大感動でした!

たっぷり2時間、都会の喧騒から切り離されたような空間で、心洗われる笛の音色に浸ることができ、同行した皆さんも大満足、本当に素敵な休日を過ごすことができました!








おはなし“あ・ら・か・る・と♪”

2015-07-05 19:32:27 | Weblog
昨日、八王子市で開催された「おはなし“あ・ら・か・る・と♪”の公演が、無事終了しました!!

お昼過ぎにスタッフの皆さんと一緒に会場入りし、準備、リハーサルと、バタバタと・・・いつものことながら、本番前は、たっぷり時間があるようで無いような、ドキドキの時間です
でも、プログラムにちなんでTさんが大きなダリアを盛り込んで作ってくださった素敵な花かごが飾られ、皆さんがテキパキと動いて交流会の準備も完了し、私も徐々に「心の準備OK!」

あいにくのお天気にもかかわらず、ほぼ満席に近いお客様が集まってくださって、まずはほっと嬉しいため息!
去年も来場してくださった方たち、子育て時代を共にした懐かしい皆さんや、市内のもう一つのサークルや埼玉のサークルからも来てくださった方たちなどのお顔もいっぱいで、なんだかとってもアットホームな雰囲気になりました!

賢治童話の中から「まなつ゛るとダァリア」、あまんきみこ作「ちいちゃんのかげおくり」、工藤直子詩集から「おいで もんしろ蝶」の3作品を聴いていただきました。 もちろん、恒例の「お遊び」も(笑)! 大人ばかりの会なのに、何故あんなに盛り上がるんでしょうねえ~(笑)!!
約1時間の公演の後は、お楽しみのお茶会! Mさんがプロ並みの腕をふるって用意してくださったケーキとクッキー、淹れたてのコーヒー、紅茶をいただきながら、和やかな楽しいおしゃべりに花が咲きました!!
私の友人とサークル会員のお一人との楽しいご縁も判ったりして、出会いの不思議さ嬉しさをまたまた感じることができました!!

お客様たちが、本当に楽しそうに語らっていらっしゃる姿、「また次回も・・!」と笑顔で帰って行かれる姿を見て、心からほっとして、私も幸せになりました!
ご来場くださって本当にありがとうございました!

そして「おおきに」の皆さま、本当に素敵な企画をしてくださって、ありがとうございました!!お疲れ様でした!!










懐かしい一冊♪

2015-07-02 20:46:52 | Weblog
急に、ど~しても読みたくなって先週図書館で借りて来た懐かしい一冊!
息子が幼い頃、親しんでいた「岩波の子どもの本」(『ちいさいおうち』『ひとまねこざる』『はなのすきなうし』・・・等々)の中のひとつ・・・エーリヒ・ケストナー作の「動物会議」です!

あまりにも有名で、ここで書く必要もないのですが・・・
第二次世界大戦直後の1949年に出された絵本。
戦争で荒廃した人々の心・・・特に、何の責任もなく犠牲を強いられた「子どもたちの心の栄養のために」と生まれたお話です。

「戦争」という愚行を繰り返す「愚かな人間」を見逃しておくわけにはいかない!全世界の『こどもたちのために!!』と立ち上がった地球上のあらゆる動物たちが「会議」を開くのです!
そして「人間たち」に突きつけた要求・・・その要求をついに呑まざるを得なくなった人間たちは「条約」に調印します。
「われわれ、地球のすべての国の責任ある代表者は、生命財産を懸けて以下のことを実行する義務を負う。
    1. すべての国境の標識と警備兵は、これを排除する。もはや国境は存在しない。
    2. 軍隊およびすべての銃や爆弾はこれを廃棄する。もはや戦争は存在しない。
・・・・・・
    5.・・・真の教育の目的はつぎの点にある。すなわち、よくないことをだらだら続ける心がもはや存在しないようにすることである!
      (子どもを真のおとなに育てる「教育」が最も崇高な、最も困難な任務・・・と。)

私の再読した絵本は、原作から50年経って改めて出版されたもの。その訳者の「あとがき」に「・・・この50年の間に私たちは動物たちとの約束をやぶって、よくないことをだらだらと続けてきた一方で、ジョン・レノンの「イマジン」にも耳を傾けてきた・・・「想像してごらん、国境なんかないのだと」・・・これこそはケストナーがこの作品で言っていること・・・」と。 まさに、その通りなのですよね!
それなのに、戦後70年経った今、まだ人間はだらだらと「愚行」を続けるのだろうかと・・・絶望したくなります!

が、ケストナーは、「いやになってあきらめてしまうのは、もっと良くないことでしょう?」と、しぶとく言い続ける人だったとか!!

「飛ぶ教室」「エーミールと探偵たち」・・・等々、私や息子にも影響を与えてくれた愛する作家です!!
もう一度出会い直して、「当たり前のことを当たり前に言い続けること!」「踏みとどまる心の力!」を再確認できて、私も元気をもらえた気がします!!