イルチブレインヨガ成増スタジオ  ILCHI Brain Yoga

脳科学と東洋の伝統を融合したホリスティックヨガです

気を補う春の薬膳

2018-04-23 | 薬膳・漢方クッキング
漢方・薬膳の考え方のベースになっているのは、陰陽五行説です。
春の時期、「気」に関することを話題にしていますが、これも五行に基づくものです。

五行は様々なものを木・火・土・金・水の5つに当てはめて考えます。...
季節で言うと、春・夏・長夏・秋・冬というように。

五臓六腑では、春と結びつくのは「肝」「胆」になります。

ここでいう「肝」は肝臓ではなく、肝という機能と考えます。

「肝」の司る機能のひとつに、「気」というものがあり、そのため、春という季節が「気」と深い関係をもつ、というふうに考えるのです。

まっすぐ立っている木を想像してみてください。

前のめりになったり、後ろに反り返ったりしていると、根っこの部分が怪しくなったり、枝が落ちたり、見た目だけでも危険ですね。

人間の体も同じく、まっすぐに立っている状態を保つために、「気もち」が重要ですね。

ですから、食材でも、足りないものを補う「補気」や、いらない悪い気を出す「理気」が必要になってきます。

補気にいいのは、根っこをしっかりとさせてくれる、根菜、穀物など。

豆類などもいいですね。

理気には香りがあるものを。

しそ、セロリ、香菜、ジャスミン、みかんなど香りで風が通るようなものがお勧めです。

ちょっとした知識だけでも覚えておくと、食生活を正すだけで自然に健康になれます。

ただ、人によって状況はかなり違います。

薬膳とは、その人に合わせた御膳を出すことが基本ですので、まずは、ご自分の身体の状態を把握する、それも忘れないでくださいね!



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