アマチュア無線局 JO1KVS

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12V→13.8V ステップアップバーター MFJ-4416B ヒューズ対策

2011年10月01日 07時54分32秒 | アマチュア無線

昨年から車に導入しているステップアップバーターのMFJ-4416B

実はIC-7000Mの性能を十分に出すにはこういったステップアップバーターが欠かせません。

車の電源は電圧を監視していると12~14Vあたりを常に上下し、エンジンを切ると12Vを下回ることも多々。

電装品の使われ方具合でもかなり変化します。エンジンの回転の高い走行中でも13Vを切ることもあり、不安定なものです。

IC7000は13.8Vなら元気ですが、12Vだと全然元気がありません。パワーも半分くらいしか出なくなります。

もうちょっと電圧が下がると電源が落ちてしまいます。

モービル用の無線機なのですから、このあたり、もう少し粘りを持たせて、12Vでフル性能を保証してもらいたいものです。

これはIC7000に限ったことではなくて、最近のリグの傾向ですね。


話がそれました。このMFJ-4416B、使用中に一瞬大電流が流れることがあるらしく、電源ヒューズが飛んでしまうんです。

車のエンジンを切った状態でフルパワーのFM波やCW波を出せば、必然的に大電流になるのでそれならわかるのですが、そうではなく、負荷電流が急激に下がる瞬間、つまり送信から受信に移った瞬間にヒューズが飛ぶことも多いんです。

せっかくの安定化電源なのですから、しっかり最大電流も回路で制御して、ヒューズが飛ばないように抑えてくれれば良いものを・・・。

でもよくわかりませんがステップアップバーターは多かれ少なかれ瞬間的な大電流が流れる回路構成になってしまうようで・・・。

交信中に電源が切れると相手に迷惑がかかるのと、ヒューズがボンネット内と本体内部のどちらかが切れ、交換が大変。

これまではバッ直コードに車用のヒューズを入れていてこれがよく飛びましたが、バッ直をとても太いコードに変え、ヒューズも管型(もしかしてAC用?)になったら、なぜか本体内蔵のヒューズが飛ぶようになりました。これを交換するにはドライバーでネジを4箇所外し、蓋を開けないと交換できず、かなり面倒。もう飛ばしたくない。

なので、FMやCWで運用する時はパワーを半分に下げて使用しています。SSBのフルパワーはトラブル無しでしたが、これだと導入したメリットが半減してしまいます。

ここからが本題。対策の1つとして考えられるのがヒューズの代わりに簡単に復帰できるブレーカーにすること。実際にやられている方のブログを発見して、これは(・∀・)イイ!!かも、と思いました。中速型といって瞬間的なものに反応しないタイプを導入され、以降全くブレーカーが落ちたことは無いとのことでしたが、「絶対に真似をしないように」との注意書きがありました。

とりあえずどんなブレーカー(サーキットプロテクタ-)があるのか調べてみました。

見ていくと「車載用」と書いてあるものが。なんと車で使われているヒューズと同じ形の足をしたサーキットプロテクタ-がありました。

まさにヒューズ互換。置き換え用です。恐らく瞬間的な大電流でもしっかり落ちることでしょう。(落ちないほうが助かるけれど)

これなら大丈夫かな。本体のヒューズを直結にして外部にブレーカーを付けるわけではなく、本体内部のヒューズそのものをこれに置き換えるだけ。問題ないと思われます。

スイッチで復帰するもの、自動復帰するものの二種類がありました。

スイッチで復帰が良かったのですが30Aは受注とのことで、自動復帰の30Aものを注文してみることにしました。

ちなみに復帰には1分くらいかかるようですが自分でヒューズを交換する手間を考えるとはるかに手軽。どんなときにヒューズが飛ぶのかも気軽に実験できます。

届くのは10月中旬なのでそれまで楽しみに待つことにします。

頼んだのは、E・T・Aの1160 30Aタイプ ドイツ製 1560円 です。

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6 コメント

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いろいろ苦労されてますね (USoZo(JL1USZ))
2011-10-01 19:34:56
宅のモービルも「バッ直」から12.0V→13.8Vアップバーター(30A対応)を使ってます。
アドニスの30A分配器にリグ3台繋いでますが、
電源入れたままでエンジンスタートをしてもリグの
スイッチがOFF/ON状態になることがなくなりました。
3台全部入れっ放しでイグニッションを廻しても大丈夫でした。
FT-857 FTM-350A TM-D700。これらはIC-7000より
堪えてくれるのかしら。
 ウチのはヒューズがとんだ事まだありません。
え~っと UP1230A って商品です。
電線は8スケを使ってます。
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いいですね (JO1KVS)
2011-10-01 22:05:40
USoZoさん
こんばんは。
アップバーターいいですよね。エンジンかけたりした時にリグの電源落ちないのがすごくいい。
ヒューズ飛ぶクセが無くなれば無問題です。
なんとかなるといいんだけれど。
ところで8スケですか。うちのアーシングケーブルと同じ太さですね。すご~い。
こちらも先日5.5スケ平行ケーブルに変えたばかりです。
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Unknown (JF3MTM)
2011-10-03 14:48:57
いつのまにかIC-7000買われたんですね、私も欲しいです。車の発電機は14Vらしく、エンジン切るとバッテリーの12Vになるようですね。エンジン切るためにはアップバーターは必需品とうことなんですね。
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7000 (JO1KVS)
2011-10-03 18:04:33
はい7000はかなり前から車で使ってます。
FT100もそうでしたが、電圧降下にはとても弱いです。やっと拾ってもらったと思った瞬間に電源落ちてはいそれまでよ~なんていう経験は数知れずです。
アップバーターはあったほうがいいです。バッテリー上げないように注意が必要です。
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MFJ-4416B (たかさん)
2013-08-07 11:56:55
こんにちは、お世話になります。
MFJ-4416Bですがポータブルバッテリーには使用不可でしょうか?

ご回答頂けると幸いです。
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ポータブルバッテリーでは (JO1KVS)
2013-08-07 18:37:54
たかさん
こんにちは。
4416Bは昇圧コンバーターなので電源が何であれ動作はするはずです。
ただ電圧を上げるということはそれなりに無理をしているわけで数十%のロスが、言い替えれば負荷がかかります。
ポータブルバッテリーの体力(容量とかどのくらいの負荷でどのくらい電圧が下がってしまうか)が不足していると電流が多く流れる度にポータブルバッテリーが電圧降下を起こしてその都度変換効率が悪くなり、さらなる電圧降下を招き、という悪循環が生じます。元電源の下限電圧に引っ掛かって4416Bが変圧停止ということになります。
小電流なら全く問題ないはずで、元電源は乾電池でも動くはず。
要は負荷の大きさと、ポータブルバッテリーの体力のバランス次第ということになります。
負荷が13.8Vで10A流れるようなものだと、12Vから昇圧していろんなロスを加えて元電源からは15Aくらいは流れると思いますので、元電源にも相当の負荷がかかるのがこの手の宿命です。これが11Vになるともっと電流が増える、だからヒューズが飛びやすくなるというわけです。
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