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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

進撃の巨人3 諫山創 2010年12月9日 講談社

2015-07-17 06:54:39 | 進撃の巨人
巨人の出現により壁が崩壊し、無数の巨人が壁の中に侵入する。ミカサは次々に巨人を倒すがエレンの死の知らせに動揺し、危機に陥ってしまう。そこへ巨人を襲う謎の巨人が登場し、ミカサの窮地を救う。何体もの巨人をなぎ倒し、遂には力尽きた謎の巨人。その正体は・・・・・・!!
裏表紙より。
特別編を収録したお得な巻だよ!
その分本編が進まないことは気にしないように。



特別編 リヴァイ兵士長
『巨人』『壁』など世界観の説明のあと、壁外に挑む『調査兵団』についての説明。
その調査兵団に所属する『人類最強の兵士』をちらっと紹介する話。


リヴァイ 右に1体・・・・・・
 左に2体・・・・・・
ペトラ「兵長!!増援を集めてきました!!」
リヴァイ「ペトラ!お前は下の兵士を介抱しろ!」
 「残りの全員は右を支援しろ!!」
ペトラ「え・・・・・・!?」
リヴァイ「俺は左を片付ける!」
・・・はい?
『右に1体』『左に2体』なんだよね?
誤植かナ。
人気作品だってそういうこともあるよネー・・・


リヴァイ「おっと・・・」
 「おとなしくしてろ・・・・・・」
 「そうしないとお前の肉を・・・」
 「綺麗に削げねぇだろうが・・・・・・」
・・・ええぇぇぇ!?
2体の巨人を1人で瞬殺しよったで!?
並の兵士なら10人以上必要で、精鋭でも4,5人で連携して戦ってたのに。
これが『一人で一個旅団並みの戦力』と評される男の実力か・・・!

でもこういう「規格外」のヤツは、人格破綻者と相場が決まっておる。
きっと死にかけの兵士なんかゴミのようだとスルーするに違いない・・・
リヴァイ「お前は十分に活躍したそして・・・・・・これからもだ」
 「お前の残した意志が俺に"力"を与える」
 「約束しよう俺は必ず!!」
 「巨人を絶滅させる!!」
これは惚れる・・・
いや、崇拝するレベル


エルヴィン「巨人が街を目指して一斉に北上し始めた」
リヴァイ・ペトラ「!!?」
エルヴィン「5年前と同じだ街に何かが起きてる」
 「壁が・・・・・・」
 「破壊されたかもしれない」
よりによって『人類最強』が不在の時に、今現在の巨人侵入が始まっちゃった訳か。
なんともひどい話だ・・・で特別編完。




第10話 左腕の行方
少し時を遡り、場面はエレンがアルミンを庇って巨人を食われた直後。

エレン「・・・・・・・・・」
 「こんな・・・・・・」
 こんなハズじゃ・・・
エレン「うッ・・・」
 「あぁぁ・・・」
巨人の腹の中で絶望するエレン。
もうおしまいじゃー

エレン「あ・・・諦めて・・・」
 「たまるか・・・」
 「駆逐してやる」
 「この世から・・・」
 「一匹残らず」
 「・・・オレが・・・」
 「この手で・・・」
その時(太公望と太上老君の修行的な意味では無く)覚醒する・・・!


そして現在。
ミカサ「・・・・・・・・・エレン!!」
エレン「・・・・・・!?」
アルミン「エレン!ちゃんと体は動くか?意識は正常か?」
 「知ってることを全部話すんだきっと分かってもらえる!」
意識を取り戻したエレンは、他の兵士たちに囲まれていました。

キッツ「率直に問う」
 「貴様の正体は何だ?」
 「人か?」
 「巨人か?」
「もう一度問う!!」
 「貴様の正体は何だ!?」
自分でも自分に何が起こったのかよくわかっていない上に、
意識を取り戻す直前に『殺シテヤル・・・』なんて呟いちゃったエレン。
『人間です』――そんな言葉でこの場を収めることなど、できるはずがなかったのです・・・

放たれる大砲。
その時エレンは父グリシャの言葉を思い出す。
グリシャ「エレン・・・この鍵を・・・ずっと」
 「肌身離さず持っているんだ・・・」
 「そしてこの鍵を見るたびに」
 「思い出せ・・・」
 「お前が地下室に行かなくてはならないことを・・・」
そしてエレンに『記憶障害』を引き起こす(副作用?)謎の注射をしたグリシャ。

グリシャ「使い方は彼らの記憶が教えてくれるだろう・・・」
 「ミカサやアルミン・・・みんなを救いたいなら」
 「お前はこの力を・・・」
 「支配しなくてはならない」
炸裂する砲弾。
そこにはミカサとアルミンを庇うとんでもないものが・・・!で次回。



第11話 応える

エレン「まだ様子を窺っているのか・・・放心してんのか・・・」
 「今のところ駐屯兵団に動きは見られないが・・・・・・最終的には」
 「攻撃を続行するだろう・・・」
 「こんなもん見せた後で会話できる自信はオレには無い」
まぁ「みんなトモダチ☆」とはならんわな・・・。

エレン「ただ・・・一つだけ思い出した・・・」
ミカサ・アルミン「・・・!?」
エレン「地下室だ」
 「オレん家の地下室!!そこに行けばすべてわかるって親父が言ってたんだ・・・・・・」
エレン「オレは・・・ここを離れる」

アルミン「どこに?」
 「どうやって?」
エレン「とりあえずどこでもいい」
 「そこから壁を越えて地下室を目指す・・・」
もはやこれまで・・・
しかしエレンの家は壁の外側な訳で・・・無茶すぎる。

ついていく、くるなと言い争うミカサとエレンの側で、アルミンは絶望しておりました。

アルミン 結局僕は・・・・・・最後まで
 臆病者以外の何かにはなれなかった・・・
アルミン もう・・・
 これで・・・
 3人が揃うことも
 無いだろう・・・・・・
ざんねん!!
アルミンの しんげきは ここで おわっ・・・


エレン「これはオレ程度が思いついた最終手段を判断材料として話したまでだ」
 「あとはアルミンの判断に任せる」
・・・おおっ!?

エレン「お前ってやばい時ほどどの行動が正解か当てることができるだろ?」
 「それに頼りたいと思ったからだ」
さらにミカサもエレンに同意。

アルミン これ以上の説得力がどこにある・・・
 僕に命を任せると言っている二人は・・・
 僕が・・・
 この世で最も
 信頼している人間だ・・・

 「必ず説得してみせる!!」
 「二人は極力抵抗の意思が無いことを示してくれ!」
恐怖に支配されたこの状況、収めることができるのか!?


キッツ「迎撃態勢をとれ!!」
 「ヤツらの巧妙な罠に惑わされるな!!」
ダメでした\(^o^)/


アルミン「私はとうに人類復興の為なら心臓を捧げると誓った兵士!!」
 「その信念に従った末に命が果てるのなら本望!!」
それでもこの場の責任者であるキッツ隊長は止まらな・・・


ピクシス「よさんか」
 「相変わらず図体の割には小鹿のように繊細な男じゃ」
 「お前にはあの者の見事な敬礼が見えんのか」
ピクシス「ワシは・・・」
 「あの者らの話を」
 「聞いた方がええ気がするのぅ」
話がわかりそうなピクシス司令が登場して次回。




第12話 偶像

ドット・ピクシス・・・トロスト区を含む南側領土を束ねる最高責任者であり
 人類の最重要区防衛の全権を託された人物
ほほう・・・
そんな偉い人が最前線に来た訳かー。なるほどなー。

アルミンがピクシス司令に「エレンが壁を塞ぐ」という『皮算用ですらない思いつき』を話すと、
なんとこの司令、早速実行に移すと宣言。
えー即断即決するには不確定要素が多くないっスか・・・
エレン「オレもそう思ったが多分作戦を実行する以前に根本的な問題があるんだ・・・」
 「ピクシス司令はその現状を正しく認識してる」
 「敵は巨人だけじゃない」
どういうことだってばよ・・・?


ピクシス「これよりトロスト区奪還作戦について説明する!!」
ピクシス「彼は我々が極秘に研究してきた巨人化生体実験の成功者である!!」
 「彼は巨人の体を精製し意のままに操ることが可能である!!」
ピクシス「巨人と化した彼は前門付近にある例の大岩を持ち上げ」
 「破壊された扉まで運び穴を塞ぐ!!」
単純明快な作戦だね!
よーしみんながんばろー


ダズ「嘘だ!!」
 「そんなわけのわからない理由で命を預けてたまるか!!」
 「俺達を何だと思っているんだ!?俺達は・・・」
 「使い捨ての刃じゃないぞ!!」
逃げ兵士A「今日ここで死ねってよ!!俺は降りるぞ!!」
逃げ兵士B「俺も!!」
逃げ兵士C「わ・・・私も・・・」
ですよねー
「人間に味方する巨人を作ったからお前ら巨人の群れを突破するため援護しろ」
なんて言われましても・・・信じられる方がおかしい。
しかしこのまま兵の統率が失われたらもう・・・

ピクシス「ワシが命ずる!!」
 「今この場から去る者の罪を免除する!!」
なんですとー?


ピクシス「一度巨人の恐怖に屈した者は二度と巨人に立ち向かえん!」
 「巨人の恐ろしさを知った者はここから去るがいい!」


 「そして!!」

 「その巨人の恐ろしさを自分の親や兄弟愛する者にも味わわせたい者も!!」
 「ここから去るがいい!!」
・・・逃げようとした兵たちは反転する。
『最後の希望』のために。


ピクシス それは人類が奪われてきたモノに比べれば・・・
 小さなモノかもしれん
 しかしその一歩は我々人類にとっての
 大きな進撃になる
ゆっけーエレンー
勝利をー信じて―


ミカサ きっとエレンには
 私達を導く強い力がある
 「?」
 「エレン?」


・・・何してくれてんだぁぁぁ!!?で次回。




第13話 傷

アルミン「・・・エレン・・・」
 「何をしているんだ!?」
 「エレン・・・・・・!?」
Q.なにしてんだー?
A.オチてるー!




時間切れ。
話数が少ないって言っても1話ごとが長いからご覧の有様だよ!




※17日夜引用タグや「」を修正。本当にひどい有様だったよ/(^o^)\




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