ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

青島で幻の滝に会えた

2016-05-05 15:06:49 | 釣り
北海道釣魚連盟副会長であった亡きKさんの、釣りの下見に竿を持って行くなという教訓を思い出し、身軽な格好で家を飛び出しました。昨年通った時に青島のバス停が無くなっていたのを知っておりましたので、厚田区の海岸を望来から古潭とゆっくりと車を走らせました。それらしい沢(写真下)を確認し、ようやくたどり着きました。





漁師の仕事小屋は、上の写真のように、廃墟のようでしたが、漁師が大きな音で音楽を流しながら、船上げ場の修理でコンクリートを混ぜていました(写真下)。専業漁師はみんな死んだ。家族は、近くの厚田や石狩、札幌に住んで、漁の始まる頃に、住んでた家に通って来るのさ、もうそろそろカレイとホッケだ。



ああ、幻の滝は、雪解け水や雨の後に出来る。夕べ雨が降ったから、流れてるんでないかい。と伺って、崖崩れの石の音が聞こえる岬を、恐る恐る、巡ると、写真下のように、か細い流れが崖を伝って落ちているのをみつけました。10回近く訪れているのですが、初めて水の落ちているのに出会えました。





滝の先、厚田の方角は、10年ほど前だったか、ブログで紹介したシロクマさんの聖地、青島の湾洞です(写真上)。浅い、跳び根の玉砂利浜です。
カレイ、ホッケ、ハゴトコ、アブ、カジカなど適当に釣れてのんびりと時間が過ごせます。写真下のように雪解け水で削られた大きな岩も落ちそうな、崖崩れし易い崖下の釣り場ですので、十分な注意が必要です。家族連れ、特に小さな子供さんには、危険です。写真下は、帰りの登り道です。駐車場はありません。厚田や古潭から渚を歩いて来ることができます。