宇治上神社を出てさわらびの道と名付けられた小路を行った先にある源氏物語ミュージアム に入りました
誰でも知る有名な源氏物語
その昔「いずれの御時にか~」ではじまる原文には悩まされた 記憶が…
後年現代語訳で読んだ事もあったけれど物語が長すぎて後半の宇治十帖は多分読まなかったかも
なので登場人物も薫と匂の宮の名前ぐらいで良くわからない
でも王朝文化の雰囲気は味わえました~
ミュージアムを出て三室戸寺をめざそうとしたけれどナビから外れてしまうこと度々
この前来た時も道に迷ってウロウロしたことが脳裏に浮かびまた?との思いが強くなって断念
日本最古の橋といわれる宇治橋を渡りJR宇治駅へ
下を流れる宇治川の流れの速いこと 日本三急流だそうです
黄檗山万福寺
総門
万福寺は中国から渡来した隠元禅師が開祖ということで明様式の建物が並ぶ
とても大きなお寺です
人影もまばらな異国情緒あふれる境内を一人歩く姿は映画か何かのワンシーンのようでも?なんちゃって
三門を抜けて進むとまず目にはいるのが黄金の布袋尊
日本のお寺には見られない布袋様に「中国的」を感じさせられます
布袋様は弥勒菩薩の化身なのだそうですが両者が結びつかないのは私だけではないのかも
このお寺で目を引くのが↓の開版(かいばん)と呼ばれる魚の形をした魚版
木魚の原形になったものだそうです
今でも時を知らせるのに使われていて丸くすり減った部分がそれを物語っています
長く続く回廊がいい感じです 法堂の勾欄の卍くずし模様も素敵でした
伏見稲荷神社
ここは近年外国旅行者に大人気と聞いていましたが
外国人も多いですが若者の多い事
以前来た時はこんなではなかったのになんだか場違いにいるような居心地の悪さで早々に退去でした
キツネの絵馬は自由に顔が書き込め、いろんな顔のキツネがいて楽しい
お稲荷様といえばキツネですがここにいたたくさんのキツネ像は
稲穂や巻物、鍵、玉などいろんなものを咥えていて何?でした
そこでちょっと調べてみました
稲穂・・五穀豊穣を表す
巻物・・知恵を表す
この二つはすんなり納得でしたが玉や鍵は?
伏見稲荷大社には、玉鍵の信仰があるそうです。
「玉は稲荷神の霊徳の象徴で、鍵はその御霊を身につけようとする願望である」とか、
「この玉と鍵は、陽と陰、天と地を示すもので、萬物は、この二つの働きによって、生成し化育する理を表している」
と意味づけられているとのこと。
さらに興味深いことは花火が打ち上げられる時の「たまや~」とか「かぎや~」の掛け声は
このキツネの玉と鍵に由来していると知り「へぇ~」でした
人・人・人で大混雑の千本鳥居
若者たちはそんな中でも記念撮影に余念がなくポーズを決めているので
おばさんはシャッターを切れません
千本鳥居を過ぎ奥ノ院からさらに続く鳥居でやっと人影が途絶えた所で一枚
2日目に続く