手づくりパン工房「ベンチタイム但東」

豊岡市但東町に移住して6年になりました。パン工房、田舎暮らし、地域の情報、愛犬のことなど、いろいろなことを・・・

ひょうごボランタリープラザ

2007-10-30 19:42:03 | ひとりごと
久しぶりに神戸に出かけました。JR神戸駅近くののクリスタルタワーにある「ひょうごボランタリープラザ」を訪ねることが目的でした。
インターネットで調べると1時30分に目的地到着ならば、JR福知山駅10時25分、但東町の自宅を出るのは余裕をもって9時30分。4時間という気の遠くなる時間です。県庁の所在地に行くのに往復8時間、かかる費用は乗車券代だけでも往復4410円という時間と費用では、「中央の会議には呼ばれない」「簡単に行けない」但馬はますます疎外され、中央の情報がなかなか入ってこない感じがします。
奈良県でも女性団体の協議会があったりした時には、吉野の奥の方からでも早朝に出発して参加される方がありました。情報をしっかりキャッチして持ち帰り、山奥でもその情報を生かした活動をすることで活性化が図られていました。
兵庫県も遠すぎるから費用がかかりすぎるからと、但馬を別格扱いをしていなければいいのですが・・・
さてボランタリープラザの訪問の用件は、NPO法人手続きの件でした。
障がい者も共に働いているパン工房存続のための方策を模索しています。

いっぽいっぽ

2007-10-28 15:38:37 | ひとりごと
神戸新聞に毎日曜日、ダウン症親の会いっぽいっぽクラブ代表の幸田啓子さんが、まどかさんというダウン症の10歳になるお嬢さんのことを連載されています。
奈良でパン工房をしていた時に、しばらくダウン症のEちゃんという女の子を預かったことがあります。
高校を卒業して、作業所のようなところに行くかまたはダウン症の子供たちばかりの集まりの場所を選択するか、そのためにパン作りを社会勉強としてさせてみたいという家族の思いの中で実現したわけです。
毎日ひとりでバスに乗ってやってきました。いつもニコニコしていて可愛い表情とその素直さは、ダウン症の子どもの持つ素晴らしい面ですが、残念なことに長時間の労働は無理ということが分かりました。
多分今は、ダウン症の子どもたちを支援しているユーカリの会で体に負担の少ない作業をしていることでしょう。
ハンディは人それぞれに違うので、障がい者の自立といわれてもその人に合った仕事を見つけるのは、健常者以上に至難の業です。親自身がもっと幼いときから自分の子どもの能力をしっかり見つめて、その子に出来ることを辛抱強くさせることが自立につながるというのが私の持論でもあるのです。高校を卒業するようになってからでは遅すぎると思うのです。
厳しいかもしれませんが、自分の子どもは自分が亡くなった後のことも視野に入れて、将来のことを考えてやらなければ「この子が生まれて良かった」とはならないと思うのです。

出石の新そばまつり

2007-10-27 17:01:27 | ひとりごと
明日28日の午前10時から3時ごろまで、出石総合支所前の広場で、今年収穫されたそば粉を使用して、新そばまつりが開催されます。
同じ豊岡市でもこんな情報は入らず、実はベンチタイムの黒豆ミルクパンを店頭で販売されている「たるまん」さんに、ご挨拶に伺ってチラシをいただきました。
「たるまん」さんは3年前から営業されているとか・・ちょうど西ノ丸駐車場の近くで、スーパー西垣の裏に位置します。手づくりの品がたくさん並べられていて、もちろんおそばも食べることができます。ちょっと隠れ家的存在で女性向のお店の感じがしました。
出石にはおそば屋さんが40軒ほどあります。その中で私が行ったのは数えるほどです。こんなにたくさんのおそば屋さんがあると、それぞれのお店で他店とは違う工夫をされていることでしょう。自分で確かめて、おすすめのおそば屋さんを見つけたいものです。

小さな愛を・・・

2007-10-24 22:11:41 | ひとりごと
中学時代からの親友・菰池博子さんからCDが送られてきました。
彼女は7月の鬼子母神・法華寺での七夕コンサートに、夫と共に出演してくれたソプラノ歌手です。彼女の歌の中で、私が一番好きな「さとうきび畑」も入っています。ソプラノの歌は日常的に聴くことは少ないのですが、ベンチタイムの店内で流すことにしました。
彼女は地元の中学校卒業後、大阪音大の付属高校から大学に行きました。それぞれ歩む道は違いましたが、彼女のお母さんがあったかい雰囲気の昔のおふくろさんで、彼女が家にいなくても、私は学校の帰りそして職場の帰りによく寄ったものです。
彼女のCDを聞いているとそんな昔を思い出します。

インターネット

2007-10-22 16:05:48 | ひとりごと
先週、夫が岡山県のB市で研修があるために、研修場所近くの宿泊施設を選ぶのにいつものようにインターネットで検索し予約をしました。
瀬戸内の海の近くですから、その旅館のタイトルに魚美味倶楽部とついていましたし、新鮮な食材をうたっていましたので、多少は期待もして泊まったわけですが、
残念ながら大はずれだったそうです。
インターネットで表現する限りは、書いてあることと事実に差があってはならないというのが常識と思っていましたが、今はそうではないようで、いかに飛びついて検索してもらえるかが柱で、そのためには「過大表現も良し!」という感じがします。
ベンチタイムは自動車の車体にも、現実に作っているパンをデジカメで撮り、それを拡大してラミネート加工をしてもらってそれを貼っています。(経済的に考えたことでもあるのですが・・・)
インターネットでの表現も事実と違わないように表現しているつもりです。でもインターネットの世界が過大広告ありならば、注文する方も疑心暗鬼で見ておられるのかもしれません。
実は、先日「ほんもの便」をご注文いただいたお客さまから、野菜などといっしょに入っていたドイツバケットが、賞味期限の翌日にカビが出ていたと連絡がありました。添加物を入れていないので早くカビが出るとはいえ、かってないアクシデントです。パンはどのパンも焼いたその日に、よくさましてから包装して発送しています。宅配便は北海道や沖縄、東北の一部を除いてほとんどが翌日到着です。
考えられることは、①野菜の水分が移ってしまったか②配送途中の保管状態のせいか③よくさましたとはいえぬくもりが残っていた④到着してからの状態が悪かった この4点でしょうか。
でもお客さまにすれば、「ひょっとして古いパンを入れたのでは」と思われたかもしれません。そんなことはベンチタイムではまったく考えられません。
今、食品加工事業でいろいろな問題が出てきています。流通に乗った事業展開をすればするほど無理な点が生まれるのです。日本の従来の、地域で作られた品を地域で消費する形ならば、体に悪い保存料や品質を保つ添加物などを入れなくて済むのですから・・・

好評の黒豆ミルクパン!

2007-10-19 23:04:51 | パンについて
水の代わりに牛乳を入れて練った生地に、丹波の黒豆を入れた「黒豆ミルクパン」が好評です。普通のパンの倍の大きさですが、口当たりが良いのと、黒豆がパン生地の中に入っているのがちょっと楽しみな感じですので、ぺロッと食べてしまいました。作るだけではお客さまの立場になれないので、今日はひとつ全部を試食してみました。添加物を使っていないベンチタイムのパンの特長である歯ごたえはありましたが、クセになりそうな食感でした。
出石のおそば屋さんが、お土産用に並べてみたいといってこられたので、明日は20個納入する予定です。

シルク温泉やまびこ

2007-10-17 21:39:48 | ひとりごと
但東いろどりフェスタと同じ流れで、シルク温泉やまびこでも餅つきやよさこい踊りなどのイベントがありました。豊岡市の中貝市長が杵を持って餅つきをされている写真がブログに載っていました。市長は総合支所前の会場でも挨拶をされ、次々と出店のテントをまわっておられたので、日曜日といっても休みにならずほんとにご苦労さまです。ベンチタイムにもお立ち寄りいただきました。パンのお買い上げありがとうございます。
出店していると会場を離れることが出来ず、隣という距離ではないので様子もわからず残念でした。大画面に映し出して、お客さまに両方の様子が分かると足を運んでもらえるのではないでしょうか。
そういう新しい試みもこれからは必要かと思います。

但東町いろどりフェスタ!

2007-10-15 15:06:09 | ひとりごと
恒例の「但東町いろどりフェスタ」14日(日)晴天のもとで開催されました。
今年から但東町商工会の主催となりましたが、役場主体で実施されていた時と違って、地域の自立したイベントとしてやめないで継続されることは、地域活性化のひとつの起爆剤にもなっていいことと思います。ただ、住民のたくさんの参加や近隣の町村からも来ていただける工夫が必要でしょう。
「ベンチタイム但東」も頑張りました!
ステージのプログラムが次々と進む中で、お客さんには買い物もしていただかなくてはいけないので、主催者側はあれこれと大変です。司会者がそれぞれの店のインタビューをしてくれたのは良かったのですが、なぜかベンチタイムはとばされてしまいました。それはないでしょう。
今回は同じブースで、農家民宿の八平さんが手づくりの五平餅を炭火で焼いて販売されました。これも手づくりの味噌ダレが美味しくて好評でした。
商工会女性部の「ちりめん音頭」も無事終わりました。音楽が聞こえれば自然に踊りだすという皆さんのキャリアにはなかなかついていけませんが、お揃いの紫の着物を着て、ところどころ間違いながらも踊りぬきました。

障がい者の自立

2007-10-13 23:33:48 | ひとりごと
今週は出石特別支援学校から、高校2年生の渡辺君が社会体験ということでベンチタイムで実習をしました。昨日で無事終了し、引率の先生も3人が交代でごくろうさまでした。
メガネをかけても見えにくい彼が、透明な袋にパンを入れたりラスクを作ったりとなかなか大変だったことと思います。目が見えにくいハンディでは普通の仕事は無理なことも分かったでしょうか。自分のできる力を自覚し、自分に何が出来て継続することが出来るか、早く見極めて欲しいと思いました。彼個人の問題ではありますが、自分の将来像をできるだけ早く想像できるように、親と教師が一丸となって支援しなければならないと思います。
この4日間で、袋にパンを入れることだけでも、とまどっていた1日目よりも毎日上達しています。同じことを毎日続ける努力をしていれば、人よりも秀でた能力になるのです。
何事も基礎は10年といわれます。この言葉は私の実感でもあるのですが、10年継続しようと思えば、超えなければならないハードルもいくつかあるでしょう。
自分に向いていること、これならば少々つらいことがあっても辛抱できることを、早く見つけて欲しいと思います。

ちりめん音頭

2007-10-13 00:28:36 | ひとりごと
いよいよ14日(日)は但東町の「いろどりフェスタ」開催です。毎年の恒例で合併前は但東町の役場が主催でしたが、今年からは但東町商工会が主催になり、各ブースの出店者は参加費を出すことになりました。
ベンチタイムもパンをいろいろと、宅配便「ベンチタイムほんもの便」に入れている品も販売することにしています。
そして、商工会の女性部は毎年のラーメン店に加えて、ちりめん音頭を踊ることになりました。
昭和50年ちりめん工業が盛んな時に作詞作曲されたもので、都はるみが歌っています。昔は、運動会やイベントの時によく踊られたようですが、ちりめん工場の減少と共に踊られなくなってしまったようです。
女性部の皆さんは良く知っておられますが、私だけがまだ移住して3年ですから、2回の練習で覚えるのがやっとでした。
おそろいの紫の着物もあり、「いろどりフェスタ」に華を添えることになるでしょう。当日の3時ごろです。ぜひご家族おそろいでおいでください。