南無煩悩大菩薩

今日是好日也

いつの世も

2024-03-05 | つぶやき

少年読者諸君に一言する。日本の政治は立憲政治である、立憲政治というのは憲法によって政治の運用は人民の手をもって行なうのである。

人民はそのために自分の信ずる人を代議士に選挙する、県においては県会議員、市においては市会議員、町村においては町村会議員。

これらの代議員が国政、県政、市政、町政を決議するので、その主義を共にする者は集まって一団となる、それを政党という。

政党は国家の利益を増進するための機関である、しかるにの政党と乙の政党とはその主義をにするために仲が悪い、仲が悪くとも国家のためなら争闘も止むを得ざるところであるが、なかには国家の利益よりも政党の利益ばかりを主とする者がある。

人民に税金を課して自分達の政党の運動費とする者もある。人間に悪人と善人とあるごとく、政党にも悪党と善党とある、そうして善党はきわめてまれであって、悪党が非常に多い。これが日本の今日の政界である。

-引用/佐藤紅緑「ああ玉杯に花うけて」1928年発行より

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あ、うん。

2023-12-23 | つぶやき

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ヒトの便のサンプル。巨大な細菌を含む腸内微生物叢があることがわかる。

 

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千里眼と順風耳

2022-11-22 | つぶやき

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千里眼という神と順風耳という神を昔の唐の船はみな祀っていたらしい。

西遊記によると、天上の上聖玉帝、千里眼、順風耳はその臣で、千里眼はよく下界の事を見、順風耳はよく下界の事を聞くということのようです。

愁賛鼻とか清濁舌なんていう神も思い描いてみたくなります。

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敬意

2022-10-27 | つぶやき

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もし、あなたに敬意を表明された人が、あなたが敬意を抱いている物事および人物に対して、横柄な態度を取るようなことがあったとしたら、

その人のあなたへの尊重は、疑った方がいいのかもしれない。

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かりの宿

2022-10-23 | つぶやき

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やどかりを尊敬するところはどこかというと、

家を買うと家が自分の大きさを決める人間と違って、自分が大きくなれば家を捨てていくところにある。

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燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや

2022-10-21 | つぶやき

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立つ鳥跡を濁さず。

とはいうものの然りながら、同じ鳥でも、足に膜のある鳥は濁していくし、膜のない鳥は跡を濁さない。そのようにできている。

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心の隙間

2022-10-19 | つぶやき

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ぽかりあいてしもうても誰にも埋めてはもらえしません。

なんしか自分で掘ったもんやから、人には埋め方がさっぱりわからんのです。

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人情の行方

2022-10-18 | つぶやき

(picture source/人生劇場)

昔、呉起という将軍がいた。

部下の一兵卒に腫物ができ、膿を吸い取ってやらなければ命が危ないということになった。ところがだれもこれを吸い取ってやるものがいない、それを将軍呉起は自らこれを吸い取ってやりました。

その話を聞いた兵卒の母親は大きな声をあげて泣き叫びだしました、そこにいたある人が怪しんで「お前の息子は一兵卒じゃないか、その腫物を大将軍がじきじきに吸い取ってくれたなら大いに喜んでいいのに、何を悲しんで泣くというのだ」と聞きました。

するとこの母親はこう言ったそうです。「私の亭主も兵隊に出てあの将軍の下におりましたが、やっぱり腫物ができた折に将軍自らその膿を吸い出してくれました。亭主はその為に、あの将軍のためなら命は惜しくないと、ついに討ち死にしてしまいました。私の息子も将軍からそういうお取り扱いを受けたならば、命を捨てるに決まっているから泣いているのです」。

 

人情には機微というものがある、呉起にも息子にも父にも母にもみんなにある。が、その出所と落としどころとその先を自覚する者はたぶん無い、もし自覚していたならばそれは、人情とは別物だろうと思える。

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津行ったー

2022-10-18 | つぶやき

つぶやき、とは、知っている人はもちろんだろうが、知らない人はもっとなんもわからん、そういうものだろうと思います。

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