ついに閉店

先日ブログに書いたいきつけの居酒屋がついに閉店してしまった。閉店当日は混み混みだと思い、台風まっただ中ではあったが(しかも出張帰りのその足で)閉店前日に顔を出してみた。

台風の影響か、予約なしでも席は空いていた。ただ、明日の最終日はもう予約でいっぱいらしい。

この日は、飛露喜、十四代の本丸、東北泉の瑠璃色の海、裏・雅山流、蒼空、磯自慢などなど暴飲族2人で5合ずつぐらいいただいたが、ブログのことは考えずにただただ飲むことにした。

ただ、朗報があり、移転先が見つかって、近々別の場所でまた店を再開することになったらしい。やっぱり常連さんたちの要望が多かったようだ。今度の店は広いらしいし、冷蔵庫ももっと大きくして欲しいな。

とは言っても、この店の風景を見られるのは今日が最後。オヤジっぽい雰囲気ではあるが、なんだか落ち着くんだけどなぁ。この壁のメニュー(写真)を見るのも今日が最後か。そうそう、この店には各テーブルにはメニューはない。壁ONLYなのだ。でももう最近は、壁のメニューを見ずにマスターに「なんかいいのある？」「オススメください。」って頼むようになってしまった。

移転後、何年かしたら、マスターと「前の店は・・・・・だったねぇ。」「ああ、前の店ね。」なんて会話ができるようになるのかな。なんか昔ながらの常連っぽくてかっこいい。そんな店が1つぐらいあってもいいかも。

なんだか、なじみの店の移転って、自分が通った小学校とか中学校とかが自分がいた当時の昔の校舎を取り壊して、新しい場所に移るような気分だなぁ。うれしいことではあるけど、ちょっぴり切ない。