荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

間垣親方(元時天空)の葬儀に行き当たる。

2017年02月07日 | 散文
昨日の事です。

両国の交差点の向こうに、この寒空に浴衣1枚で、相撲取りが自転車で信号待ちをしています。


相撲取りは元気だなあ、と思って見ている回向院の門前に、葬儀の看板が出ています。


回向院はお寺なので、生業として、時々葬儀を遂行しています。


信号を渡りながらよく見ると、間垣親方(元小結時天空)の葬儀でした。


回向院は勧進相撲発祥の地であり、彼が居た時津風部屋がすぐ近くにあるので部屋の菩提寺でもあるという縁での葬儀でしょう。
相撲取りの葬儀に相応しいお寺だと思います。


改めて門前に近づきます。
葬儀の看板に梅が咲き始めています。


モンゴルからやって来て、日本人でも辛い相撲界で頑張って、努力して親方になってこれからという時に、僅か37歳で、本人も家族も関係者もさぞかし残念でしょう。


彼が部屋付き親方として若手の育成を夢見ていた時津風部屋に行ってみました。
関脇正代が居る部屋です。

最近は時天空のような、冠に「時」を持つ力士が居なくなりました。

いつもと変わりない静かな玄関前風景です。



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