なんだろうか。この、すっきりしない気持ち。
これではどの路を進んでも、満足にこの先歩いていけそうにない。煮え切らない自分に腹が立ってくる。
あの空が、青い空が憎い。何食わぬ顔をして、何事もないように、また明日も、あの青い空には燦々と照る太陽が昇る。日はまた昇る…か。
時間だけが過ぎゆく。
「残された時間が僕らにはあるから」…そうか?まだ残っているか?…自己との対話…もう何日目だ…「彼」は僕に、ついてくる。今もここに…
後で後悔のないように?いや、後で後悔するもしないも、「そのとき」の自分次第なんだよ。所詮、後付なのさ。後悔してるってことは、選んだ路をまっとう出来なかった。ただそれだけだ。さっきも言っただろう。
ああ。わかってる。しかしだ。では、どの路を進んでも同じだと、君はそう言いたいのか?
まぁ、そんなところだ。
僕の気持ちもしらずに…
ふん、俺にきいたって、ほかの誰にきいたところで、どのみち答えなんか出ないんだ。すべて君の事なんだから。自分のことだろ?自分で決めなくちゃ。
しかし、問いたくなるのだ。「なぜ」、と。
君がよく言う、それも「答えのない問い」なんじゃないのか?考え、悩むこと、それ自体に意味があるんだと、君はつい先日まで、そう胸を張って言ってたじゃないか。自信に溢れていたよ、そのときの君の瞳は。それが今はどうだ。どうしたんだよ、最近君は、ひどく疲れたようで、体が、いや、その魂まで、随分萎縮したようにも見えるな。
ん…いや、ごらんの通りさ。君が僕にまとわりついてからは特に…ここに来て、自分までもこの「螺旋」に巻き込まれるとは思っていなかった。あまりにも、僕は今まで周りが見えていなさすぎた。そう、気づき始めたんだ…
まぁ、それも誰もが通る路だな。それが、「栄光」につながる、というより、どの路を進んでも、「栄光」はあるはずじゃないか。なぜって、君が言うところの「栄光」は、どっかの路に「つながっている」わけじゃなく、自分で…
「力ずくでもつなげるもの」、だろ?
そうだ。君の口癖だったんだ、これも。何回も聞かされた、耳から離れないさ。
つなげる、か…僕は、「つなげる」ことが出来るか?力ずくで…そんな気力、残っているか?
「On your mark」…で、二の足ならぬ、三の足か…まったく、参ったよ。もう、君は向こうに行ってくれ…十分、君の話は聞いた。君の言うとおり、これは自分の問題なんだ。他の誰にも答えなんて出せやしない。
でもな、必ず答えはあるんだ。そう、僕の中に…ただ、まだ暗すぎて…。暗夜行路、五里はまだまだ霧中。そんなところなんだ…
これではどの路を進んでも、満足にこの先歩いていけそうにない。煮え切らない自分に腹が立ってくる。
あの空が、青い空が憎い。何食わぬ顔をして、何事もないように、また明日も、あの青い空には燦々と照る太陽が昇る。日はまた昇る…か。
時間だけが過ぎゆく。
「残された時間が僕らにはあるから」…そうか?まだ残っているか?…自己との対話…もう何日目だ…「彼」は僕に、ついてくる。今もここに…
後で後悔のないように?いや、後で後悔するもしないも、「そのとき」の自分次第なんだよ。所詮、後付なのさ。後悔してるってことは、選んだ路をまっとう出来なかった。ただそれだけだ。さっきも言っただろう。
ああ。わかってる。しかしだ。では、どの路を進んでも同じだと、君はそう言いたいのか?
まぁ、そんなところだ。
僕の気持ちもしらずに…
ふん、俺にきいたって、ほかの誰にきいたところで、どのみち答えなんか出ないんだ。すべて君の事なんだから。自分のことだろ?自分で決めなくちゃ。
しかし、問いたくなるのだ。「なぜ」、と。
君がよく言う、それも「答えのない問い」なんじゃないのか?考え、悩むこと、それ自体に意味があるんだと、君はつい先日まで、そう胸を張って言ってたじゃないか。自信に溢れていたよ、そのときの君の瞳は。それが今はどうだ。どうしたんだよ、最近君は、ひどく疲れたようで、体が、いや、その魂まで、随分萎縮したようにも見えるな。
ん…いや、ごらんの通りさ。君が僕にまとわりついてからは特に…ここに来て、自分までもこの「螺旋」に巻き込まれるとは思っていなかった。あまりにも、僕は今まで周りが見えていなさすぎた。そう、気づき始めたんだ…
まぁ、それも誰もが通る路だな。それが、「栄光」につながる、というより、どの路を進んでも、「栄光」はあるはずじゃないか。なぜって、君が言うところの「栄光」は、どっかの路に「つながっている」わけじゃなく、自分で…
「力ずくでもつなげるもの」、だろ?
そうだ。君の口癖だったんだ、これも。何回も聞かされた、耳から離れないさ。
つなげる、か…僕は、「つなげる」ことが出来るか?力ずくで…そんな気力、残っているか?
「On your mark」…で、二の足ならぬ、三の足か…まったく、参ったよ。もう、君は向こうに行ってくれ…十分、君の話は聞いた。君の言うとおり、これは自分の問題なんだ。他の誰にも答えなんて出せやしない。
でもな、必ず答えはあるんだ。そう、僕の中に…ただ、まだ暗すぎて…。暗夜行路、五里はまだまだ霧中。そんなところなんだ…