青い空とわたし

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南蔵王縦走コースをたどって紅葉の水引入道へ

2020年10月22日 21時49分44秒 | 同上 (山歩き)

10月18日(日)

 

前日に降雪凍結恐れで終日クローズされたエコーラインは朝8時にオープン。結果、無事に目的の水引入道登山ができた。

南蔵王縦走コースから外れて、右端ピークの水引入道へ。紅葉はうむう・・ご覧のとおり。

 

 

【詳細】

 

賽のかわら駐車場での朝。

 

▲ やはり晴れた。

エコーラインは8時にオープンになるだろう。

7時半ごろからゲートの前に車が並び始めた。それならば負けじとボクも並ぶ。こうなることは予測がついていたから、早朝からすぐ並んでもよかったが、キャンピングカーは目立つからそこまではできない。

 

▲ ボクはゲート前から9番目。ボクの後ろにもバタバタと長い列ができた。

刈田峠の駐車スペースには7台ほどしか停められないとガイドブックに書いてある。停められなければさらに遠くのリフト乗り場の大駐車場まで行かなけれならない。

 

幸い駐車スペースに停められた。

▲ 駐車スペースから数分の登山口へ。出発! 8:20AM

 

 

▲ 刈田峠登山口 ⇒(1時間)杉ヶ峰 ⇒(1時間)屏風岳 ⇒(1時間)水引入道

帰りも各1時間が目安だ。合計約6時間のコースタイムだ。

 

前山のあたりで、後ろを振り返ると

▲ 蔵王山がデーンと横に広がっている。一番高いところは熊野岳1841m。

中腹に細い赤丸を付けたところに、白いボクのHarmonyが見えるだろうか。

見えない? じゃ60倍ズームをかけて

 

▲ はい、エコーライン道端に停まっている。

 

前山を過ぎて

▲ 杉ヶ峰 1744m に到着。

 

ここから下り始めると

▲ 正面には屏風岳1817mが横に広がり、右端には南屏風岳1810mも顔を出す。

一面に広がる笹藪が光を浴びて輝く。

 

 

 

▲ 芝草平まで下りてきた。

 

 

▲ 芝草平は湿原で木道を歩いていく。

 

再度登って

▲ 屏風岳1817mへ到着。

ここから、稜線左側には今日の目的地が見えてきた。

 

▲ 左から、後烏帽子岳1681m、前烏帽子岳1402mがある。この二つの山が賽のかわら駐車場から見えていたのだろう。

更に、馬ノ神岳1551mそして右端に目的地の水引入道1656mが見える。

 

少しズームすれば

▲ 馬ノ神岳(左)と水引入道(右)

山肌はまだ赤いが、紅葉のピークはもう終わっているようだ。

 

 

 

▲ 屏風岳ピークから稜線に沿ってしばらく進むと、いよいよ水引入道へ下る分岐点が出てきた。

 

 

 

▲ 分岐点を左に折れて下る。

目の前の山頂が水引入道だ。

その下り坂はかなり急こう配で慎重にならざるを得ない。

 

 

▲ 200mほど一気に下降するあんばいだ。

 

 

 

▲ 水引入道のピーク1656m が近くなってきた。

 

今回の山旅で水引入道を登ってみようという気になったのは、「岳人」10月号での秋山特集でこの写真を見たからだ。

(クリック)

残念ながら、このような紅葉は終わっていた。

他の何度も登っているという地元の方に聞いたら、ことしの紅葉ピークは10月5~10日だったという。ただしその頃は天気が良くなかったとも。

 

 

 

▲ もう少しで頂上だ。

 

 

 

 

▲ 水引入道頂上1656m 11:18AM

珍しくコースタイムどおりで、3時間がたっていた。

 

西方面を振り返って左から

 

▲ 不忘山1705m、南屏風岳1810mで稜線がずっと続き

 

 

▲ 中央に、水引入道への分岐点。そして右端の屏風岳ピーク点。

 

 

 

▲ 後烏帽子岳の方向だと思う。

この辺りは十分にまだ紅葉している。

 

 

▲ 気温は5度cぐらいだ。

 

30分ほど頂上にとどまっていたが、昼食を食べる気にはならず。

やはり南蔵王の主稜線まで、これから登り直さねばという気持ちが圧迫していた。

下山、戻り開始。11:40AM

▲ 細い赤線でなぞったように、今からまた200m登らねば。

あんな高い稜線まで登るのかよう・・

 

 

 

▲ 季節に乗り遅れたかのように、リンドウが咲いていた。

 

 

 

 

▲ もう少しで稜線に戻れる。

この急斜面には、階段は一切なく単に地べたを慎重に登るだけ。歩幅は小幅になり少しずつ登る。このことが却って脚の引きつり等のリスクを減らしてくれた。

 

 

▲ はい、分岐点まで戻った。12:46

ここまで戻れば、もう大丈夫。あとは楽勝だ。

 

 

▲ 分岐点から南の方向へは、南蔵王の稜線がまだまだ続く。

ここは、花でも有名だが、もう一度夏に来るとすれば、あの反対側からかな・・

 

 

▲ 杉ヶ峰で昼食。

きょうは昨日買ったオニギリ三個。

どれにしようかな。今回は冷蔵庫に入れておかなかったら、米がそれほど固くなっていなかった。

 

 

▲ 芝草平を通過。

 

 

 

▲ 前山から、いったん下る。

正面には、もう蔵王山が見えている。

 

 

▲ 登山口へ戻った。15:00PM

休憩時間30分を除けば、ちょうど6時間の山行だった。

 

 

▲ エコーライン道端の駐車スペースに戻ってきた。

やはりみなさん殆ど出発済みで。

かわりに、ここから蔵王ハイラインに入って「お釜」を見に行こうとする乗用車が列を作っていた。

珈琲タイムのあと、蔵王温泉街へ向かう。

 

▲ 向かう途中のエコーラインは綺麗に紅葉中だった。

 

蔵王温泉街に入って、今夜車中泊するスポットを確認したあと、温泉に行こう。

日帰り温泉検索でトップに上がってきたところへ、そのままGO。

 

▲ 蔵王温泉・源七露天の湯

蔵王へはスキーで何度か来ているのだが、この温泉は初めてだと思う。

 

 

▲ 内湯 それに続いて

 

▲ 露天風呂がある。

露天風呂はかなりぬるめ。

ユニークなのは、洗い場が3基のシャワースペースのみ。立ったまま、洗うだけ。ま簡単で機能的でよろしいのではないでしょうか。

明日は、曇りだから休息日。

明後日は晴れ予想。ロープウェイでラクチンに上がっての蔵王山のトレッキングだな。それで、今回の山旅は終了とあいなる。もう少し。