青い空とわたし

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初めての丹沢は檜洞丸へ~富士と雪と まだ紅葉と

2018年11月26日 16時56分21秒 | 同上 (山歩き)
11月24日(土)

神奈川県にあって首都圏からのアクセスが良い丹沢山系は、昔からあそこに登った、ここに登ったとよく山友たちからは聞かされていた。が、ボクには丹沢=蛭(ヒル)出没のイメージが強くて、ずっと敬遠して近づかないようにしていた。ヒルに血を吸われることほど気色の悪いものはないじゃないか(笑)。

しかし、手軽に登れる未踏のそれなりの山も少なくなってきて、とうとう丹沢山系に手を付けることにした。山では初冬の季節、もういくらなんでもヒルは出てこないだろうと



▲ で、三連休に出向いたのは、西丹沢の檜洞丸(ひのきぼらまる)。

この西丹沢ビジターセンター(旧西丹沢自然教室)前の駐車場で前泊した。24hのきれいな自動水洗トイレ有り。
朝6時ごろには満車状態。

6時50分ごろ出発。

予報どおり晴天だが、山あいにあって日が低いため、まだ少しうす暗い。




▲ 左横には川沿いのキャンプ場が広がる舗装道を5分ほど上がると、檜洞丸への登山口へ。

最初見落とした、ちんけな・・いや、ささやかな登山口だったが。

おお、ここも熊出没か・・。
出ないでくれよ。

(結果的には出るような雰囲気ではなかったが。 え、素人判断は禁物?)

涸沢を上り、小さなハシゴ橋をいくつか渡り、傾斜の緩い山道をトレッキングして45分ほどで・・



▲ ゴーラ沢出合へ。

大小の白い石が転がる広い沢へ。ここを横切って向こう岸へ。
ちなみに、檜洞丸の洞(ほら)とは沢と同じ意味らしい。実際、檜洞という沢がある。
じゃあ、「丸」は? 知らん(笑)。




▲ 沢を渡った所に。

うん地図は持ってるよ。絵地図だけど。

「自信のない方は、ここで引き返しましょう」 だって。 丁寧な指示だね。


丁寧な指示は心に留めて、比較的見通しのよいブナ林帯を登っていく。




▲ ゴーラ沢出合から1時間ほどで、展望台(展望園地)と呼ばれる休憩所へ。

ここからは



▲ そう、あそこに富士山が見えるのだ。

ここから山頂までは1時間ほど。
傾斜が強くなってくるが、大きめのジグザグ山道だから、ねをあげることはないだろう。




▲ 頂上まであと0.8km か。

木道階段が始まる。

ウン?
 
下が・・白い、白いモノが!




▲ あたり一面が白くなっている!

雪?!

日陰になると、霜だと思うが、雪状のモノが残っている。
もう、冬状態 ♪


更に登って、木立が切れてから振り返ると・・



▲ 富士山が、ますますハッキリと浮かんできまして、

やはり初冬は、大気もスッキリでいいね。




▲ ズームアップして

やはり、富士山。




▲ すっかり葉の落ちた、さんさんと陽に照らされたブナ林を歩くと

もう山頂は間近だった。




▲ 檜洞丸山頂! 10:11am

山頂には三角点が設置されてなくて、山の標高は1600m~1601mと本によってブレている(笑)。
して、この標柱にも檜洞丸と山名だけ表記されている。

山頂へは3時間20分ほど要したか。
標高差1060m。CT2時間45分。




▲ 腹が空いた。何はともあれ弁当だ。

昨日買った、オニギリ3種

いつもの助六寿司は無くて、これにしたのだが、オニギリはいいねえ。ウマイ!






▲ 山頂の全景。

山頂スペースは広い。
人があちこちで、お弁当を広げていて比較的にぎやかな光景。
今まで人気(ひとけ)の少ない山ばかりだったと思うが、ここはやはり東京に近い丹沢の山だな。




▲ 山頂からは、富士山ももちろん見えまして。

少し風があって、肌寒い山頂だったが、陽がのどかに差して、サイコーではないでしょうか。

40分ほど山頂に留まって下山。
犬越路経由の別ルートでの下山もあり得たが、登ってきた人の木道は凍っていたという情報で、ピストンとした。



▲ 次から次へと、まだ登ってくる登山者に出会ったが

みなさん、振り返って富士山に見とれる・・

ボクは正面に見ながら降りる。


下に降りるにつれて、

登りでは山陰でひっそりしていた紅葉が、上からの陽に照らされて鮮やかに現れてきたよ。




▲ 谷間の紅葉を見る





▲ 紅葉の中を歩く





▲ 紅葉の谷ぞいを見通す


まだ、紅葉が楽しめてラッキーだったネ。




▲ 駐車場に戻ってきた。14時。

7時間ほどの山行。
元気もまだ残っていて、ちょうど良いのではないでしょうか。

熊も出なかったし、もう寒すぎてヒルも出てこなかった(笑)。

丹沢の山は、十分に深く静かで、それでいて広いからか傾斜も手ごろの感じ。
これ、いい山系ではないでしょうか。(それでも夏は避けたいけど)




▲ ぶなの湯

丹沢湖へ下りていく途中にある立ち寄り温泉だ。
駐車場はほぼ満車。


お風呂のあとは、もっと下った道の駅山北で今晩は泊まるとしよう。
夕食は、中華丼でいくか(レトルト)






ここは