【アントニオ】関塚采配の敗戦

オリンピック最終予選のシリア戦は、関塚采配の敗戦だったと思います。

・なぜ、永井の1トップだったのか。
・なぜ、山村を下げたのか。

清武のいない状況で、永井の1トップでは、前でボールがおさまらないのは、当たり前でしょう。
実際、大迫を入れてから、ボールがおさまるようになりました。

情報戦のつもりでしょうか！？
まさに、“策士策に溺れる”ですね。

骨折長期休養明けの山村は、開始から、ゲーム勘がないのが分かりました。
後半に入って、山村の動きが良くなっていたんですけれど。
休養明けで、息の入りに心配があるのは、分かります。
でも、交替のシーンは、山村自身が目を細めて、自分なのかと関塚を疑ってましたよ。
終了間際の失点のシーンも、山村がいれば、シュートに詰めていたかもしれません。

その失点ですが、権田がうかつでしたね。
集中していれば、上にはじけるボールだったと思います。
とにかく、残念です。

日本代表は、全体的に動きが重かったと思いますが、特に酒井の動きが悪かったですね。
シリアの左サイドに、やられ過ぎです。
山村は、そのカバーに気を取られ過ぎました。

それにしても、大迫…。
まさかのヘッドでのオウンゴール。
あんなヘディングのゴールを、相手のゴールにも決めてもらいたいですね。

日本の得点シーンは、ラッキーでした。
大迫と永井の役割が、逆なら、ゴールは決まらなかったでしょう。
永井には、あのキープからのパスは出せません。
大迫には、相手より先に触れないでしょうし、あのシュートも出来ません。

こうなってしまうと、カギを握るのは、マレーシアです。
アウェーのマレーシア戦で、何点取れるのかで、勝負が決まります。
シリアは、最終節、ホームでマレーシアと戦えます。
マレーシア、頑張れ。

山崎のケガは、心配ですね。
磐田の関係者も、気が気ではないでしょう。

鹿島サポーターとしては、後半の山村を見て、期待が持てました。
CBで、あれだけの展開力、攻撃参加が出来れば、槙野以上のDFWになれますよ。
大迫との連携も、深めることが出来ているようですし。

そして、画面（NHK BS）には映っていなかったのですが、山村のポジショニングは素晴らしかったように思います。
柴崎のボランチ、山村のCBなら、相手にスペースを与えることはないように思えました。
これは、実際にスタジアムで見てみないと、分かりませんけれど。

なんだかんだで、この敗戦は、関塚の采配の問題だったと思います。

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