traditional climbing

クライミングスタイルにうるさいオヤジ系クライマーの日記
 クラック、スラブを愛するクライマー歓迎します。

斑鳩にて

2009年03月31日 20時02分52秒 | 日々是帖

香落渓は雨に煙っていたが、古都奈良は時折晴れ間が出ていた

吹き降ろす風はまだ冷たく、春まだ浅いことを感じさせていたが、

その日差しの優しさはすでに春のものであった。 

 

 

ところは斑鳩の里。 法隆寺である。

 

 

説明は邪魔なだけ。 空気を感じてもらえれば・・・

 

 

 

今年2回目の 名張遠征 3月20日雨のち曇りときどき晴れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


また負けました。

2009年03月21日 23時06分24秒 | 名張

今年2度目の名張 香落渓

 

またも悪天候につかまった。 

昨年から4連敗である。

それでもなんとか1日は登ってくるところが執念ではある。

 

今回は前夜発で3泊3日という長期戦で臨んだが、前後の2日間が予報以上に天気が悪化し、まったく登れなかった。

 

さらに今回も青漣寺川が渡れず、第一岩壁はおあづけ。

道路から眺めたときは行けると思ったのだが、河原に降りてみると結構深そうじゃん。

でも足場は悪くなさそうなので、パンツが濡れることを覚悟すれば渡れる。

女性陣は尻込み。 まあ今日は寒いしね。

 

昨年の水位よりも深いので、ハシゴも使えず。 

 

やっぱり今回も屏風岩。 前回と違い尾根道から回り込む。

 まもなくOGTさんを迎えに行ったポチさん、ウタさんが到着。

 

ゴジラをフォローする ポチさん。↓ 

 

 

「アニマルさんに是非登ってもらいたいルートがありまっせ。」

 

 

「すごく面白いよ。 三ッ星間違いなし。 」

 

「えっ! グレード?  11くらいかな。」← フツー11bかなと思うよね。

 

 

まあそれはさておき、まずは手ごろな10aの「ブロードバンド」に取り付く。

バック&フットの快適なチムニー  約25mくらい。 途中オフウイズスあり。

出だしが細いナッツしか決まらないので、リードの際は慎重に。

 

 

ブロードバンドをフォローする クマぼん ↓ 

 

さて、そして関西人お勧めの「なにわすじ」 イレブンのどっか。

緑の苔が美しい シンクラックである。

 

 オンサイトトライで取り付くも、出だしが悪く、一旦降りる。

ホールドは欠けるし、ガバホールドはとれそうだし、

1本目のエイリアン青は抜けた。

 

気を取り直してリトライ。 フィンガーロックが極まり、ハング上に立つと少しほっとする。 あとはシンハンド~オフフィンガーサイズが延々と続く。 

クラックの形状が悪く、プロテクションが極まりづらい。

ハングからさらに左に出て、一旦休めるが、ここからがこのルートの核心らしい。

下向きの細いグルーブに青エイリアンを極め、左のカンテと右手指の入らないクラックを抑えて、足はスメアで遠い右のスローパーにデッド。 

 

失敗して吹っ飛ぶと足元のエイリアンは抜けて、ハング下のキャメ2でようやく止まった。

 

何度か試みるが、スローパーが止まらない。 ボルダーの3級くらいありそう。

 疲れたのでいったん降りる。

 

OGTさん

 

「あそこのスローパー取ってからも怖いんですよ。」と嬉しそうにのたまう。

 

クマぼんにもロープ残して登ってもらうが、リーチがあるから届くというわけもなく。

プロテクションを一個追加して降りてきた。

 

 

さあ上に抜けて回収しなくちゃ。

 

ちょっとズルをして這い上がろうとしたが、マイクロナッツの半分しか入らず、3回くらい抜けて落ちる。 

こんなところでアメリカンエイドやってる場合か? 

ようやくスローパーを捕らえてハンドクラックにキャメを極めようとするが、これもバッドな形状のため、ボトミングしか使えない。 堕ちたら絶対抜ける。

仕方なく左に身体を振って足を振り上げ、マントルしてから頭上にようやく安心できるナッツを極められた。 

 

こんな怖いルート「もういや!」

 

最後の5mも性悪なシンクラックでボロボロになって回収を終えた。

降りてくると今度はUTAさんとポチさんがニコニコしながら

 

『どうやった?』 

 

『悪かったでしょ?』 

 

 

『でも面白いよね』

 

 

 

「なにわすじ」  5.11 ・・・・ だそうです。

 

今度関東にいらしたら、今度は私が歓迎する番である。

 

 文句があるか↑ 


今年の香落渓も雪で始まった。

2009年03月15日 22時12分51秒 | 名張

どうやら私はこの土地に歓迎されていないらしい。

昨年は2回とも大寒波に遭遇してしまった。 まさか今年は大丈夫と思ったら・・・ 

 

朝から思い切り降っていた雨は四日市をすぎて、伊賀に着くころには晴れ間も見えてきて、これは予報どおり天候が快復するものと期待していたら・・・

 

 

 

名張市内から香落渓に入ると

 

 

突然の雪 つーか これは霰だよ。

 

 

あわよくば午後から登れるのではという淡い期待は見事に消し飛んだ。

それに青連寺川は見たこともない荒々しい形相で流れており、いつもの渡渉ポイントなどは跡形も無く水没していた。

 

岩場の下見さえできない。

 

仕方がない。明日のワンチャンスにかけよう。 今日は風呂に浸かって、のんびり呑むとしよう。

 

今回のお宿は↓ 

岩場から15分の曽爾村にあるオートキャンプ場だが、とってもきれいな施設であった。 モチロンほとんど誰も泊まってなかったけど。

後の山が白いのは雪の跡です。

 

 

日曜日は快晴の朝を迎えた。

 

なかなか可愛いログハウスである。

 

中はこんな感じ。 ちょっと狭いけどエアコンも付いていて、寝具もきれいで

満足!

 

あまりの寝心地のよさに寝過ごした。

ポチさんからメールが届き、あわてて岩場に向う。

09時30分に駐車場に着くとすでにポチさんたちはいない。

屏風岩に向ったようだ。

我々はMCの岩場にも行こうとおもい、偵察するがそれらしい岩を発見できず、ちょっと敷居が高いが屏風岩にいくことにした。

 

昨日より水位が下がったとはいえ、渡渉を強いられる。

 

 数秒で足の感覚が奪われる。 

 

メンバー全員。 きっと腹の底では

「こんなところに連れてきやがって

と恨んでいるに違いない。

しかし 岩場につくと予想を裏切って壁は登攀可能な状態。

ちょっと下部が濡れているが、クライミングには支障ない。

 

2組にわかれて

「マシュマロマン」と「文句があるか」を登った。

1本が長いので(25mと40m)この2本だけでも結構な時間と体力を使い果たした。

 

私の目標は今回取り付かず。

「モスラパワー」左と「ゴジラパワー」右

 

 

 

まあ来週も来るし、4月からは12000円で往復できるし、名張も近くなったもんだ。

 

往復1000kmは充分遠いって


クラブ活動

2009年03月12日 21時38分45秒 | クライミング帖

↑ はりきっていたKoba 果敢に前傾壁に挑戦。

 

 

一月ぶりの職場のクラブ活動

in  T-Wall 錦糸町

 

 

 今回は他の部署や新人なども誘った結果7名の参加者があった。初めての人も4名参加してくれてなかなか盛り上がった。

はじめは1Fで遠慮しながら登っていたが、後半からは2Fで結構騒ぎながら楽しんでいた。 

 

皆初めてにしてはまずまずセンスもあり、完登も出ていた。 

 

 

初参加のTomo ↑ 結構運動神経よし!

 

若手No.1  Masahiro ↑

ちょっと靴下がいけてないぞ

 

 

まあなにより楽しめればそれでよし。 職場の親睦が図れるというものだ。

フツーの会社では親睦会だと「ボーリング大会」とか「ウオーキング」とかなのだろうが、これからこんな職場の集まりも増えるかもしれない。

 

帰りはもちろんビールで乾杯!こちらの方もリラックスした雰囲気で新人たちも楽しめたようだ。

 

 

 

問題はいつまで続くかだ・・・


富戸の春

2009年03月07日 22時21分02秒 | 城ヶ崎

憂鬱な天気が続きますね。

 

今年は花粉症もひどいが、何故にこんなに天気が悪いのでしょうか。

もう城ヶ崎のクラックシーズンは終わりかもしれません。

 

 

乾いているうちに 登っといて本当にヨカッタ!

 

 

 

あぅっ ! ものを投げないでください。 私に当たっても壁は乾きませんよ。

 

というわけで、久しぶりの週末の晴天であるが、金曜日にどっしりと降った為、今日は割り切ってボルダリング中心。

 

前から気になっていた「ジャクソンボルダー」にやってきた。 

御覧のアングルから撮ると結構かっこいいのだが・・・・・ 実は・・・

 

でも2時間くらいは遊べますよ。 とってものどかな海岸線だし、昼寝もし放題。

 

↑サンショウウオのひらひらさん。 

シャッター押すヒマもなく尻餅。

 

↑同じく コマさん。 ここから左手が離せないのだ。

初段の2課題は歯が立たず、1級課題も10発撃つが跳ね返された。

 

そんなに難しいわけじゃないのに。 やっぱり間が空くと力が落ちる。

 

お昼からは場所を変えて、漁火エリアに移動。

吉田スクールが居てにぎやかであった。

私はひたすら「漁火ルーフ」にトライするが、オリジナルのスタートからだと

ハング上のホールドが捕らえられない。 やっぱり身体張力が弱いのとその遣い方が下手なのだな。 

本当にいっぱいいっぱいなので、ホールドを捕らえる位置まで飛ぶと、足が切れてしまう。 でも足を上げすぎるとスタートで腰が上がらない。

修行だな。

 

広島から来た女性と三倉やわれめの会の話で盛り上がる。 

今度また三倉行きますので、よろしくお願いします。