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クライミングスタイルにうるさいオヤジ系クライマーの日記
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第70回国体関東ブロック大会を終えて

2015年07月30日 07時50分39秒 | ユース強化

 

2015年7月25日、26日

埼玉県加須市で今年も関東ブロック大会 山岳競技が開催された。

毎年のことながら酷暑のなか熱い闘いが繰り広げられたわけだが、今年も神奈川県は一人も全国大会に選手を送り出すことが適わなかった。

関東の強豪8都県から3チームのみ勝ち残ることが出来る。

カテゴリーは少年男子、少年女子  中学3年生~高校3年生まで  成年女子=それ以上

成年男子はすべての県代表に出場資格が与えられている。

開始式の様子

 私は2013年から少年男子の監督を任されているが、まだ一度も全国に出場していない。

年々差は縮まっているものの勝ち抜くためには色々と足りないものがあり、それは日々練習の中でスキルアップしていくしかない。

どんな競技にしろ全国大会に出るというのはそれなりの準備と人一倍の練習が必要だ。 なんとなく強そうな選手を集めて5~6回合同練習しただけで勝ち抜けるほど甘い世界ではない。

ようやく気が付いたというか、わかってはいたが本気でやっていなかったということだ。

そしてその責任は指導者である私の怠慢なのだろう。 オール神奈川(5月)~関東ブロック(7月)までが監督の任期ではなく、すでに来年に向けた強化は始まっていると考えたほうが良い。

 

「勝ちたい気持ちが強い方が勝つ」

よくスポーツの世界では言われる言葉だ。 負けて本当に悔しかったら、本当に勝ちたいなら、どうしたら勝てるかを考えて、やり遂げるしかない。 

一昨年の大会、池谷海斗、島田鉄平の両選手の実力は他の4強とはかなり開きがあった。 確かに世界選手権に出場しているようなチームとは開きがあって当然だし、正式な競技は初出場だったからだ。

昨年は両人ともに成長が見られて、ポイントではかなり上向いたが、やはり3位と4位との差は歴然だった。

そして今年、島田に替わって土肥圭太が出てきた。 彼は小学生時代からその強さは折り紙つきで、池谷のリードも結構よくなってきたので今年こそ和歌山国体には出られるのではないかと関係者の期待を集めていた。

 

しかし結果は以下のとおり

得意のボルダリングが4完登でダンゴになり、アテンプトの多い神奈川は4位に沈んだ。

2日目のリードは3位と予想より健闘しただけに惜しかった。

開始前は ボルダーの池谷、リードの土肥でそれぞれ高得点を期待していたわけだが、終わってみればポイントは一緒だった。

メンタルを含めてそれぞれの得意、不得意もある程度わかったので、それをもとに強化を図っていきたい。

もちろん来年の出場選手は未定で、彼らの指定席ではない。 

神奈川県にはまだ強い選手がいる。 お互いに切磋琢磨して強い神奈川チームを作っていきたい。

少年女子、成年女子も一緒に頑張って練習しよう。

目標は全国大会で表彰台に乗ること。 関東大会を制すれば決勝は行って当たり前。 

そのためにはリードで5.13bのオンサイト、 ボルダーであらゆるタイプの初段~2段を2撃以内に登れることが目標となる。

さあ、考えろ 監督


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