traditional climbing

クライミングスタイルにうるさいオヤジ系クライマーの日記
 クラック、スラブを愛するクライマー歓迎します。

国会議員は何してるのかな?

2011年03月27日 07時27分40秒 | 日々是帖

TVも最近はあまり観る時間がなくなっているが、TVつけると映るのはいつも

 

枝野官房長官

 

まあスポークスマンだし、国民受けもいいし、説明がわかりやすいのでこの人が登場する回数が

多いのはわかるが・・・

 

首相をはじめ他の閣僚はなんで出てこない?ドサクサに紛れて復帰した仙石さんは?

ウラで仕事はしていると思うけど、そのあたりも報道して欲しい。 

 

そしてフト気になったのが、政府関係者以外の国会議員の行動である。

この非常時に党利党略で動いているヤツラは言語道断だし、次の選挙では消滅するだろう。

地元選出の議員のブログなどを覗いてみると、まあ各々いろいろ活動されているようだ。

ウチは神奈川4区なので、民主党の「田中けいしゅう」。 このおっさんはいろいろ黒い噂があるが、

まあ普通に活動しているようだ。  (表向きはね。)

 

若い小泉君などは現地を飛び回っているようだ。 是非はともかく行動力はあるよね。↓

http://ameblo.jp/koizumi-shinjiro/page-2.html#main

他の人は大体は街頭の募金活動が多いようだが、ちょっと下心が見え隠れする

し、そういうのは誰でもできるので、議員ならではの仕事(有権者に見えない部分こそ)を頑張って欲しい。

 

いまは国難に際してどのように国として対応していくのかを熟慮し、国民に示して欲しい。

それが指導者としての努めであり、責任である。 災害支援だけではなく、日本経済も大打撃を受けている。

国全体の復興と震災以前からの懸案事項や外交など政治に待ったは許されない。 

政府が危機管理対応に追われているのならば、特に野党にはその他のところで頑張ってもらいたいものだ。

ヒトの揚げ足取りしている場合ではない。


我慢の日々

2011年03月20日 08時17分47秒 | クライミング帖

日本人は我慢強い。 

今回の震災で世界から褒められた日本人の美質だが、確かにそうなのかもしれない。

電車が止まっても、スーパーでも、給水車でもきちんと行列する。 割り込みや略奪などは起きない。

自分たちが困っている危機こそ助け合う。

日本人なら当たり前の感覚だが、海外では違うらしい。 誇りに思っていい。

 

しかし・・・

何事にも例外はある。 

買い溜め、買占め、避難所でのちいさな諍い、デマ、チェーンメール、不作法なマスコミ、義援金詐欺・・・・

これも人間の一面ではある。 ただ日本ではそうしたことは情けないという

 

恥の文化が生き残っている

 

昨今この恥と思う心がなくなってしまったのではないかと心配していたが、図らずも国難に当たって、古くから日本人が脈々と伝えてきたものが

きちんと残っていることに一番安心する。

同じ儒教の国、中国や韓国でも拝金主義が横行しているとは言うが、案外大半の一般民衆は同様なのではないか?

たしかに中国人は並ばないけど・・・ (大阪人も並ぶけど順番は守らない?)

 

つぶやきにも何度か書いたが、私は流通業にいる。 「必要なときに必要なものを必要なだけ」きちんと供給するのが仕事だ。

いまはそれが充分にはできない。 

でもメーカーも、倉庫も、運送会社も配送センターもそしてわれわれベンダーもそれぞれの持ち場で必死に働いている。

これも日本人の美質だと思う。 金のためじゃなく「自分の役割を果たしたい」という想いが普段より強く働くのだと思う。

それは原発で決死の作業をしている電力会社の社員、自衛隊、消防隊。 被災地で不眠不休で働く役人、医療関係者、ボランティア、消防団員などなどと

同様にみんながみんなの為に汗を流している。

だから取引先の要求に「金儲け」の臭いがすると、すごく違和感というか嫌悪感を感じる。 どんなに美辞麗句を言っても「ヒトの為に働いている人」と「自分たちの利益の為に働いている人」の違いはすぐにわかる。

こうした企業はいずれ滅ぶのではないか。 我々もよく考えなくてはならない。

 

我が家ではもう1週間まともに買い物をしていないが、特にコマってはいない。 肉、野菜、コメが不足してきたが、食べるものはまだまだイロイロある。

停電になってもランタンもあるし、ホワイトガソリンも10Lあるから1ヶ月くらいは大丈夫。 まあ山屋はサバイバル能力高いからな。

車もほとんど乗ってない。 エレベーターも乗らない。 駅の照明が暗くても慣れたし。 節電生活このまま続ければCo2削減になるし。

なんて、ライフラインがすべて生きてるから言えるのかもしれないね。

 

クライミングのこと・・・・

目標としていたルートは今期は諦めた。 津波がきたら100%アウトの場所だし、いまはそんな気分になれない。

今日は御嶽にボルダーに行きたいとおもってたが、マットかついで電車に乗るのはなんとも恥ずかしいカンジでやめた。

別に遊びにいくのが不謹慎だとは思わないが、怪我や事故を起こしたら袋叩きに遭うだろう。 それが世間というものだ。

 野球の3月開幕も相当炎上しているようだ。 

これも時期が来れば落ち着いてくるだろう。 様子を見ながら細々とやるしかないな。 とりあえず車じゃなくて電車とバスで行ける場所で

落石の危険の少ないエリアを選んでというところかな。 

または今月はあきらめて山歩きでもするか。

不規則な生活で体重がやばい・・・

 

 

 


ハーネス新調

2011年03月13日 18時07分51秒 | クライミング帖

5年ぶりにハーネスを新調した。

いま使っているエアロライトの後継モデルである。

ベアール エアロクリフ New

(私が買ったのは新しいカラーリングなので、ちょっと写真と違う)

価格は円高により急下降しておった。

12600円⇒ 8210円⇒ 6720円 (普通は8210円だが、ロストアローの新カタログの価格は6720円であるので、交渉したら新価格で売ってくれた。)

そのうえカモシカスポーツのセールで15%引きだから  ¥5712円 となんと5割引以上である。

フィット感はよくなっており、造りも前よりもしっかりして安心感がある。 満足できる買い物であった。

 

あとはウインターブーツ購入予定だが、これって↓ どうなんだろうか。

とりあえず足にはフィットしたので、取り置きしてもらった。 あとはアイゼンとの相性と

かみさんとの予算折衝次第だ。

スカルパ ファントムライト

 

オールド世代にはちょっと斬新すぎるデザインだが、その軽量とフィット感のよさには驚く。 値段にも・・・

 大体これって蒸れないのかな?

この年で冬山復活するのか・・・?


豊田 3度目の・・・

2011年03月03日 22時32分21秒 | 豊田

ダイヤモンドスラブ ↑ grade d

 

2/27 日曜日  豊田に行ってきた。

実は通算3度目の往訪である。

 

最初は20年前 トポも何もなくて「岩雪」の記事を頼りに訪れた。 たった一人で平日だったので誰もいなかった。

当時マットなどないので、低くて易しそうな課題だけ登って帰ったような記憶があるが、古美山だったか何処だったか

は思い出せない。 いまから思うとよくたどり着けたものだと思う。 城ヶ崎から夜転戦したのだった。 

 

そして2度目は1昨年 雨が降る中、古美山と大田で登った。 まわりののどかな里山の雰囲気が好きで、また来たいと想い焦がれた。

今度は是非晴れた日に・・・・

 

↑ ジャンプに取り付く「さやさん」 左はシューズを忘れたウッチー

 

そして今回

 

 遠征雨雪男のアニマルは直前まで降水確率を上昇させていたが、この日のコンシェルジェ「さやさん」は強烈な晴れの女神!

このようにいい天気にしてくださいました。

 

前日の夜早めに7時過ぎに出たにもかかわらず、東名の渋滞にはまり豊田到着は夜中の1時。 

JET Boilでお燗をつけて一杯とっくりで引っ掛けてから寝た。

 

翌朝さやさん&ウッチーが来るまでの間、朝の散歩を兼ねて古美山のパンロックでウオーミングアップ。

9時過ぎに大給へ移動してホップ、ステップ、ジャンプの岩周辺から始める。

 

ジャンプにトライするS  スローパーが止まらない!

 

↑の課題はこの日 最多のトライをしていた。  みんな登れそうで登れないので、どんよりしながらも止められない。

私がイチヌケするころには、指皮がなくなったようで、ようやく移動することに。

 

↑今回はTeppeiも外ボルデビューを果たした。

ジムクライミングでは味わえない、スラブの感触を楽しんでいた?  立ちこみとスメアリング、そしてバランス。

やっぱりクライミングはオールラウンドにやるに限る。 苦手なものを避けるのではなく、できないものができるようになる楽しみ。

そう考えれば打ち込むのも苦ではなくなる。

 

 

 ↑ 鯉のぼり grade e   狭いスタートからリップに出られない。

 

今回案内してもらったのは「大給城址」 松平氏の居城であった場所で、とにかく明るくてのんびりくつろげるエリアである。

名だたる名課題を触るだけは触ったが、まったく歯がたたなかった。 

「ポールポジション」 カンテだがこの日は4手目まで。 上部はつかみどころのないスラブで、高さもあり怖い。

「鯉のぼり」 上の写真からリップを取って、ガバに繋げられるかがカギだが、離陸からして困難。 下の画像はSDではなく立った姿勢から始める課題。 これは全員完登。

「ティータイム」 トラバース課題だが、足が遠くて難しい。 カチ力と重心の落し方がカギ。

「ダイヤモンドスラブ」 すばらしいロケーションと美しいスラブ。 高さも十分でトライのしがいたっぷり。 絶妙な傾斜でスリリングな課題。

 

 

 5級?課題を登るS  かたわらでは5歳児が楽しげにスライディングしている。

 

この日は朝方は寒くてダウンで着膨れていたが、昼からは暑くてTシャツ一枚で快適に過ごせた。 花粉が多くて難儀したが、こんな岩場が近郊にある中京圏のひとはうらやましい限りである。

雰囲気はタカトリに似ているが、岩の質や課題の多さはまったく適わない。 横浜から330km 片道5時間 日帰りにはチト厳しいエリアだったが、是非何度も再訪したい岩場だ。