皆様、ごきげんよう!
わたしは古都へ夜桜見物に来ています
日本ではソメイヨシノが開花、海外ではF1が開幕しましたね。
なんといっても、ブラウンGPの快挙がオーストラリアGPの目玉でしょう。
合同テストの時は、スポンサーの気を引くために燃料を軽くしていいタイムを出しているのではないかといわれていたブラウンGPですが、本番ではどのくらい燃料を積んでいたのでしょうか。
今年から、新ルールに基づき、予選終了後の全マシンの燃料搭載量が公表されるので、予選で上位に入ったマシンの燃料搭載量を見てみましょう
予選1位:バトン…664.5kg
2位:バリチェロ…666.5kg
3位:ベッテル…657kg
4位:クビサ…650kg
5位:ロズベルグ…657kg
6位:マッサ…654kg
7位:ライコネン…655.5kg
…と、ライバル達より約10kg重い燃料を搭載していました。
予選10位以内の車は、予選終了後に残った燃料で決勝の第一スティント(スタートから最初のピットインまで)を走らなければなりません。
燃料を軽くしてポールポジションを狙うか、ピットワークで順位を上げる作戦をとるかも、一つの駆け引きです。
ブラウンGPは重い燃料を積みながら、なおかつフロントロウを独占する好タイムをだしていたんですね。
知れば知るほど、その速さは本物という気がします。
F1中継をご覧になった方は、放送の中でフォーカスされたドライバーの名前と一緒にキャッチフレーズが出ることに気づかれたと思います。
地上波独占中継をしているのは、よくバレーボールの大会を中継するあそこなので、ドライバーにも全日本選手のようなキャッチフレーズがついています。
今日はそのいくつかをご紹介しましょう。
まずは、アンジーさんが好きなライコネン選手のいるフェラーリチームから。
・ライコネン…「逆襲のアイスマン」
昨年は「2007ワールドチャンピオン」という「まんまやん!」のキャッチだったライコネン。今年の方が芸がありますね。
予選の時に「現役最速といわれる男」というのも出ていたような気がしたんですが、これはライコネンはファステストラップをマークすることが非常に多いからでしょう。
たしか歴代でも3位に入っているはずです。
開幕戦はノーポイントでしたが、実力を見せてほしいですね。
・マッサ…「悲運のブラジリアンヒーロー」
「悲運の」というのは、昨年わずか1ポイント差でチャンピオンを逃したことを指すのでしょうが、もうちょっとポジティブなのにしてあげたい気もしますね。
昨年のキャッチは「皇帝シューマッハーの一番弟子」。
どっちもどっちか?
続いて一貴選手のいるウィリアムズ。
・中島一貴…「宿命の侍」
重厚ですねえ。
昨年は「F1父子鷹」とかいうのでしたが、わたしは去年の方が好きですね。
今年のはちょっと重すぎませんか? いっそ「侍ジャパン」にしではどうでしょう
開幕前の合同テスト、フリー走行と好調だった一貴選手。
決勝でも上位に車を進めたのに、残念なリタイアになってしまいました。
好事魔多し。次は落とし穴におっこちるな!
・ロズベルグ…「音速のディカプリオ」
やっぱりディカプリオに似てますよね!
昨年は「王者ケケの子ニコ」。これは今年の方がいいですね。
ウィリアムズは二人とも父子揃ってF1ドライバーなんですよ。これも奇遇!
もう一人、有名人(?)似のキャッチがついているのが、トロ・ロッソのこの人。
・ブルデー…「F1ハリーポッター」
チームデビュー戦で1-2フィニッシュという快挙をなしとげたブラウンGPは…
・バトン…「HONDAイズムの継承者」
・バリチェロ…「鉄人」(← 短っ!)
昨年のチャンピオン、ハミルトン選手のマクラーレンチーム。
・ハミルトン…「史上最年少ワールド王者」
どうも、チャンピオンになった翌年は芸のないキャッチになるようですね。
ちなみに、昨年は「銀河帝国の絶対エース」。
マクラーレンのマシンは銀色なので、銀河帝国。
・コバライネン…「オーロラエキスプレス」
フィンランド出身で、速いですからねー。
開幕戦はあっという間にリタイアで残念でした。
悲願の初優勝を目指すジャパンパワー、トヨタ。
・グロック…「不屈のゲルマン魂」
開幕戦では5位入賞。トヨタの本気を見せてくれました。
・トゥルーリ…「情熱ファンタジスタ」
ピットスタートの逆境をはねかえし、3位表彰台をゲット…が、一転、ペナルティで12位に。
開幕戦一番のジェットコースターはこの人でしょうね。
トヨタはこの裁定に控訴。認められるといいのですが…
ルノーチーム
・アロンソ…「若きレジェンド」
昨年ハミルトンに記録を塗り替えられるまでは、アロンソが史上最年少王者でした。
二度のワールドチャンピオン獲得といい、まさに若きレジェンドですね。
・ピケジュニア…「伝説王者の血統」
昨年前半はポイントがとれず苦しみ、「ペケジュニア」なんて言われていましたが、終盤ブレイク。
開幕戦はリタイアでしたが、リタイアするまではポイント圏内を走行していました。
昨年大ブレイクのベッテルは…
・ベッテル…「奇跡のワンダーボーイ」
終盤まで2位を走行していたのに、最後の最後でクビサと競り合ってクラッシュ。痛恨のリタイアとなりました。
えー、アンジーさんによると、
「キミ様はああいう時、自分の順位が下がっても接触を避ける方を選ぶんですよ。
そういう大人~なところも大好きです」
とのことです。
たしかに、ライコネンはああいうところで無理をしないドライバーですね。
ぶつかってノーポイントになったら自分も損!とわかっていても、熱くなってしまうものなのでしょうが、今回はハミルトンがわりと無理をしませんでしたね。
ポジションが人をつくる。チャンピオンになって成長したのでしょうか。
ところで、わがGWはどうだったんでしょう?
えー、GWは今季欠番になっているカーナンバー、18&19を割り当てられたという設定にしておきます。
「ボクは20と21が良かったです」
その心は?
「20は岩隈選手の侍ジャパンでの背番号、21は楽天での背番号なんだヨ!」
二人のキャッチはどんなんでしょう。
・カーナンバー18 ナンデ・ヤネン…「関西魂を持つフライングフィン」
・カーナンバー19 たクマたん…「サーキットの熊」
「わぁー、これはひどい! 武士テレビに抗議するでござるよ! 」
いや、これはフ○の人が考えたんじゃ…
たクマたんのキャッチフレーズ緊急大募集
それでは、皆様、ごきげんよう! Be careful!