望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

舞台の裏のウラ話・放浪記顛末

2010-03-01 11:36:21 | 舞台・ウラ話
なぜ、「放浪」した長い時間、明かりがつかなかったのか?

この謎は、あとで下手のモニターを見て解けました。


この劇場は、さほど大きくはないのですが、
非常に設備がよくて、

舞台を見るためにそでに設置されているモニターTVが、
2種類、あったんです。

ひとつは、舞台や客席の様子を写し出す、普通のモニターTV。

そしてもうひとつは、

暗い中でも人の姿が見えるモニターTVだったんです 



つまり、私のみっともない放浪は、
最初から最後まで、
そのモニターで舞台監督さんが見ていて、

そでに入ったのを確認するまで、
照明さんに待っててもらったんですね。


はぁ~~~、助かったぁ~~~


このシステムがなかったら、
私は間違いなく、ハケきれずに残ってしまった 


それを想像したら、体中から一気に汗が出ました。
もちろん、舞台監督さんには最敬礼です。

「ありがとうございました~~。
 おかげさまで・・・」

「いえいえ・・・。
 いや、なかなかおもしろかったよ」

???

おもしろかった?


・・・あ、

そうかっ!


あそこまで本気でアセって、
それなのに、間の抜けた動きをすることって、
まずないことだ!

つまり、見ている方にしてみれば、

テレビでよくやっている、
「真夜中の動物ウォッチング」

あれとおんなじだったのか!

うううううううう

でも怒れない・・・


で、今もなお、暗転は苦手で嫌いです。

でも、さすがに、
こんな放浪はこのときだけでしたけど。


思い出すだに、おそろしい・・・。


さーてと、
あっちやらこっちやらに迷走している、ウラ話ですが、
次はどこに行きますか。

まだまだ続くウラ話。
汲めど尽くせぬ失敗談。

私、どれだけアホなことをやってきたんだろう・・・
 
(つづく)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ・・・・・ | トップ | 今日はブログっぽいブログで »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

舞台・ウラ話」カテゴリの最新記事