本番中、みんな舞台そでにいて、
楽屋に戻らない。
いくら、そでが広くて、ゆっくりできると言っても、
疑問は解消できませんでした。
だって、舞台そでと楽屋は、
根本的に違うんです。
本番中の楽屋は、まさにオアシス。
我慢していた咳払いをしてホッとしたり、
お茶飲んだり、お菓子食べたり(おいっ!)
台本チェックしたり、
ブツブツ台詞を復唱したり。
自分の出番が早いうちに終わっちゃう、
なんてときは、
さっさと帰り支度を始めます。
そういえば、昔、カーテンコールを忘れて、
私服に着替えてしまい、
カテコであわてふためいたバカがいたっけ。
・・・あ、これは私じゃありません。
でも、出番さえ終わってしまえば、
楽屋では、それほど、のんびりできるんですよね。
はたまた、こっそりとお弁当食べることも可能(笑)
ただし!これは絶対に「こっそり」です。
だって、まだ出番のある人たちの中に、
そんなぬる~い体で存在してたら、
これから舞台に出て行く人に迷惑になりますからね。
ま、それはそれとして、
楽屋は、いわば本番中のオアシスでもあるのに、
<楽屋に戻らない>
ということが、不思議でならなかったんですね。
それも「絶対に戻れない」といった語調じゃない。
「できれば戻ることを避けた方が望ましい」
といった感じ。
うーーむ・・・
ただ、ひとつ想像できたのは、
先ほど書いた、
「お弁当を食べるような、ぬる~い体」
の問題です。
今回は、しつこいようですが、2演目交互上演。
片方が本番中の間、
もう片方がすでに楽屋に入っています。
だけど、自分たちの本番はまだまだ。
だから、それこそ、お弁当を食べたり、
わいわいお喋りしたりと、
ぬる~い体でいるわけです。
そこに本番中の人間が入る。
これはもう、身にまとう空気がまるで違いますからね。
本番中に、ぬる~い空気の中に入るのは、
かなりのストレスなんですね。
一方、
せっかくゆっくりしてる別チームのキャストに、
早々と緊張を強いるのはかわいそうだし、
だから、楽屋には戻らないんだろう、
という想像はできたのですが、
あ、
・・・いや待てよ、
2演目交互上演なんて、今回初めてのはず。
普段は違うってことは、
これは当たっていないことになる。
ならば、理由は何なんだ?
なぜ、楽屋に戻らないんだ??
楽屋に届いたお菓子
ピラミッド状態になってますが、千秋楽には全部なくなりました
(つづく)
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