今は、14日の午前10時半です。推敲が終わりました。誤変換がたくさん残っていましたのを、お詫び申し上げます。
ところで、ベストセラーを生み出す仕組みもいやらしいと、私は思っているのですが、本を隠していく仕組みも有って、それは、恐ろしいことだと思っております画、その部分については、日本社会で、いまだ、明らかにしている人がいないので、ここで、はっきりとそれを取り上げていきましょう。
副題1、『文芸春秋社刊、<汝の父の罪>は、労作だと思うが、去年の段階では、絶版といわれたが』
副題2、『<ブルースカイ(1994年アメリカ映画)>が2010~2012年まで、日本語版、Wikipediaからは、秘匿されていた』
副題3、『豪華本らしい、びょんぶが、国会図書館にも無いのだが?』
副題4、『福屋書店・銀座店は、螺旋階段を上がった、すぐそこ(二階入り口)がとてもカラフルでおしゃれな空間だった』
副題5、『切り裂きジャックに関する、とてもよい本が徳間書店から出ていた?』
副題6、『悪魔の医師・・・・明石書房』
副題7、『メアリーアンと呼ばれた子?????』
副題8、『it と呼ばれた子(米国)と、メアリーアンと呼ばれた子(英国)の明瞭な違い』
副題9、『西鉄バスハイジャック事件が起きたときに、すぐ、母親に責任があると感じたが、それは、この本を読んでいたおかげだった』
副題10、『子供のうち、頭のよい子を嫌う親がいる。そういう親は猫も嫌いなはずだ』
副題11、『アエラが毒親特集を出した週に、北海道で、40代の女性ミイラが、二階で発見されたと聞く』
副題12、『横浜ストリートライフ・・・・・佐江衆一・・・・・は、労作です』
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副題1、『文芸春秋社刊、<汝の父の罪>は、労作だと思うが、去年の段階までは、絶版といわれたが』
文芸春秋社から、1996年翻訳本として、『汝の父の罪』という本が出ています。ロナルド・ケスラー著、山崎淳訳、577頁。
これは、今度来日するケネディ駐日大使の祖父、初代ケネディ大使の一生を追ったドキュメンタリーですが、非常に緻密で、迫力のあるものです。私は1999年のニューヨーク滞在中に、紀伊国屋書店で、これを買い、三ヶ月間の、ぎりぎりに集中している版画制作の中で、唯一、純粋な娯楽として、これを毎晩、少しずつ読み進みました。
大金持ちになるためには、大衆から搾取しないとだめだということが、明瞭にわかります。J.F.ケネディ大統領の父は、それを、禁酒法の時代に、抜け穴を利用して、まず、基本的な蓄財をして、その後、大衆相手の金融商品の販売など、いささか不明朗な手段もいろいろ用いて、その後、相当にお金持ちになってから、モール(商業施設)を運営して、お金を儲けていきます。
そして、この一家から大統領を出すのだという激しい上昇志向の無理から、種々さまざまなひずみが一家を襲うのです。
今は、グーグル等の検索で、きちんと出てきます。だが、2012年の段階では、この本に関する一切の情報が抑えられていた時期がありました。時には、絶版と、突き放した書き方をされていた時期があります。
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副題2、『<ブルースカイ(1994年アメリカ映画)>が2010~2012年まで、日本語版、Wikipediaからは、秘匿されていた』
私は2010年の出版物として『消された映画』という書物を準備中であり、それは、レオス・カラックス監督が日本の北野武監督の横浜の芸大をスタジオとして、二週間で撮影した、日本映画TOKYOの第二部と、アメリカ映画ブルースカイを指します。
後者の方は、今でも、英語版なら軽々と出てきますが、日本語版だと秘匿に近い扱いです。グーグル日本語版では、見つけにくいこと、見つけにくいこと。これが、1994年公開の映画だと、知っていないと、簡単には見つけられません。
その後に爆乳を題材にしたピンク映画ブルースカイが日本で作られた模様で、そちらの方が先に出てきます。これは、私の文章の証拠を消そうとする一環でしょう。で、TSUYAYAをはじめとする、どのレンタルDVD屋さんでも置いていなかったのですが、私がその本を、実際には、ISBN番号や、バーコードをつけて機械的な印刷やら製本へ回さなかったので、敵さんたちの緊張度が、緩まったのか、グーグルでも、いったんブルースカイと引いて、その次に、1994年の映画というところをクリックすると、日本語で解説が出てきます。
もし、海外旅行をなさる機会があったら、アメリカで、英語版でもお買い求めになって帰ってこられるのをお勧めするほどいい映画です。
初期、核兵器の砂漠での実験と、米軍基地内部の、実態・・・・言うことを聞かない人間は、精神病院に収容して、本当の廃人にしていくとか、中年夫婦の危機とか、特に妻が揺れ動くときのだんなの苦労と、思春期の子供たちの、手間のかかることとか、非常に盛りだくさんであり、俳優は名演です。しかもハッピーエンドに持っていってあるので、暗すぎず、鑑賞後の後味がいいです。
特に、精神的に不安定で、悪い上司とベッドインをしてしまったりする、悪妻を演じたジェシカラングが圧巻です。これで、彼女はアカデミー賞主演賞を取っています。
まあ、世の中の奥さんが、自分の方も何かをやりたいと思ったら、たいていは悪妻と呼ばれる様になるものです。この私だって、例外ではないのですが、ジェシカラングが演じるこの妻の役を見ていると、怒るどころか哀れで哀れで、それが、すばらしいのです。
これは、テレビ東京の午後の映画の時間で見たのですし、新聞に解説まで載っていたので、別におかしいとも、変な映画とも思わないのですが、敵が異常に緊張して、隠しまくるので、私は、このあたりから、自分を、すこぶるつきの大物だと、自覚することとなります。敵さんたちが、そういう風に仕向けてくださるのです。
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副題3、『豪華本らしい、びょんぶが、国会図書館にも無いのだが?』
私は時々、手の内をさらけ出してしまうことが有るのです。これから先、こうするつもりだとか、こういう行動を取るつもりだとか? そうするとたちまちに、その証拠物件が隠されてしまいます。
高野悦子さんと、伊藤玄二郎の共著であって、河出書房新社から出ている『びょんぶ』という本がどこを探しても見つかりません。国会図書館にさえ無いのです。この本は、それをきっかけにして、伊藤玄二郎がポルトガル国のエンリケ皇太子勲章をもらったことになっているので、その内容が重要ですが、あとがきも見たいのです。
そこに、もし、川名昭宣という名前が出ていたら、その一事だけで、ブログが、さらに新しい分野で、100万字は、書けるでしょう。そうですね。二万字制限があるとしても、その50回分はまったく新しい分野、つまり、○○○の分野について書く事ができるはずです。
この○○○の分野という部分は伏字にさせておいてくださいませ。でないと、びょんぶで、犯してしまった失敗を、さらに、重ねることとなります。敵が、データを隠してしまうので、それを避けるために、本当のことが、なかなか書けないのです。それで、常に、35%で抑えておきますということになります。
だけど、状況証拠だけで、文章を書く事は可能です。このびょんぶが、全国どこに行ってもない。そして、単に不動産物件を探しに二ノ宮へ出かけて、『あら、図書館があるわ、入ってみましょう』と思っただけで、その30分後に、二ノ宮駅に、警察官が待っていたり、それを見て、先ほど、図書館の人間が急に不親切になったのは敵が何かの連絡を入れたからですねと、思って、もう一度図書館に問い合わせに戻れば、その間に、街中に、鎌倉小町通に出没しているのと同じ制服やたすきをかけたガードマンがひしめくことになります。
こういうことを見聞すると、『ああ、やはり、伊藤玄二郎は、エージェントだ。彼の元愛人の石川和子さんが、猫のことで、ばかげた形で、警官を呼び、そのまた警官が馬鹿な人間で、絶対に起こりようがない交通事故の調書を取ったことを謝罪するのではなくて、脅かしだけで、済ませるために、私を、抹殺をしようとしている。が、それほどの、理不尽なことに、警察は協力しているのだから、伊藤玄二郎は、法を無視した特権を保持しているとなる。それが、彼がエージェントだという証拠でしょう』と、考えるわけです。
しかし、こういう風に書いていると、そのうち、あとがきから、川名昭宣という名前を削った初版本が、再度フェイク(=偽者)として、作り上げられ、国会図書館に収められるかも知れません。300万円程度かければすぐ作り上げられますので、鎌倉検定で、お金がざくざく入ってくるであろう、伊藤玄二郎にとっては、易しいことでしょうから。
だけど、昨年、2012年の、6月26日までには、日本国内中から、その本は姿を消していたのでした。
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副題4、『福屋書店・銀座店は、螺旋階段を上がった、すぐそこ(二階入り口)がとてもカラフルでおしゃれな空間だった』
私は前々報で、福屋書店・銀座店では、二階の、翻訳本がずらっと並んでいる平台が見やすくて、好きだったと、申し上げております。福屋書店は売り場があまり広くはありません。だが、さすがに銀座ですねという形が見えるのは、一階から二階へあがると、そこの右側に、豪華な美術書コーナーがあり、反対の左側には、カバーや、装丁、製本の三拍子そろって豪華な翻訳本が、華やかに広がる平台があったことでした。陳列が伸びやかで、かつカラフルで、豪華で、おしゃれな感じがしました。本が輝いている感じがしました。
私が、人間観察がとても鋭いですねと、よく言われるのは、そのときに買った海外の犯罪を分析した本による部分が大きいのです。海外の、犯罪ドキュメンタリー(または、ノンフィクション)は、すさまじいレベルで、重厚です。こういうものを読むとフィクションとしてのミステリー小説など、もう読めないというほどのものです。
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副題5、『切り裂きジャックに関する、とてもよい本が徳間書店から出ていた? 』
私の記憶では、三冊の犯罪ドキュメンタリーを買って、その最後(Latest)が、切り裂きジャックに関する分析だったと、覚えております。分厚いそれを、最初から最後まで、丁寧に読みましたが、あまりに残虐な犯罪なので、これを我が家においておくのはいけないと判断して捨てました。
ほら、東北では座敷わらしがいるというでしょう。座敷わらしは、ほほえましい存在です。だが切り裂きジャックは悪魔のような犯罪者です。その本が将来、子供たちや孫に読まれる可能性を恐れたわけではありません。そうではなくて、言霊としてだけでも、そういう悪霊が家の中に存在することに耐えられなかったのです。特に、それは、紙に印刷された抽象的なものだといっても耐えられないほど残虐な事件でありましたから。
だが悪書ではありません。良書といってよいでしょう。『真犯人は、こうだ』という推察は目からうろこといってよいもので、それは、きっと真実でしょうと、私も頷きました。
その説によれば、真犯人は、英国の貴族社会の若い方で、しかも大変に高貴な方だそうです。無論単独犯ではなくて、常に、一人か二人が、協力をしています。御者とか、外科医とか。
その若くて、やんごとなき方は、身をやつして、街に放浪に出るのが好きな方でした。日本で言えば、水戸黄門とか、遠山の金さんとか、に、似ています。だが、フィクションの世界ではないので、恋愛相手が妊娠をしてしまいます。
その女性はタバコ屋の看板娘でした。イギリスが、産業社会に突入し、地方から上京する人間が多くて、彼らは劣悪な環境で暮らしていましたが、この娘は、器量よしで性格もよかったらしいですよ。ただし、妊娠は困ります。
特に彼女が、その青年の身分を察知し、かつ、堕胎をしないと主張したから、困り果てた、三人は、彼女を殺すことになりました。が、殺される前に彼女は、友人たちにこの件を打ち明けてしまっていました。彼女達は、娼婦でもあったので、男性側が恐怖を感じて、そういう娼婦達をまず殺したのらしいのです。
で、一網打尽というぐらいに、たくさんの女性を殺さないといけないこととなりました。この女性達が、どれほど、または、どこまで、噂を伝え合っていたかを探索したのは、また、別の人間であって、そういう協力者は、巷の方に、いた模様です。
で、もし、普通の殺し方で、解決しようとすると、誰か一人でも、噂を聞き及んでいる人間を殺し漏らしてしまったら、その線から、真犯人が、やんごとなき方であるということがばれてしまうので、最初から、特別に、猟奇的な殺人事件としていったのだそうです。やんごとなき方なら、まさか、これほどのことはするはずが無いというほどの、残虐な殺害方法を取ったそうです。
特に外科医的な、技術を持った人間が一行に加わっていたので、見事なメス裁きになってしまって、連続殺人事件が、『切り裂きジャック』という名称で、後世に伝えられることとなりました。
私は、その説は説得力があると思い、なるほどと感心をしました。だけど、だからといって、怖さや、魔物度が半減したわけでもなくて、本は捨てました。
そして、この本を境にして、海外犯罪ドキュメンタリーを読むことは止めにしました。体力も、これでは、もたないとも判断しました。
で、このブログでも、悪を、解明しつつあるのですが、エピソードとしては、できるだけくだらないものを、わざと選んで書く様になりました。本質はひどく醜い現象です。が、どこかに、笑ってしまうようなエピソードをいれ、かつ、ゆとりを持って、書いているつもりです。
直前のブログでも、額に三本以上のしわを持つ、猿に似たおばさんが出てきます。でも、そこで、猿という言葉をあえて出すからこそ、先生とそのおばさんの間に、エロチックな契約は無いだろうと、言う話になり、話がずっと明るくなるのです。
ぶっちゃけて言えば、あの忠誠心は、異常な濃度であると、私は思います。が、それでも、彼女がシコメだからこそ、救いも有るのです。顔が自分とはまるで構造的に違い、とても彫りの深い外人の先生に、言葉または、態度で、ちやほやしてもらうことが、彼女の大きな快感になっていて、その結果、あそこまでの忠誠心を示したのだと、考えて、そのように、書いています。くだらない文章となりますが、そこにこそ、救いはあるのです。先生のご家庭や、彼女自身のご家庭に対する、安全性に関する配慮の結果です。
ところで、本日、2013年の10月12日の夜に、グーグル検索をしてみたところ、その切り裂きジャックの本が出ていません。と、最初は書いていたのですが、長時間グーグル検索をし続けてやっと見つけました。
たぶん、徳間書店のそれが記憶にあるカバーとデザインが同じでした。飛鳥新社、または、飛鳥書房新社のどちらかと覚えておりましたが、それは、間違いだった模様です。コリンウィルソンは、有名な著者なので、読みでがあったのだと、今は推察しています。でも、なんだか釈然としないのは、コリンウィルソンなら、若いときからアウトサイダーを読んでいて、知っているので、そこが印象に残っていないのは、変ですが、共著者の方が強烈だったのかしら?
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副題6、『悪魔の医師・・・・明石書房』
ところで、土曜日の深夜、やっと、記憶に残る本の二冊目を、ネット検索で見つけました。確かにそれを買ったのですが、読了後捨てたはずの本です。内容は、アメリカにおいて、20人以上の患者を、筋弛緩剤を用いて、殺害をした、犯人(イケメンの若い医師)の裏側の解明に、挑んだ書物です。
そのカバーデザインには、しっかりとした記憶があって、『ああ、これは、福屋書店・銀座店の二階で、買った本ですね』と、思い出しました。その本が明石書房から出ているとネットで、あります。で、ここにきて、福屋書店の二階で、連続して買った海外犯罪記録(+分析)本が飛鳥書房新社、もしくは、飛鳥新社から出ているという記憶が怪しくなりました。あ、つながりで、間違えて覚えていたのでしょう。
静岡県の方で、タリウムを用いて、実母を緩慢に殺していこうとした、少女がいて、それについてメルマガ用エッセイを書いたことがあって、そのときには、確かに飛鳥書房新社と、書いた記憶があるのですが、その時代のパソコンが壊されているので、確認のしようがありません。
まあ、そこらあたりの確認に膨大な時間を取られてしまって、この章がもたもたと進行しているわけですが、アメリカにおいてイケメンの若い医師が、20人以上の患者を筋弛緩剤を用いて、殺害した事件の解析が、こちらの書物です。
でも、数時間はタイトルを思い出せなかったのです。それで、この二冊目(アメリカでの連続殺人事件)も書物としては、検索不可能でした。で、「ありません」・・・・「ありません」と繰り返し出てくるので、筋弛緩剤を使った殺人事件の項目で引いて見たのです。こちらでも、このアメリカの事件、そのものが出てこないのです。日本での筋弛緩剤を使ったケースがずらずらっと続いていて、30個目ぐらいに、やっと、ブラジルにおける女医が起こした似た様なケースが出てくるのみです。
こういうことも、私は、私が文章を書いた時点で、証拠隠滅のために、事実が消されていく現象のひとつだと思っていて、困ったことだと考えています。
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ヒステリーという技術用語も使ってはいけないこととなっていますし、都立大学という名前も、首都大学と改名されて消えました。文化がやせ細ってきます。それも、後ろの二つのケースは、明瞭に前田清子、元國學院大學講師と、関連があります。ただ、ここでは、その詳細ないきさつを繰り返しませんが、その上で、彼女のことを、『悪女だなあ。学者であると自分を標榜して威張りまくっているくせに、実際には、日本文化をやせ細らせて、自分達のやったおぞましいことを隠蔽してもらっている』と、考えているわけです。
前田夫人には、ほかにも国税を無駄遣いさせているケースが多々あって、そういう悪行の集大成として、鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れたのもむべなるかなと思っている次第です。彼女が大きな顔をしていて、やりたい放題を貫いているのは鶴岡八幡宮様の推薦によって國學院大學の講師にしてもらったからだと推察していますし。
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この二冊目本の読後感としては、三冊目の『切り裂きジャック』(徳間書店刊)を読んだときほど、深いものを与えられませんでした。犯人そのものに、魅力が無い上・・・・・なぜ、それほどの大量殺人を行ったかが、結局、私には理解ができなかったので・・・・・に、著者の、筆力も、徳間書店の切り裂きジャックの方(二人)が上だったと推察されます。
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副題7、『メアリーアンと呼ばれた子?????』
この本の情報を探しています。この本の情報が、今、2013年10月12日に、ネット上では、まったく無いことが、この一文のハイライトです。
ところで、こちらの本のタイトルはうろ覚えですが、たぶん『メアリーアンと呼ばれた子』でよかったでしょう。これは、親のあり方と、子供の心の成長のあり方がどれほど、関連をしているかということを、私に明瞭にわからせてくれた最初の本であり、すばらしい本だと思っています。
だけど、このタイトルで、検索してもどうしてもでて来ません。みなさまが、ググっても元祖の悪女、娼婦だったとか言うメアリーアンは出てくる可能性がありますが、この本の主人公についての項目は一切出てきません。メアリーアンは、中世というか古い時代に現れた殺人犯で、イギリスでは、石川五右衛門のごとき、一種のアイコンになっている言葉らしいのです。
で、12歳の少女が、仲間と連れ立って、2,3歳の幼児二人を殺害した20世紀の事件で、その首犯を、イギリス社会は、メアリーアンと通称をつけて呼んだのでした。なぜ、イギリス社会を震撼させたかというと、幼児を殺したのが、12歳の少女を首班として、それ以外は、14歳の女の子と、10歳(?)と、8歳(?)と、6歳(?)の男の子だったということの衝撃性です。
それまでは、殺人とは、それ以前の恨みや、なにかの因果関係が有って起きるはずだとか、それは、いろいろな自分史を持った大人が起こすことだというような概念が一切無い、事件だったからです。
ここで、日本の問題を、後で、副題12として、」付け加えます。佐江衆一さんが、分析した、横浜山下公園における、ホームレス狩りです。
元に戻れば、この美少女が起こした殺人事件についての本の
著者は、イギリス在住の、既に、70歳を超える女性ライターで、ピュリッツァー賞の受賞者です。残念ながら、著者、翻訳者、出版社ともに忘れていますが、本の装丁は、覚えています。上製本(=ハードカバー)で、厚さは、4センチ。カバーは白を基調とした中に、小さな肖像写真が入れこめられているというかたちです。
その肖像写真ですが、黒髪を、おかっぱ(マッシュルーム)にした、日本で似た人を探せば藤圭子に似ている、超ド級の美少女です。
もしかしたらですが、イギリスで新たな、青少年保護法でもできて、そのカバーがまずいことになって、これが、絶版になっている? そうだとしたら、残念至極です。大変な良書ですし、その少女を助けている書物ですから。その少女自体は既に大人になっていて、面影がすっかり変わっているので、少女期の写真が表に出てもどうって言うことはない段階だからです。
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副題8、『it と呼ばれた子(米国)と、メアリーアンと呼ばれた子(英国)の明瞭な違い』
次に問題となる4冊目の本をも、発見しました。それは、私のパソコンに異常が見られるようになった2007年より前のことだったと記憶をしています。銀座の画廊めぐりの後で、新橋駅に入るのか、東京駅に入るのか、二つのコース選択があって、新橋駅から帰ろうと思えば、福屋書店により、東京駅から帰ろうと思えば、八重洲ブックセンターによるというのが、習慣付けられていた日々のことです。
ある日八重洲ブックセンターの六階だったかな、文庫売り場の平台に、『it と呼ばれた子』のシリーズがずらっと並んでいたのです。
『it と呼ばれた子』の方は男の子であって、5人兄弟の次男であって、母親が偏愛の人であり、彼だけを疎外し虐待をしたとなっています。実家はロサンジェルスで、中流家庭のはずでしょう。実は、私は帯の惹句を見ただけで、『63を過ぎては、もう、こういうものは読めません』と感じて、全体は読了しておらず、今ネット検索で、感想文を読んだりしたのですが、
明瞭な違いが、『メアリーアンと、呼ばれた子』との、間にはあります。私が良書として、皆様にお勧めしている、『メアリーアンと呼ばれた子』の方では、本を書いたのは本人ではありません。
このケース(12歳の少女がリーダーシップを取って、2,3歳の幼児二人を殺し、なんら、反省や、後悔を見せない)に大きな疑問を抱いた、ライターが渾身の取材をしたという違いが有るのです。
著者が疑問に思ったポイントは、読者も、『そうですね』と疑問に思いますので、少しずつ、真実が見えてくる過程には、どんどん、引き込まれます。そして、著者は、重い事件を扱うことの自覚があるので、できるだけ慎重に真実に近づこうとしていて、筆を相当に押さえています。
たとえば、この少女は、感情が一切無いのです。
裁判でも、共犯とされた子供たちは、両親や祖父母からの教唆で、次から次へと反省の言葉を述べます。二つ年上の少女も加わっていたのですが、彼女や、年下の少年達は、このいたずら(?・・・・こども五人は、一種のいたずらとして、自分達よりはるかに小さい子を、殺した)を、「悪いことでした」と、認めて謝罪をするのですが、メアリーアンと呼ばれた子だけは、シレッとしていて、裁判の間中、一切の反省を見せないのです。
つまり、感情そのものが無いのです。そのなぞを著者は、解明していきます。大人になったメアリーアンを、自宅に呼び、何度も泊りがけで、話し合って、そこの記憶を呼び覚ましていくのですが、
なんと、彼女は既に、4歳のときから、性的虐待を受けていたのでした。それが、著書につれて、読者にも、わかってきます。誰が相手だったかというと、娼婦として働きながら生きている母親の男性客でした。毎晩、日替わりで、しかも、一晩、数人から、性的虐待を受けていたことが明らかになってきます。
しかし、本の中では、幼児の肉体をどういう風に扱ったかという、その肝心の動作については一切の説明がありません。できるだけ、センセーショナルにはならないように気をつけて、著者は、ものを書いています。
だがね。読者にはわかってきます。もっとも大切なポイント、つまり、実母には、この美少女に対する愛情が一切無いということが。しかも、父親はいません。母親はシングルマザーです。だが、見かけ上は、普通の人間として育ちあがって生きます。
彼女の住居近辺の人々は、貧しいながら、連帯していますので、子供たちはどこの子も、常に一緒に遊んでいて、誰かが面倒を見ているので、どうにか、体だけは、普通に育ちあがって行きます。日本の現代社会とは違うのです。パソコンゲームも無ければ、お受験もないし、塾も無い世界です。
イギリスほかのヨーロッパ諸国では、学制において、明快な身分差別が、まだ残っていて、インテリとして、大学へ進学できるのは、国民の中でのパーセンテージとしては、日本とは、比較できないぐらい少数であって、日本で言えば、中卒で世の中に出ます。働きますというような、少年少女もいっぱいいるのです。それを恥じとも、思わず、劣等感など抱かないで、暮らしていかれる風土が有るみたいです。
だが、食料は与えられ、ご近所のおじさんや、おばさんから、ごく基本的なしつけを受けていたとしても、本当の愛情を一切与えられていないと、人間はどうなるかという好見本が、このメアリーアンと呼ばれた美少女のケースだったのです。
一種の狼少女というか、なんと言うか、人間としては、成長をしていないのです。
この子には、自分達が、殺してしまった方の幼児二人に、その子たちを、いつくしんでいる両親がいて、その大人4人が、どれほど、悲しんでいるかということの実感が、どうしてもつかめないのです。だから、人間の幼児を殺すのも、そこら当たりに転がっているカナブンでも、殺すほどの感覚しかないのでした。
美少女殺人犯の、母親は、背が高く、ふくよかな体型の美女だったそうです。結婚制度は、わずらわしがっていて、娼婦として生きることを好んでいたと、私は推察します。掃除とか料理はあまりやらなかったみたいですね。
ところで、現代の日本みたいに、娼婦を派遣したり管理したりする会社は、その時代のイギリスの、特にかの従の住んでいる町には、無いみたいで、たんに自宅に、彼女が、娼婦であるという事情を知っている男性を招きいれるというぐらいの商売ですが、自宅でやるからこそ、周りに自分の生んだ、子供たちがいるわけです。メアリーアンと、その弟です。
長女が、メアリーアンと呼ばれた子ですが、その子が、たった4歳になったころから、お客にプラスアルファの楽しみとして、彼女を提供していたのです。
プラスアルファつきだから、面白がって、男性客がたくさん訪れたらしいのです。だが、繰り返しますが、その実態はどういうものだったかは、書物内には書いてありません。
だから、全般に上品なこの本に対して、クレームをつけてくる人は、世界のどこにもいないのです。実母等は、インテリではないので、こういう本は、読まないのでしょう。
著者は、渾身の力をこめて、メアリーアンと呼ばれた子の、心の開放を助けていきます。メアリーアンと呼ばれた子は、やっと、30歳ぐらいになって、人間としての心を獲得して、今度は、自分の子供を育てていくというところで、書物は終わっています。だから、読後感はよいです。で、この本が、絶版になっていても、神様の視点から考えれば、それで、いいかなあと、思う部分もあります。
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副題9、『西鉄バスハイジャック事件が起きたときに、すぐ、母親に責任があると感じたが、それは、この本を読んでいたおかげだった』
西鉄バスハイジャック事件が起きたときに、すぐ母親に責任があると感じました。その一家は中流家庭のようです。だが、インテリぶっていて、愛情が少ない母親が、主婦として鎮座ましますご家庭でした。事件後、母親は手記を週刊誌に寄せましたが、何もわかっていないことをさらけ出しています。
秋葉原無差別殺傷事件も同じでしょう。ただ、一家全体で、頭がいいことは、頭はいいのです。でも、普通ではない育ち方をすると、突出して異常な事件を、一人で起こします。
一方で集団で、リンチ事件を起こすような少年少女も、日本には、います。なんだか、今では、それは、強盗みたいに、普通の事件と感じてしまうほど、いっぱい起きています。かれらも、親の愛が少なかったことは確かですが、どうも、インテリではないご家庭の両親がいる家に、頻発するみたいに思われます。
差別感情で言うのではないが、新聞を読んだり、ネットニュースを見たりしていると、自然に物を考えて、日夜反省して、自分のやり方はいいのだろうかと、親の方が、思う筈なのですが、まったく野放しにして育てているように見えます。
私達が子育てをしていた、30年ごろ前までは、埼玉県の少女コンクリート詰め殺人事件が起きていて、その主犯の少年の母親が、『うちの子に限って、そんなことはやっていません』と言ったのです。記者達、および警察を前にして。それが、大問題になったので、世の母親は震撼しました。
両親ともども、大卒の、インテリの、しかも高収入がある、中流の上の階級の家庭でも、大犯罪者が出る時代になったのです。母親群は、震え上がって、自分の子供を見つめなおしたものですよ。
世銀総裁のラガルド女史は、「日本女性は、もっと外に出て働くべきだ」といっていますが、仕事と育児の両立は大変であって、手間がかからなくなってくるように見える、小学生とか、中学生の時期に、丁寧に、見守っておかないと、後々に、大変なことになるのですが、それを、教えていくリーダーが、この日本にいないでしょう。困った時代です。
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副題10、『子供のうち、頭のよい子を嫌う親がいる。そういう親は猫も嫌いなはずだ』
it と呼ばれた子の著者は、5人兄弟の次男だったそうです。偏愛が母の方にあり、彼は、疎まれた方です。虐待を受けていました。小学校で、それが、発見され、先生方によって、救出され、その後も、苦労の連続ながら、成長して行ったそうです。ただ、親戚達は、「困った。彼は嘘をついている」といっているそうですが、それは、無責任な方の言い分でしょう。
または、強者の側の言い分でしょう。
ただ、文章に書き、それが、紙の本となり、そして、アメリカおよび世界中で、ベストセラーとなった。・・・・・となると、今では、著者のほうが強者となったといえるのかもしれません。
今、たった一枚の写真を、グーグル(wikipedia)で、見つけ、『頭がよさそうだなあ』と思っています。実は頭のよい子というのは、厄介なのですよ。時々、先生に疎まれたり、親に疎まれたりするのです。それは、普通は、強者の側に立つ、存在が、上であることが危ういと感じるからでしょう。
で、毛嫌いして、苛め抜く。それはありえます。でも、そういう人間と組み合わせになっ手、しかも親となったら、子供が大変な苦労をすることになるので、そういう配偶者を選んだら、大失敗だから、結婚相手が、愛情が豊かかどうかを、事前に、確認しておく必要はあります。
ここで言う愛情とは、恋愛感情のそれではなくて、人間としての、基本部分に備わっている無償の愛のレベルの高低を差します。そのリトマス試験紙は猫なんですよ。猫はものすごく賢くて、飼い主が、仏頂面で怠け者だったりしたら、絶対に慕いよりません。で、呼応して、人間側も猫を嫌うということになります。だから、猫を嫌いだという人と結婚するのは危ないです。
犬の方は、ずっと、単純だから、犬が好きか嫌いかの尺度では、人間に対する、愛情の深さ如何は計測できません。
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副題11、『アエラが毒親特集を出した週に、北海道で、40代の女性ミイラが、二階で発見されたと聞く』
ともかく、偏愛をする親はいます。アエラ・今週発売の号(=明日14日までは書店で買える筈)の中で、毒親特集というのをやっています。
それは、偏愛や、無愛の母親というのが、この世の中には、結構な数、いて、成長期や、思春期に娘を苦しめていたので、大人になったら、娘のほうが、自立をして、母親から、離れていたのに、また、人生サイクルが変って、親のほうに介護が必要になって、再び接触をしないといけなくなった、40代、50代の娘側に、立った、悲痛な声の特集です。
働く、その世代の男性に向けては、週刊ポストと、週刊現代が既に、あるので、すみわけを狙って、正社員として働く、高給とりの女性をターゲットにした記事が、アエラにはよく載ります。それでいいんではないかと思います。
私のケースでは夫側の両親も、自分側の両親も既にみまかっているので、それで、悩むことは無くても、自分達が、もし、認知症になって、子供から、毒親扱いをされても、困るから、この記事は肝に銘じておきます。
そんな折も折、悲惨なニュースが北海道から伝えられました。一戸建ての家に住んでいる家族のケースです。二階でみいらが発見をされたそうです。それは、この家の次女だったそうです。しかも、40代。
彼女だけ、が、二階で生活し、残りの四人(=70代の両親と子供と孫一人合わせて四人)は、一階で生活していたので、次女が、ミイラになるまで、その死に気が付かなかったそうです。普通のご家庭なのでしょうに、なんというおそろしい事が起きたかと、本当に、震え上がります。です。たぶんですが、親側の偏愛の問題が絡んでいるでしょう。それで、次女さんは、親と接触をしなくなった。だが、経済力が無いので、その家から独立することもできなかったが食べ物を買うお金も無かったと思われます。ひどい話ですね。
日本人は、もっと賢くならないといけません。
だから、その『メアリーアンと呼ばれた子』なども文庫化されて、広く宣伝をされ、世に広まって読まれないといけないと思います。
蛇足ながら付け加えると、私がブログに書いたものは、私自身の、両親の写真を始め次から次へと盗まれています。で、その本も留守中に盗まれてしまったのかもしれません。
ただ、グーグルの検索でも、そのイギリスの幼児殺し、および、アメリカの、筋弛緩剤で、美形の男性医師が、患者を、20人以上殺していった事件そのものが現れないのです。イギリスの方は、被害者の幼児の写真さえ覚えているほど、確実に起きた事件です。それから、殺された場所が線路のそばだったということも。
こういうことは、過去例から考えると、私のブログの文章の効果が薄れるように計らわれて情報閉鎖されているということなのですが、
『あ、そうですか。それほど、私って、大物なのですね』っと、泰然自若と構えておくつもりです。だが、日本人の、知的レベルがやせ細るのを、危惧はしています。
安部さんの秘密保護に関する新法案が、こういう事件の隠蔽までを含む、情報閉鎖を正当化するものであったら、大変です。彼らは、自分達が悪いことをやった上で、法律で、それを正当化していきます。恐るべき集団です。
この近所では、自分側が、土地を違法に占拠していて、そこを私以外の人間につくことをされたら、無関係な、私の土地で、弁償して、その弾劾者を、黙らせて逃げおおせた悪い人間がいますが、そちらが、新しくできた道路位置指定という条例で守られていて、さらに、恐ろしく居丈高になっています。世も末です。
だけど、私は別に落ち込んでもいません。もっとお気の毒な人もいるし、ある一面で、私は恵まれていますから。
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副題12、『ここで、思い出した、佐江衆一の労作・・・・・横浜ストリートライフ・・・・・』
横浜山下公園で、ホームレス狩りをしていた少年達を取材した労作です。少年達は、ある老人ホームレスを公園内設置のゴミ箱に入れて、バイクで、引きずり回して、結局は死にいたらせました。どうして、そういう風になったかを分析しています。
それについて、長文を書きたいのですが、お客が来る予定があるので、ここで、終わりとさせてくださいませ。
なお、このブログの2010年から数えはじめた伸べ読者数は、1836319です。
2013年10月12日に書き始め、14日に推敲を終える。雨宮舜(本名、川崎千恵子)
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