銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

家賃収入が1億の主婦 +安具楽牧場の倒産 +家が2軒・建築可能な660万の土地

2013-06-03 00:05:55 | 政治

副題1、『家賃収入が、1億円ある主婦の話』
副題2、『私が、日経新聞のオーナー募集の広告を嫌がるわけは?』
副題3、『通称を黄色い家と私が呼ぶ家の、オーナーとなったと仮定をして、利潤計算をしてみよう』
副題4、『2軒も、立派な家が建つ土地78坪が、660万円で手に入るのですよ。これは、ラッキーでしょう』

副題5、『今回、横須賀が、やっとわかった。それは、物件を捜し歩いたからだ』

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副題1、『家賃収入が、1億円ある主婦の話』

 あるときに、テレビで、家賃収入が、1億円ある主婦の話を見ました。これが、須走りの別荘がたマンションを買おうとしていた時期なので、2月ごろ放映をされたものだったと、覚えております。

 その人は、今をさる15年ぐらい前に、火星の宇宙旅行か何かを、募集している話(詳細は、違っているかもしれませんが、大体、その手の類のニュース)を見て、突然の発起してお金持ちになりたいと、考え始めたそうです。・・・・・しかし、それは、テレビの取材に出会うための美談仕立ての話であり、ごくはじめは、私たちの様に、自分がもと住んでいた家を貸すことで、別途収入が得られるというようなところから始めたと、感じます。または、親などが、家賃収入のある人だったというところから始めたとも考えられます。

 東京を中心として、神奈川県、千葉県、埼玉県などは、ずっと、右肩上がりで、不動産物件が値上がりしてきた一帯なので、不動産で、お金が儲かる経験をした人間は数多いはずなのです。そのはしくれに連なっている人間である可能性はあります。

 しかし、その主婦は、近郊農家の生まれではないはずです。と言うのも、近郊農家では、ちょっと、農地を宅地転用して売れば、たちまちに、今の金銭にして、1億円は入る立場だったと思いますので、甘い人間となったはずだからです。

 彼女が突出しているのは、労働をいとわない事です。まず、手に入れたアパート(もしかしたら、自分がもと住んでいたマンションの一室)の掃除と、リフォームを自分でやったという点でした。リフォームのメインは、ビニールクロス張りと、キッチンセットの取り換えです。それを、自分ですれば、通常は、現在の価格で、300万円はかかるといわれているそれが、30万円でできるでしょう。つまり、他人に任せれば、10倍のお金をとられる部分を自分でやれば、10分の1で済むという事です。ガス台だけが、お金がかかるもので、ビニールクロスや、ふすま紙などは、高が知れている部分です。
””””””””””ここで、挿入として、いえば、このニュースの、特にこの部分と、自分の鎌倉の家のリフォーム状態(大工のプロの仕事)を脇から、見ていたことが、横須賀の660万の古い家を手に入れたいと、思ったポイントの一つでした。つまり、横須賀の家は、子供にやって、木造注文住宅を子供に、建てさせるのがメインの目的ですが、説得に、時間がかかりそうなので、いったん他人に貸すとして、その前のリフォームを自分でやろうと決意していたのです。
 しかし、とうとう、手に入れる事が出来ず、本日最終的に、すべてが終わったのですが、それで、いささかホッとしているところも無きにしも非ずなのです。ニュースに出てきた主婦は、それを、30代で、始めて、今、20年以上が経過していて、技術も、スピードも抜群に向上しているのですが、現在70歳の私が、エッチら、おっちら、自分で、やり始めたとしても、「死ぬよ。命を縮める」と主人が言うのも、あたっているかもしれないからでした。
 で、元に戻ります。”””””””””””

 その1億を稼ぐ主婦が、一番最初のリフォームをした時は、新しく手に入れた自分の住む方の家にお金がかかったので、やむを得ず、したことであっても、「あ、自分でも、できるんだわ。ほとんど、プロと同じ程度に」という発見はあって、それは、大きかったと思われます。その結果、毎月10万円の家賃収入があり、経費を差し引いても、ほぼ、100万円ほど、年収が増えたというのは、大きかったでしょう。それから先ですが、私の様に小さい時から金銭的に甘やかされて育った人間だと、単に消費(党に知識を増すための投資で、後に形として残らないもの)に回してしまうのですが、彼女は違った模様です。次から次へと、マンションの区画を買っていったと思われます。
 その際に、プロの不動産屋並みの選択眼を身につけて行ったはずです。それが、他人との差をつけるポイントだったでしょう。
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副題2、『私が、日経新聞の、オーナー募集の広告を嫌がるわけは?』

 上の主婦は、必ず、駅に近い物件で、借りてが、絶え間なくあるマンションの区画を買っていったはずです。が、やがて資金が増えると、自分で木造アパートを建ててみたり、木造アパートの1棟買いをやったり、挙句の果て、不況時代に売りに出た小型マンションの、1棟買いにも手を出したはずです。

 途中から見始めた映像だったので、1億の収入が、月収なのか、年収なのかを見落としてしまい、どちらだったかが、私には、わかりませんが、年収なら、マンションの一棟買いまでは、到達していない可能性もあります。が、月収が一億なら、他の個人が開発したマンションを、棟ごと、保有するなどというレベルに達しているはずです。非常に賢い主婦です。お金をもうけるという意味では賢い主婦です。
 ただし、強い嫌悪感を視聴者側に抱かせないのは、労働を果たしているからです。「怠けものはお金持ちにはなれないわよ」と口癖のように言っていた私の母の言葉を体現するかのように、肉体労働と、頭脳労働の両方を果たしている主婦だからです。『専業主婦(又は、無冠の女性)、侮るべからず』の典型の主婦です。

 一方で、私が嫌う種族があります。それは、労働をしないで、安易に儲けようとする人たちです。その際に広告が大変大きな力を発しています。

 この前、安具楽牧場に投資をして800万円損をしたという話を聞きました。彼女が言うには、宣伝が非常にうまいそうです。で、帰宅をして、主人にその話をすると、「人は、農業とか、自然という言葉を出されると、つい、信じてしまうのだよ。安全性をね」と言います。確かにそうですね。これからは、有機農法によるお金儲けとか、投資の話がはやるかもしれません。皆様、お気をつけ遊ばせ。

 ところで、もっと、堅実に見える話が、日経新聞にしょっちゅうのります。それは、「不動産物件のオーナーになって、資産運用をして、利潤を稼ぎましょう」というもので、お安い物件が羅列をされています。そこには札幌で、780万円とか言う物件が載っています。目をむくような安さです。

 これには、みなさん、引っかかりやすいだろうなと思います。私だって、今回の、不動産フィーバーも、1月12日に入った明治地所のチラシに、戸塚で、七百八十万円で売っているマンションがあると、知って火がついたのでしたから。
 一般的な常識として、不動産物件とは、新築なら3600万円以上、中古でも2400万円以上というのが長らくあったのですが、この数年来の不況で、特別にお安くなっていたのでした。一千万円以内で、不動産が買えるのなら、それは取り組みたいと考えている、現在60歳以上の人は多いと思います。

 だけど、日経新聞に連続して広告を出すような会社の経費は抜群にかかっているはずで、したがって、その会社の企画に乗るあなたは、その会社のカモの一羽と、なっているのです。これから、借りて(新しいカモ)を見つけて、利潤を得ようとしているあなたは、より大きな組織のカモとなっているわけです。

 と言うのも、私が見るところ、ワンルームマンションとは、想定される家賃収入に比較をすると、建設費が相対的にみて、安く済むので、バカはやりですが、いずれ、飽和状態に達し、かつ、借り手側から、そっぽを向かれるという流れになるでしょう。狭すぎます。生活に潤いとか、自由を求めようとしたら、ワンルームマンションは、夜住むところではありません。
 で、うたい文句に書かれているほどの、儲けは五年も続かないはずです。

 広告とは、一応、許容されているシステムです。だけど、わけがあって、携帯を使わない私は、身辺を昭和初期程度の、システムの利用で押さえていますので、かえって目に見えるところがあるのですが、広告とは悪賢い人間が、大衆を心理操作をして、より、広範囲から、お金を集めるという機能があることも確かなのです。より、原始的に動く方が、より、安全性が高いというのも確かな事なのです。
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副題3、『通称を黄色い家と私が呼ぶ家の、オーナーとなったと仮定をして、利潤計算をしてみよう』

 最近の私の文章はすべて、連続をしています。で、突然に、タイトルに惹かれて入って来た方には、何のことやらと思われる名詞や、呼称が数多くあると思います。で、簡単に解説をすると、この家は、横須賀を中心に、一千万円以内の物件(主に一戸建ての古い家)を探している私に対して、数多くの、不動産会社が、提示してくれた、五百八十万円の家で、現況居住者(借家人)がいて、持ち主は、その人を追い出さないという条件で買い、家賃収入を目的とする事と、定められている、通称、オーナーチェンジという物件です。
 だから、上にあげている日経新聞に大公告を出している会社の物件と似た趣旨のものです。
 しかし、部分的には、違いはあって、その物件を、実際に見に行く日まで、私は、静岡県の富士市、熱海市、御殿場市、沼津市、神奈川県の、鎌倉市、横浜市、逗子市、横須賀市と、数多くの物件を見て歩いた末に、たどり着いた物件であり、抜群の調査費と、労働がかかっている物件だったという事です。しかも、現地を実際に見て、その主役を含めてご近所さまが、幸せそうに暮らしているのを知り、こういう家を利潤追求のために買うという事の、人間としての不遜さを、感じとり、買うのを辞退した物件です。

 だけど、ここで、金儲けという一点に、焦点を当てて、その家がどれほどの、利潤を生む物件だったかを、計算してみましょう。

 売値が580万円です。これは、実際に支払う額が、600万円となる物件です。毎月の家賃が6万円だとのこと。一年で、72万円の収入があります。そのうちの50万円を投下資本の回収に回せば、12年で、ただになります。
 そして、税金等を除いた、12万円が利潤となるとすれば、それは定期預金にしておくのの、100倍の利子となります。しかも、12年後に、この家に、また、300万円ぐらいのリフォームを施せば、こんどは、5年で、投下資本を回収できるので、五年目以降の、3年の50万円、合計150万円は丸々、所有者の利益となります。それを最初に買ったときからの利益とみなせば、150万円+250万円、割る20年で、あって、一年間で、20万円の利益を生み続けます。それは定期にしておく事に比較をすると、200倍の利子となります。資産を運用するとしてはいい方法です。だけど、それに気が付いている人と、いない人がいる手法です。株式投資ほど、一般的な手法ではありません。
 それを、実際には買わなかったにもかかわらず、その家のたたずまい、・・・・・つまり、他人の敷地を通路として入って行く家だった・・・・・に触れた事が、最後にたどりついた、660万円の古い家に固執することへつながるのでした。
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副題4、『2軒も、立派な家が建つ土地78坪が、660万円で手に入るのですよ。これは、ラッキーでしょう』
 
 つまり、その最後の家、は、78坪も土地があって、形が、変形の長方形なので、2軒の家が建つのです。間に薄い線が入っています。それは、私が入れたものですが、その線を境にして、左側が、34坪となり、右側が43坪となります。



 北と南が両方、崖で囲まれていますが、意外と崖部分が少なくて、実際には、40~50坪、使えます。普通、50坪の宅地を買っても、カーポートや擁壁(住宅団地に良くある石垣の事)に使われる部分があるので、40坪しか使えず、30坪の土地を買えば、同じ理由で、20坪しか使えません。だから、実質、45坪使えるというのは、非常に広い敷地であると、言えば言えるのです。

 ともかく、横須賀であればこそ、見つける事の出来たお買い得物件の一つでした。

 今回、最終的には私が買わない事にしたので、今は、あいている物件です。で、皆様が欲しい場合は、どこであるかを、グーグル地図で、だいたい教えますので、at home と言うサイトで、来週あたりから、探して、見つけてください。

 グーグルの地図で、JR横須賀駅を検索します。拡大スケールを、500mにすると、駅の近辺に、汐入1丁目町内会館と言うのが出てきます。そこから南へたどると、(それは、丘を直登するということと同義なのだけれど)、クレストヒルズ1と言う目印が、地図上に現れます。これは、現地では、何も看板の出ていない普通の家なので、この660万円の古家を見つけるためには、やはり、不動産屋をご訪問になる事です。ゼンリンの地図を、片手にご訪問をくださいませ。

 この物件に関しては、もし、あなたが、お買い求めになる場合は、売主さんに、雨宮舜(本名川崎千恵子)のブログで知ったと、おっしゃって、「どうか、前の不動産やに、親切にしてあげてください」と、伝えてください。昨日聞いて驚いた事に、「売れなかったので、売主さんは、怒っていて、必要経費を払わない」とおっしゃっているそうですから。内の主人が言うには、実際には払うはずだと。でも、一応、または、表向きは、そう言っているとのことです。我が家側、特に私は、解約料、132万円を売主さんへ、手数料、27万9千円を、不動産会社へ既に、払っています。

 ただ、そのクレストヒルズ1の近辺を写真に直すと、真っ白な、屋根が見えてきます。これは、当該物件ではないのですが、ご近所の家で、最近建てられた家です。たぶん、屋根に、ジュラルミンかステンレスが張ってあるので、上から見ると、こういう風に見えるのでしょう。拡大を、20mスケールにすると、その白い家がはっきり見えます。その家のご近所さまが、売り出しに出ている当該の古家です。住宅地として、周辺の環境はいいと、私はみなしています。

 ただし、売値がアベノミクス効果で、上がっている可能性は強いですが。
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 これから先は、この2013年5月21日に一回ほど、アップして、引き下げた部分に入ります。
たまたま、前の文章でも、副題5以下となっているので、そのままの番号付で、ここに挿入させていただきます。一回ほど、これを引き上げて隠したのは、660万円という値段を明らかにしていいかどうかを、迷っていたからです。ただし、6月の2日に一級建築士さんに、支払うべき建築確認申請を出してもらった費用以外の部分が、全部終わったので、その売値を出してよいと、感じています。それで、以下の文章を再度、さらします。なお、この文章の導入として書いたものも、本日、6月、3日に、当初の日付で、再度曝します。それは、主に鴨居駅周辺の発展について書いているものですが・・・・・
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副題5、『今回、横須賀が、やっとわかった。それは、物件を捜し歩いたからだ』

 私は40年前に、横須賀に住んでいたわけですが、その頃は、子供が小さくて、そういう主婦として、それなりに忙しくて、横須賀という町の事は、ほとんど知りませんでした。ただ、京急池田分譲地という丘の上から、低地にある子供の小学校へ行く、特殊な近道があって、それは、山の中のこみちであり、木漏れ日にあふれた、なんとも素敵な空間なのです。今は、新大津駅近辺の、四季の街という大マンション群の敷地内にぶつかるので、通行禁止になっているらしいのですが、二人の子供が小学校に行っていた、7年間私は、一か月に一回か、役員だったころは、一週間に一回あるPTA行事のたびに、森林浴をしていたのでした。

 皆さんは、どうも、横須賀を小馬鹿になさっているらしいけれど、ああいう里山風、の、しかし、天然の林・風の環境は、横浜や東京では、めったに見られないものです。それは、崖が、横浜よりずっと、急峻であるために、それで、開発されず、残っているところがあるのです。

 先週、家族旅行で、城が崎へ行ってきました。あそこほど、岩場が、むき出しというわけではないが、崖が急峻である事は、急峻なのです。それが、横須賀の、旧市街の特徴です。旧市街とは、JR横須賀駅と、京急、横須賀中央駅の、間あたりをさすのですが、そこら辺りは、明治時代以降、軍港となって、開発された地域で、昔は、車は庶民のものではなかったので、石段で上がる家が多いのです。それは、車社会の今では、人気がないという事で、お安いのでした。
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副題6、『絶好の物件を見つけて、4月12日に一応手付金を打ったのだが』

 私は、そういう石段で、上がるお安い物件を、ほぼ、40件ほど、情報を手に入れて、実際に見たのが、30件はあるでしょう。横須賀の山は、くまなくチェックしたと言っても過言でないほど、研究し尽くしました。

 そして、JR横須賀駅と、京急、逸見駅、と、京急汐入駅の三つへ出られる山の上に、絶好の物件を見つけました。それは、3つのポイントで、優れていると見えました。

 *1、土地の広さに、そぐわないほどの安さだ。
    公簿上は、78坪もあります。しかも、私道負担分はなくて、かつ、崖も、今私が住んでいる、鎌倉の家ほど、深くは無いので、実質、50坪は使えそうな広さです。鎌倉の家は、公簿上は、88坪もあるのに、実際に使えるのは、40坪程度です。二つは、差し引き、20坪も横須賀の家の方が、土地としては、広いのです。

 実質50坪で、六六〇万円です。安い。絶対にお買い得です。

 これは一階の間取りです。素人が、描くときに、最も難しいのが、配置図で、間取り図とは、それに比べると、やさしい部分です。これは、無論プロの描図ですが、アイデアのベースは、私の間取り図です。収納とあるのは無論、洋間のつもりです。壁と窓の関係で、こういう風に名付けられていますが、北側、海や基地を見下ろす部屋の一つです。反対に南側には、高い崖があるので、普通なら、北に置く、ふろ場などを、ここに置いてあります。なお、日当たりのよい二階に、キッチンと居間をおいてあります。

 *2、周りの環境がよさそうだ。
 言い値が、3600万以上の住宅を買って、入居すれば、どこだって、周辺の、住民のレベルが高いでしょう。だけど、そういう住宅地で、競争心にさらされて苦労をした事もある私は、この手の古い住宅地の落ち着きというものをも、評価を高くしているのです。競争が起きるのは、大勢が同時に、入居する新興住宅地で、よく見られる現象で、古い町に転入すると、その手の現象には出会わないのです。

 *3、毎日、原子力空母、エンタープライズを見下ろしているぞ。
 眺望も素晴らしいのです。鎌倉の家もひどく気に入っています。私が毎日パソコンを打っている部屋からは、他人とか、他人の家は一切見えません。ただ、緑色の葉っぱだけです。反対に、他人からも、のぞかれる心配もありません。
 今回買おうとした横須賀の家は、南側の家から、のぞかれ込まれる、心配があります。だが、北東の眺望が素晴らしいのです。軍港(今は米軍基地)を中心として、海、山、島(猿島)、街、の4つが見えます。
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副題7、『家族に反対されて、とうとうあきらめたのだが』

 上に言った事は、いいことばかりです。ただし、78坪で、六六〇万円という超お安い物件です。それなりの欠点はあります。だが、それは、私が、本日解約をしたので、新しく売り出されるので、売主さんと、不動産会社をおもんぱかって、それを、ここには書きません。ただ、欠点もあると、いうことを聞いておいてください。

 私はメリットの方ばかり目が向いているので、一文字に買いたい方へ進んでいるのですが、客観的な目としては、買うべきではないというのが、周りの意見なのです。大きく反対をされていて、とうとうそれに屈したといってよいのですが、主体的に判断した部分もあります。

 それは、ここに、子供に家を建てさせて、練習をさせたかったという事が、外れたので、それが、一番の理由でした。それが、実現しないとわかったからです。私自身は、普請というものが大好きです。

 北久里浜の家を建てたときは遠くに住んでいたので、それほど、工事の実際を見ていないのですが、鎌倉の家は、増築の際も、リフォームの際も、そばに住んでいるので、実際に目で見ています。非常に面白いです。それを、子供にも経験させたかったのですが、親から采配を焼かれる事は、断られました。だから、『どんなに、こっちの方が得なのに』と、思っても、本人の意思が大切だから、その夢はあきらめるしかないのです。

 子供に、使わせる以外に、何があるかというと、そのまま、リフォームだけをして貸すとか、壊して、新築し直してから、貸すという案があるのですが、どちらにしても、現在の私の資金では無理なのです。ただ、じっと持っていて、値上がりを待つというしかないのですが、それにしては、70歳というのは遅すぎます。だから、あきらめて解約をしました。
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副題8、『ホッチキスの家と、友達は言うが、プレハブか、注文住宅か? どっちがいいのか?』

 子供のために、親が家を買って、「これを、使いなさい」というのは、親が過剰に甘やかしていると、私の周辺はみているのですが、私の本音は、少し違うのです。

 甘やかすというよりも、『勉強をしてもらいたいな』というところに、ポイントにあるのです。修行をさせたいという事であり、宿題を与えるという事なのです。良く、獅子は子を谷に突き落とすと言いますが、家を建てるという事は、苦労や心痛も多いが、結果として、大きな勉強になります。人との、交渉術も、磨かれるし、知識も深くなるし、また、何よりも何がいいのかという基準を、身につける機会にもなります。

 大学に行くとか、大学院に行くとか、何とか、セミナーを受講するという事を、普通の場合は勉強と考えているみたいですが、家を建てるというのも大きな勉強になるのです。

 今、若い人はマンションが大好きです。それで、家を建てる喜びとか、家を建てる苦しみというのを知りません。残念なことだと思っています。マンションを買うという事は、知恵の働き場所としては、選択の妙味しかありません。創作の喜びとか、大工さんの仕事を見て、学ぶという事もありません。もったいない事だと思っています。

 お友達がプレハブ住宅の事を、ホッチキスの家だと言っていましたが、実際に、パネルを現場で、バンバンと大型ホッチキス(ガンタッカーというのかな?)で、とめて、あっという間に出来上がります。だから、家を建てるにしてもプレハブでは、あまり勉強にはなりません。
 特に、石巻へ行ったときに、ダダっぴろい被災地で、ぽツン、ぽつんと、600戸に、一戸ぐらい、まだ、きちんと立っている家があるのです。ただし、使うのは無理で、住人はあたりには、誰もいませんが、それでも、家は外観をきちんと、キープして立っているのです。それらに、近寄って確認をすると、はがれた外壁の裏に、何とか工務店の、注文建築だというしるしが見えました。
 だから、私は無論、子供にも家を建てるのなら、注文・木造住宅を建ててほしいのです。
 つまり、大工さんが建てる家を建ててほしいのです。

 しかし、そこまで、指図できますか? できません。ですから、子供に二回家を建ててほしかったのです。一回目は何も指図を受けずに建ててみる。プレハブでも仕方がない。だが、二回目には、大工さんに頼む、注文がた木造住宅を建ててみてもらいたい。
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副題9、『二つに分けるのに、適切な、絶好の形をした土地だった』

 今回買おうと思った土地は、東西に細長くて、真ん中で、二つに分けるのに、絶好の形をしていました。そこに、私は、20通りぐらいの案で、間取りの設計をしたのです。後で、スキャンして、お知らせをしますが、ともかく、さっと間取りを書きました。

 それを、一級建築士さんが清書して、確認申請をとってくださりつつあります。その二つの家の、呼称を、私は、東の家と、西の家とつけてあります。東の家の方が、日当たりの面他で、条件が悪いのです。だからこそ、子供にそちらに一回目の、家を建てるように勧め、十分に、チャンスが到来したら、(つまり、お金が十分にたまったら、条件のより良い、西の家を二度目として、建てて、一度目の、東の家を賃貸にするというアイデアです。年金を補うものとなるでしょう。抜群のアイデアだと思っています。

 しかも、甘やかすだけではなくて、勉強のチャンスを与えようとしているわけだから、ある種の負担も与えるわけです。でも、この深謀遠慮の良さは、子供には伝わらないし、主人も、「さしでがましいから、やめた方がいい」というので、あきらめました。
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副題10、『シェアハウスにするというアイデアもある』

 シェアハウスの仲よしがそろって旅行をしていたら、高速道路の天井崩落の、下敷きになって、全員が亡くなるというニュースがありました。気の毒です。みんな、恵まれたいい若者だったらしいのだけれど。
 鎌倉で、シェアハウスの、宣伝のチラシが入りますが、それによると、一人当たり、七万円を取り、しっかりした、会社が経営している模様です。七万円も取れば、海外暮らしを経験したような、高給をとっている、レベルの高い、人たちが入ってきて、運営もうまくいくでしょう。そして、家を貸した方も、5部屋でもあれば、賃貸料が、二十五万以上は入ります。しかし、私は、それは、素朴さがなくていやだなあと思います。

 そういえば、横須賀のシェアハウスの話が日経新聞には出ていました。米軍の若者がそうしているのは、見た事があるから、日本人の若者にも、そういう思想が、浸透してきたのかしら。

 上で、鎌倉で、七万円を取るという話をしています。ニューヨークで、10年前に、500ドルから、800ドルでした。日本円で、当時のレートだと、七万から十二万円です。私だったら、この横須賀の古い家で、一人頭、二万円前後で、五人の人に貸すアイデアを持っていました。それを、ビジネスにするというよりも、子供が、そこに家を建てる気になってくれるまでの、つなぎにです。

 でも、そうするにしても、リフォーム資金が、七百万円ぐらいかかるので、ちょっと手が出ません。土地購入代金だって、広告のお値段よりは、費用がかかるのですから、両方で、千五百万円以上は必要です。それだけの資本投下をして、子供が目覚めて、「自分も、ひとつ、家でも、普請して、建ててみるか」と、いう気持ちになるのを待つ。それは、できないでしょう。それを待っているうちに、私は死んでいるはずです。で、母親としてのアイデアは、つぶれました。
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副題11、『NHKが、世田谷で、10万円を取る、シェアハウスのニュースを流したが』

 私が、上の文章のうちの、副題5から、10までを、21日に書いて、22日いっぱい曝していたわけですが、その直後、NHKで、シェアハウスのニュースが出ました。それは、一棟に、数十人の若者を、吸収する案で、共同で、使える部屋が、4~5個あり、そちらに、個性を持たせるという案です。読書をすることを優先した部屋。お料理を作る事を優先した部屋などです。お値段はたぶんですが、五万円以上です。

 そして次に紹介をされたのは、一部屋10万円以上という、大型マンション形式のシェアハウスで、企業に売るか、貸すかをして、社員寮にしてもらうという案です。

 これは、この10年来気が付いてきている、私の行動を研究して、それに準拠して報道をされるニュースの一つですが、私としては、比較的に害が少ないと思われるケースです。自分にとっても、社会全般にとっても、シェアハウスが高かろうが、安かろうが、一般的な意味での損害は少ないです。

   では。

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