AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

今日のチーム4公演の感想

2012-08-08 22:59:06 | Weblog
 運営側やメンバーの中からもチーム4の課題を指摘する声が上がって来たようで、その問題意識がどのくらい劇場公演に反映されるのかを確認する意味で、劇場公演を見た。例によって会社の定時の後に駆けつけたので、劇場に入れたのは自己紹介MCの途中からで、当然だが立ち見の最後方からだ。あくまでもそういう状態で見た限りであるということと、いつものように「私の」個人的な感想ないし妄想であるというお断りをしつつ、今日の公演に出演していたチーム4メンバー一人ひとりについて、思ったことを書いておきたい。

 市川さん、田野さんはこれまでも良かったけれど、今日はさらに意欲を前面に出していて、とても良かった。ただ田野さんは今以上に深刻にならず、ポジティブに考えるようにした方が良いと思う。楽しい曲は楽しそうに歌い踊ることが大切なので。岩田さんはこれまで通りに良い感じ。焦らずに、今できることを着実に積み上げて行けば良いと思う。中村さんも全曲にわたって意欲が感じられ、パフォーマンスもかなり良かった。

 永尾さんはこれまでユニット曲は良かったけれど、今日は全体曲でも高い意識で表現していることが感じられて、かなり良かった。チーム4の中で唯一、大人の女の艶っぽさを身につけつつあり、もうひと頑張りで、さらに高い世界を目指せると思う。山内さんはまだ日によって、あるいは曲によってムラっ気がある印象だが、以前よりはブレ幅は小さく、とりあえずハズレのない仕事ができるようになって来たかな、という印象。

 大場さんと島田さんが、いずれもパフォーマンスを上げて来た、というか戻して来たのが明るい材料かな。まだ充分ではないけれど、少なくとも「何とかしよう」という意識は伝わって来た。大場さんはかーなーり頑張ってアイドルスマイルを作ろうとしていて、まだちょっとぎこちないが、その意欲は良いことだと思う。島田さんは気負い過ぎず、むしろ意外に(失礼)女らしい面をもっと見て!という気持ちを強めるとなお良いと思う。

 入山さんは意外にも、と言っては申し訳ないが、いくつかの曲で工夫をし始めたように見えた。あくまでも「私の」認識の範囲では、見た目は美人だけれど、パフォーマンスもMCもいつも無難過ぎて、私としては「見ていてワクワクしない」タイプの人だった。しかし今日は、たとえば「Lay down」で、だいぶ表情や身振りを工夫しているように感じられた。表現としてはまだまだだが、その意欲は大事なので、これからも工夫を重ねて欲しい。

 仲俣さんは今日は体調でも悪かったのかなあ。最低限のことはきちんとやっているけれど、それだけ。いつもはひまわり畑が目に浮かぶようなすばらしいパフォーマンスを見せるユニット曲「向日葵」で、まったく輝きが感じられなかった。その他の曲やMCでも、ずっと表情が硬かったし、私の見間違いでなければ顔色も良くなかった。まあ人間誰しもそういう日はあるだろうと思うので、次に私がチーム4公演を見る時に期待しておきたい。

 島崎さんは相変わらず、かなあ。ぽんこつ論はまたいずれ語るけれど、島崎さんがこれだけぽんこつなのに愛されている理由は、選抜常連級でも及ばないくらいの高いアイドル性を隠し持っているからだと私は思っている。ただ、本当に隠しちゃっているというか、それはごく稀にしか発揮されないし、発揮されるタイミングは本人を含めた誰もコントロールできない。アイドルを職業として見た場合、それは「使えない」人になってしまう。

 心配なのは阿部さんと竹内さん。それでもまだ阿部さんは、表情こそ冴えないけれど、本人なりにあがいている感じがそこここににじみ出ていだけ、まだ救いがあるように思う。今は迷路にはまり込んでしまっているように見えるけれど、そこを出ようという意思を持っている限り、いつか出口にたどり着けるだろう。自分で悩み、もがいて行くしかない。そういう日々があなたを大人にし、プロのタレントに、あるいは表現者にしていくだろう。

 竹内さんは、えーと…AKB48を辞めないでくださいね?と言いたくなった。良く見ればフリは流しまくり、表情も作り笑顔が1種類だけで、およそやる気が感じられなかった。だからと言って露骨なほどの雑さにはならないのが、ある意味、この人の不幸なところなのかなと思う。なまじ器用にそこそこのことができてしまう分、周りの大人たちは油断しているのではないか。この人をきちんと再生させない限り、チーム4の再生もない。

 ほかの3人は、うーん…。個人的には、今さら言っても仕方がないことだけれど、そもそも正規メンバーに上がるのが早過ぎたと思うんだよな。それでも川栄さんは、いくつかの曲で工夫しようという意欲が感じられた。加藤さんは「何か変わらなきゃ」と思いながら、何をどうすれば良いのかも分からずに戸惑い、それがパフォーマンスにも表情にも出てしまっている印象。とりあえず「今日は全曲、満面の笑みで演じる」みたいなシンプルな目標を、日替わりで一つずつ実現するようにしてみたら良いかもしれない。高橋(朱)さんについては、特に言うこともないなあ。当面は今のままで良いのかなと。

 チーム4ではないが、この日のステージに立った人ということで、ついでに。「アイドルなんて呼ばないで」のバックダンサーは上手側が14期生3人(ごめん名前分からない)、下手側が13期生の相笠さん・村山さん・茂木さん。私の立っていた場所からだと相笠さんがほとんど見えなかったので、ちょっと残念。村山さんの、変に気負いもせず、焦りも腐りもせず、ただ「ステージに立って踊っている」ことを楽しんでいる感じが意外に良かった。研究生公演でもアンダー出演でも、そんな風に肩の力を抜いて臨むようにすると、村山さんの良さがもっとステージ上で発揮され、それに魅せられるファンが増えるのではないかと思う。

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4 コメント

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バックダンサー (ぷりずむ)
2012-08-09 02:23:40
オンデマンドを見ると、バックダンサーの上手側は大島涼花さん、北澤さん、岡田彩花さんだったようです(大島涼花さん、岡田さんのGoogle+にも「ポンポン隊に出た」と書いてありました)。
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ご指摘ありがとうございます (カギ)
2012-08-09 02:40:06
うわ、そうでしたか。私の立っていた位置からだと上手のバックダンサーが見づらかったこともあり、ああ14期生だなと思い込んだまま、それ以上は良く見ていませんでした。見ようとして見ていなければこんなものです(^_^;)。
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反映されてますね (GG)
2012-08-09 22:17:44
久方ぶりにコメントさせていただきます。
個人的に、ここ数ヶ月間の仕事の激務化でAKBから距離を置いていたのですが、贔負にするチーム4の焦眉を告げる現状ということで、カギさんの該当記事等々のネット情報で
おさらいし、実情を把握したうえで昨日の公演をオンデマ視聴してみました。

どうやら、運営側も速やかに、しっかりと対処してくれたようですね。
島崎さんのオンデマ公演終了後手書きコメントで「リハーサルからダンスの先生が来てくださり、振りをみんなで合わせた」とありました。その他のメンバーのコメントにも、(市川さん)「課題はみんなを見ることだ。みおりんは一人じゃない!周りをちゃんと見る」、(川栄さん)「今日はみんなで振りをそろえる目標。まだまだなんで意識を高めたい」、(島田さん)「課題はたくさんあるけど、ひとつひとつそれをクリアーしていきたい」といった課題に対する姿勢の記述が散見されました。
改めて、当ブログの影響力の大きさには感服させられます。 さすがですね。

カギさんのおしゃられる「ステージへの主体性の欠如」は、最近のとある雑誌に載った、戸賀崎氏のインタビュー発言「チーム4はチーム研究生の域を脱していない」に通底するものだと思われます。

チーム4に与えられたまっさらなキャンバス
も、他人に色をつけられるがままの混沌では、色は濁り、最終的には黒になってしまいます。しかしながら、主体性を持って光輝く経験を積み重ねれば、内から発する複数の光が混ざり合い、光の3原色の究極の混成形である、真っ白に輝けるものです。

自分たちのチームの歩むべき道は、主体性を持って切り開く意欲が必要だと思います。
待ちの姿勢、消極的な態度で、道を開こうとはあまりにもむしがよすぎる。
心の転換は、だれでもない、自分たち自身が為すべきものではないでしょうか。
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Unknown (Unknown)
2012-08-10 00:33:12
「なんとかしよう」って意識がいつまで続くのか分からないのがチーム4ですけども・・
竹内さんは「このチームは意識低いから嫌だ」って気持ちが無意識化されているのではないでしょうか。元々は意識が高いようなので。
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