何やかやと1時間ほどプレーリードッグ舎のの前で時間を費やした。
春を迎えて熱々のプレーリードッグを、しつこく撮りたかったからだ。
プレーリードッグは、スキンシップをするのをいとわない。
だからといって四六時中、いちゃついているわけでもない。
シャッターチャンスを逃さないように、鉄柵にレンズの銅鏡を載せてひたすら待つ。
プレーリードッグは一夫多妻らし、だからお似合いにカップルだねと声をかけずらい。
どこかでほかのメスが妬いているのではと思うが、人間社会とはちょっとばかり違うようだ。
切り取った絵だけ見ていると、早春の光を浴びてあくまでも仲睦まじい姿に見える。