おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

2015 浜崎祇園祭 4 (押す力そして引く力一人一人の力が山笠を動かす)

2015年07月31日 06時30分28秒 | 日記

 

山笠には2本の棒が前後に通されいており、それで人形を飾る台を構成している。

失礼とだとは思ったが、後ろの棒を押していた男性に狙いを定め

ひたすらに、シャッターを押し続けていた。

歯を食いしばり顔も真っ赤に紅潮し、棒に当てる手が力が入り白くなった。

ここ一番の力が入ったところの面構を選んだ。

こちらまで、ウーンとシャターを押す指に力が入りそうになる。

押さなければ山笠は、前へは動いてくれない。

ロープを引く小さな子供たちの引く手にも力が入る。 

 

 


2015 浜崎祇園祭 3 (子供たちが力を合わせ、そして5トンの山笠が動く)

2015年07月30日 06時30分58秒 | 日記

 

東組、西組、浜組の3基の山笠には、それぞれ多くの子供たちが参加している。

山笠の台には、長さ20m以上のロープが備え付けられている。

これを子供たちが力を合わせ引くことで、重さ5トンといわれる重たい山笠も前へ進むことができる。

炎天下の中、子供たちも必死の形相でロープを握っている。

食事が間に合わなかったのか、配られた餅をほおばりながらロープを引く子もいて微笑ましい。

小さな子供から高校生とおぼしき顔も混じり、緊張感が漂いながらも和気あいあいと山笠は進んで行く。

 

 


2015 浜崎祇園祭 2 ( ヨイヤサー・ヨイヤサーと、気合が入った掛け声で山笠はそろりっと動き出す)

2015年07月29日 06時30分01秒 | 日記

  

 

浜崎祇園祭の掛け声は「ヨイヤサー・ヨイヤサー」である。

その掛け声でイグニッションに点火されたかように、重い山笠が緩やかに動き始める。

締め込み姿の男衆が、山笠の表台下で山笠の速さを調整をする。

 

両手を膝に当ててヨイヤサーと、気合を入れた男衆の掛け声で山笠がゴロリっと動き出す。

雅な響きの太鼓、笛、鐘の独特な音に合わせ、子供たちに引かれて山笠は町中を進んでいく。

女の子たちも浴衣姿で、夏祭りに花を添える。

 

 

 


2015 浜崎祇園祭 (それは、うなぎ上りの水銀柱が悲鳴をあげるなかで始まった)

2015年07月28日 06時30分24秒 | 日記

 

福岡から西に高速道路を、小1時間も走ると唐津市浜玉町に着く。

 毎年、梅雨明けのこの時期に、勇壮絢爛な浜崎祇園祭が行われる。

起源をたどれば、博多山笠を模して行われたという

こちらは、高さ15m重さ5トンを超える飾り山をそのまま引きまわす。

 

 西組、東組、濱組の三本の絢爛な山笠があり、人形は毎年新調されるという。

引き山の車は、車の軸になる部分も含めすべて木製である。

台風12号の接近もあり気をもませてくれたが、熱中症警報が出される猛烈な暑さのなか

のんびりとした雅なお囃子が、風に乗って町中を巡っていゆく。

 

おーい待って!!と、子供が記念撮影の一団の中に消えていく。

記念撮影が終わると、冷たいものが待っているのか、待ってましたとばかりに子供達が飛びだして行く。

こうして、祇園祭の熱い一日が始まる。

 

 

下記の写真は、幾分識別できないように処理しましたが、まずかったら削除しますのでコメントください。

 

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2015 盛夏の菊池渓谷に涼風吹き 7 (そして、黎明の滝も女性とともに光芒に包まれた)

2015年07月27日 06時30分44秒 | 日記

 

菊池渓谷を急ぎ足で下りながら、要所要所でレンズを向けて黎明の滝へと向かった。

この日は、日曜日にしては人出も少なく、すれ違う時に「おはようございます」と声をかける人もまばらだった。

黎明の滝でしばらく待つと光芒が差してきた。

どなたかに声をかけ光芒の中に、入ってもらおうと思案して待っていると。

二人連れの女性が来られたので声をかけた。岡山から登山を兼ねて観光で来られたという。

後ろ姿を撮らせてくださいとお願いすると、前からでもいいですよと笑って言ってくれたのだが。

ブログに載せるかもしれませんと、説明して岩の上に立ってもらった。

モノトーンにすると光と影が印象深いので、菊池渓谷最後の画像は色彩が無い写真にした。

想像するとカラフルな色彩の世界が広がるかもしれません。