おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

2018 深まる秋とともにあの人たちが帰ってきた 2 《糟屋郡久山町久山かかし祭り》

2018年10月31日 06時59分31秒 | 日記

 

今年で12回目を迎える大分県中津市山国町のかかしワールドは、案山子に関しての先駆的なお祭りである。

稲刈りが行われた田圃に、毎年多くの案山子がまるで寸劇を演じえるかのように生き生きと再現されている。

こちらのほうは、紅葉シーズンも相まって観光バスが押し寄せるほど多くの観光客で賑わう。

近くの三光コスモス園や、これからは耶馬渓の紅葉と周遊観光ルートができている。

 

久山町のかかし祭りも始まったばかり、歴史は浅いがバザーも開催さる。

上久原かかし祭りも福岡都市圏にあり少し足を運んで、案山子に癒しを求める観光客が集まっている。

案山子一つ一つに物語があり、頭の中で案山子達が喋っているだろう会話を作りながら見るとそれはそれで面白い。 

 


2018 深まる秋とともにあの人たちが帰ってきた  《糟屋郡久山町久山かかし祭り》

2018年10月30日 06時49分01秒 | 日記

 

糟屋郡久山町は、福岡市都市圏を構成している人口8600人程の町である。

久しく開発が抑制されてきていたが、このところ福岡市のベッドタウンとして住宅開発が進んでいる。

しかしながら背後にある犬鳴山系の山懐にいだかれ、福岡都市圏でありながらのどかな田園風景が広がるエリアでもある。

秋も深まるこの時期になると、県道21号を深江交差点を過ぎ10分ほど走ると刈り入れが終わった田んぼに、いた!!

ほらあの人たちが、いつもの顔して賑やかに帰って来ていた。

今年で6回目を迎える上久原かかし祭りが11月4日から開催される。案山子の数も昨年よりも増え更に趣向が凝らされている。

案山子たちはまだすべて帰還したわけではなかったが、陽の光を浴びて満を持して出番を待ちかねていた。

 


2018 キバナコスモスとツマグロヒョウモン 2

2018年10月25日 06時29分31秒 | 日記

 

キバナコスモスに数匹チョウが群れていると、かなり寄っても逃げない奴はとどまっていい仕事をし続けるし逃げる奴は逃げる。

花に一匹しかいない時は、やはり人見知りするのか警戒して飛び去ることが多い。

いたって気にしない奴は、15cmぐらいレンズを寄せても逃げることもなくせっせと仕事に励んでいる。

この時、すこしでも手を動かしたり指を動かしたりすると決まって飛び去って行く。

ただひたすら、トモダチ・トモダチと念じながらしばし呼吸を止めて相手してもらう。

 


2018 キバナコスモスとツマグロヒョウモン

2018年10月24日 06時21分18秒 | 日記

 

歩いて行ける近場の貸農園に、魚眼レンズにテレコンをつけたのを持って覗いてみた。

夏の花も終わりキバナコスモスが所々に咲いていた。

都会の中の猫の額ほどの花壇に、群れるほどではないがチョウたちが集まっていた。

チョウの顔を覗き込んでまず顔を覚えてもらう。人相の悪さに驚いて逃げる奴は追わない。

とってもいいぜというチョウに、それではと頭を下げてにじり寄っていく。

余りむさくるしい顔を近づけても嫌がるだろうから、そこはエチケットととしてカメラだけ差し出して迫る。

あとはシャッターを押しまくって、サンキューでしたと頭を下げ謙虚な態度で仕事の邪魔にならないように下がっていく。

チョウを撮るにもマナーは必要なのである。

 


2018 ホウキグサとも呼ばれるコキアも赤く色づいて 《福岡市東区海ノ中道海浜公園》

2018年10月23日 06時51分33秒 | 日記

 

帚木蓬生は福岡県小郡市の出身の作家で、現在も県内で開業医として二足の草鞋で活躍をされている。

図書館では、同じく福岡出身の葉室麟の作品ともどもよく手に取る作家である。

帚木蓬生は作家として、山本周五郎賞等数々の受賞歴がある。

ペンネームはハハキギ ホウセイといい、源氏物語の帚木からとっているという。

ハハキギはホウキギの同義語で、ホウキグサとも呼ばれコキアとも呼ばれている。

前振りが長くなったが、海の中道海浜公園のコキアが赤く色づいていた。

実を加工したものは、とんぶりと呼ばれ畑のキャビアとして珍重されている。

オレはまだ口にしたことはない・・・・・だろう。