たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

さいたま市で10歳未満の女の子に大人用コロナワクチン2回分を誤接種

2022年12月31日 23時20分45秒 | 気になるニュースあれこれ
⇒接種後から足の痛みなどの症状が続いています。

⇒引き続き、毎日電話による健康観察を行ってまいります。


さいたま市HP
https://www.city.saitama.jp/006/014/008/003/011/009/p094500.html
より、


「市内医療機関において、定期予防接種のために来院した方に、新型コロナワクチンを接種するという事案が発生しました。
今後、このような事案を発生させないよう、再発防止策を徹底してまいります。

1 発生日

 令和4年12月26日(月)

2 被接種者

 10歳未満の女児 1名

3 誤って接種したワクチン

 ファイザー社のオミクロン株対応ワクチン(12歳以上用)2回分

4 概要

 被接種者は、定期予防接種2種類を同時に受けるため、保護者とともに当該医療機関に来院しました。被接種者の前に新型コロナワクチンの接種が2人予定されていましたが、順番を入れ替え、被接種者が保護者とともに先に診察室に入りました。診察室には、被接種者が接種する予防接種のワクチンのトレイと、2人分の新型コロナワクチンが入ったトレイがそれぞれ机の右側、左側に用意されておりましたが、医師が接種する際に、誤って新型コロナワクチンのトレイからシリンジを取り被接種者の両腕に接種を行いました。接種終了後、当該医師が間違いに気づき、被接種者及び保護者に謝罪と説明を行いました。その後、被接種者の家族から市コロナワクチンコールセンターに連絡があり、事案の発生が判明しました。

5 今後の対応

 被接種者は接種日当日から翌日にかけて、39度台の発熱がありました。現在は解熱していますが、接種後から足の痛みなどの症状が続いています。引き続き、毎日電話による健康観察を行ってまいります。

6 再発防止策

 市では、12月28日(水)に当該医療機関へ立入検査を実施し、再発防止策として、定期予防接種や新型コロナワクチン接種を行う際に、診察室や担当医師を分けワクチンが混在しないようにする等、接種体制に見合った環境を整えるよう指導しました。また、定期予防接種や新型コロナワクチンの接種を実施している市内医療機関に対し、同じような間違いが生じないよう改めて注意喚起を行い、再発防止を徹底してまいります。」

もうコロナに分類はいらない

2022年12月31日 15時00分52秒 | 気になるニュースあれこれ
https://twitter.com/no_houritsu/status/1606091624068444160
より、

コロナを5類に、新しい分類に、分類外の普通の風邪に、大別して三つの意見があるが、

政府が法律どおりに仕事をしていれば「新型コロナウィルス感染症とは認められなくなった」と公表して、普通の風邪になっていたはず。

政府は検討ではなく、法律に従っての公表を為すべし。

①コロナを5類に、
②新しい分類に、
③分類外の普通の風邪に、
それぞれの特徴は、

①はコロワク常態化の恐れ
②は法律変更で手続き複雑
③は厚労大臣の公表で済み,手続き簡潔
 

現行法上、本来あるべき姿は③
厚生労働大臣の法的義務‼️





2022年12月29日時事通信、

コロナ5類変更、来春視野 医療費公費負担、当面維持も マスク着用、屋内も不要案・政府

https://news.yahoo.co.jp/articles/008d0c17866eddb2fb92af2b1d0fa8f2317dbc34


「政府は新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けについて、厳しい措置を講じることができる現在の「2類相当」から、季節性インフルエンザ並みの「5類」に見直す調整に入った。

【図解】新型コロナ対策緩和後のイメージ

 専門家の慎重意見も踏まえ、医療費などの公費負担は当面維持することを含め検討する。今冬の「第8波」の推移もにらみつつ、2023年春にも見直すことを視野に入れる。屋内でのマスク着用を原則不要とする案も浮上している。政府関係者が28日、明らかにした。

 厚生労働省は21日、オミクロン株が流行した22年7~8月の重症化率などを公表。80歳以上は重症化率1.86%、致死率1.69%で、季節性インフルの数値をそれぞれ下回った。感染症法は新型コロナを「生命および健康に重大な影響を与えるおそれがある」と定義。政府はこうしたデータを踏まえ、5類への見直しを検討している。

 現在、新型コロナ患者を受け入れる医療機関は発熱外来などに限られ、入院勧告や就業制限もある。一方、医療費やワクチン接種は公費負担となっている。

 「5類」に見直せば、こうした措置はインフル並みに変更される可能性がある。感染者数の集計が、特定の医療機関からの報告に基づく「定点把握」になれば、行政などの負担軽減につながると期待される。

 政府は社会経済活動の回復を目指しており、岸田文雄首相は26日、東京都内での講演で「来年こそ平時の生活を全面的に取り戻し、経済の力強いリバウンドを成し遂げたい」と強調した。

 ただ、今後の変異次第では病原性が高まる恐れがあり、専門家には医療費などの自己負担が生じることに伴う受診控えやワクチン接種率低下への懸念も根強い。

 政府の新型コロナ分科会メンバーで、感染症学が専門の舘田一博・東邦大教授は分類見直しについて「引き下げのデメリットも考え、足元から可能な方向性を探るべきだ。段階的な変更を含む工程表を描くことが大事だ」と指摘。厚労省専門家会合の脇田隆字座長は28日の記者会見で「現在でも医療提供体制は非常に厳しい。どう調整するか議論する必要がある」と慎重な対応を求めた。

 こうした専門家の意見も踏まえ、政府は医療費などの公費負担を当面維持することに加え、医療機関に対する病床確保への補助金は縮小する場合も段階的とすることを検討する。」


 国が違法状態を続けていることに対して、法学者たちからいっさい声があがらないのはなぜなのか、カンセンショウタイサクという大義名分のもとで任意≒強制という人権侵害が行われていることに対して、社会学者・哲学者たちからもいっさい声があがららにのはなぜなのか。



「需要創出型の構造改革」

2022年12月31日 00時56分03秒 | 本あれこれ
慶応義塾大学通信教育補助教材『三色旗』第658号-2003年1月1日発行より

「島田晴雄-経済学部教授

 現在、日本経済は低迷を続けている。

 小泉政権は不良債権処理と特殊法人の改廃に注力している。また、報道機関は、小泉構造改革の内容として、専らその二つを強調している。

 確かに、不良債権処理と特殊法人の改廃を強力に推進しなければ、日本経済の将来には展望は開けない。しかし、これらの政策は短期的には痛みを伴い、デフレを助長する恐れもある。従って、これらの政策だけでは日本経済の回復は望めない。

 実は、小泉政権は、もうひとつの重要な構造改革政策を推進している。それは、「需要創出型の構造改革」である。これは「明るい構造改革」と言えるかもしれない。

 これは、人々が求めているサービスを、規制改革によって民間企業が提供しやすくするものであり、それによって、消費が増え、雇用が増え、投資も刺激されるという好環境を導き出そうというものである。

 今日の日本経済では、20世紀型の産業・企業はほとんどが過剰生産・過剰設備に陥っており、不良債務に悩んでいる。衣料品・食料・自動車・パソコン、さらに住宅も大幅な過剰生産の状態にある。

 ところが、生活者が安心して楽しく便利な生活を送るためのサービスは著しく不足している。例えば、高齢者に対するケアサービス、子育てを支援するサービス、健康作りのための情報やサービス、社会人教育のサービス、住宅の売却・賃貸やメンテナンス・管理のサービスなどがそれに該当する。これらのサービスの多くは、補助金を受け、保護された社会福祉法人・医療法人・学校法人等が独占的に提供しており、これまで民間企業の参入が難しく、人々のウォンツに応えるサービスを提供しにくい分野であった。

 小泉政権は経済活性化戦略の柱としてこれらの分野の規制改革を進めており、民間企業が活躍できる場を広げようとしている。この政策を一段と強化することが必要である。それによって人々の潜在需要が顕在化する。それが消費になり、雇用になり、所得を増やす好環境を生む。すなわち、需要を創出する構造改革である。そして、需要創出型の構造改革を強力に進める中で、不良債権処理と特殊法人の改廃を進めるというバランスの良い構造改革政策によって、日本経済は本格的な回復を現実化することができる。」

1995年『ヨーロッパ宮廷の華・魅惑のマイセン磁器』

2022年12月30日 14時18分10秒 | 美術館めぐり
色絵女神アルテミス図双耳壺

成型/1865年 制作/1865年

国立マイセン磁器製作所




色絵置物「球遊びをする少女」

成型/1898年 制作/1903年頃

国立マイセン磁器製作所




 

1998年雪組『凍てついた明日-ボニー&クライド-』

2022年12月30日 02時00分28秒 | 宝塚
クライド・バロウ(ギャング)       香寿たつき

ボニー・パーカー(クライドの恋人)    月影瞳

ジェレミー・メスビン(クライドの弟分)  安蘭けい

エンマ・パーカー(ボニーの母親)     矢代鴻

カミー・バロウ(クライドの母親)    京三沙

テッド・ヒントン(クライドの幼馴染)   楓沙樹

レイモンド・ハミルトン(クライドの刑務所仲間) 汐美真帆

アニス・フラナガン(クライドのかつての恋人)  貴咲美里


(日本青年館公演プログラムより)

「ボニー&クライド 荻田浩一

 皆様、本日はご来場いただきまことにありがとうございます。

 この作品は、20世紀初頭のアメリカに実在した男女二人組のギャング、ボニー&クライドの物語です。この二人をモデルにした映画は数多くありますが、なかでも1967年に公開された『俺たちに明日はない』の主人公として記憶されている方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。その鮮烈な生き様が印象的な二人ですが、今回はもう少しイメージをかえ、フィクションの部分を膨らませ、宝塚のオリジナル作品としてご覧いただきたいと思います。

 主役香寿たつきはバウホール4作目の主演となりますが、彼女一流の静と動が錯綜した個性がこの異端のヒーロー像に息を吹き込んでくれると信じています。対するヒロイン・ボニーは、今や雪組のトップ娘役となった月影瞳です。彼女の物言いたげな眼差しが、やはり異色のヒロインに相応しい心情の機微を伝えてくれると思います。

 どうぞ最後まで、ごゆっくりご覧いただきますようお願い申し上げます。」


「Story-」

 1934年5月23日、包囲した警官隊により射殺 された一組の恋人、クライド・バ ロウとボニー・パ ーカー。1929年、大恐慌が始まり、アメリカの一番昏い時代が幕を開けようとしていた。テキサス州ダラス。不況が続く中、街では強盗が横行。クライドもそんな悪党の一人だった。恋人アニスと別れたが彼女を忘れることができず、弟分のジェレミーと共にギャングの真似事のようなことをしていたのである。クライ は、ジェレミーを訪ねて行ったカフェで、夫のロイと離婚 したものの彼への思いを断ち切れずにいるウェイ トレスのボニーと出会う。

ある日、刑務所でクライドと仲間だったレイモンドがダラスヘとやって来る。レイモンドはクライドに仕事を持ちかけ、ジェレミーもそれに加わることになる。一方、カフェの店主に言い寄れたボニーは店をやめる。ボニーは警察に追われているクライドと再会。二人はいつしか惹かれ合い、お互いの心の隙間を埋めるように寄り添っていく。

クライドが捕えられた。ボニーはジェレミーやガソリンスタンドで働く少年 ジョーンズの助けを得てクライドを脱獄させることに成功する。
クライド、ボニー、ジェレミー、 レイモンド、ジョーンズ、今では 5人となったクライドー味は幾つもの罪を犯しながら、逃亡を続けていく。

しかし次第に警察やFBIの捜査の手が迫りつつあった・・・」






10月31日(土)16時公演を観劇しました。
2階席E列20番4000円、CNプレイガイドにて購入。


プリンス・エドワード島への旅-PEIセレクトツアーズパンフレット

2022年12月29日 14時37分02秒 | プリンスエドワード島への旅
2009年7月16日(木)

灯台とダルベイツアー

夏のプリンス・エドワード島への旅_五日目
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/988467709f6768c1d56b96734645973a











2010年6月8日(火)お花畑ツアー

春のプリンス・エドワード島への旅_3日目
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/6c65b1510de4f4ebd0083c89a7c1a3e2


2010年6月10日(木)北海岸ツアー

春のプリンス・エドワード島への旅_5日目
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/c5c5799d6722ae857003cf4febdde41d











 2012年10月の秋のプリンス・エドワード島への旅では、カナディアンネットワークのアレンジにより、現地では全面的にPEIセレクトツアーズにお世話になりました。シャーロットタウンの宿で暖房がうまく稼働せず、でも英語がおぼつかないので真夜中にもかかわらず電話対応していただきました。この世にいる間にいつかまたもう一度と、なかなか捨てられずにいたパンフレット、これでようやく捨てることができます。

 わがまましましたが、働くことがつらくてつらくて逃げ出したくてたまりませんでした。二人分以上の過剰労働、働いて働いて働いて働いた末にようやくなんとかたどり着いたプリンス・エドワード島。日頃の疲労の蓄積に長時間の移動と時差がこたえて具合悪くなっても幸せでした。


2012年10月17日(水)、キャベンディッシュ・ビーチのサンセット

シャーロットタウンから、もっともPEIらしいアップダウンの道を走って、現地ドライバーさんとのドライブ。夢の中を漂っていたような気がします。幸せでした。


秋のプリンス・エドワード島への旅_5日目(2)










小さな旅の思い出-山梨県西沢渓谷

2022年12月29日 01時00分27秒 | 小さな旅の思い出
2007年5月20日(日)




















検討している間に日本は沈没する

2022年12月28日 16時28分54秒 | 気になるニュースあれこれ
2022年12月27日毎日新聞、

新型コロナ 来春にも「5類」移行を検討 政府、年明け最終判断へ

https://news.yahoo.co.jp/articles/30b23a018e95fe4602fdb346fc9c055bc51e54ef

「政府は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけについて、来年春にも、入院勧告など強い措置が可能な「新型インフルエンザ等感染症」から、季節性インフルエンザと同等の「5類」に引き下げる検討に入った。足元で感染が拡大していることから、年末年始の感染状況を見極めた上で、来年1月にも岸田文雄首相と関係閣僚が協議し判断するとみられる。移行時期は4月1日とする案などが出ている。新型コロナの政府対応は、発生から丸3年を経て転換点を迎える。

【写真で振り返るコロナ禍】防護服で抱擁、猫もマスク

 現在の類型に基づき、行政は感染者への自宅やホテルでの待機要請や入院調整を実施してきた。発熱外来での検査や入院医療、ワクチン接種は自己負担なく全額公費で賄われている。5類に移行すると、こうした措置や公費で負担する法的根拠がなくなる。政府は患者の自己負担が生じる通常の保険診療とするかどうか調整を続ける。

 ただ、インフルエンザと全く同じ対応ではなく、ワクチン接種の公費負担といった一定の対策は残す案が出ている。また予算上の特例として医療機関が病床確保するための補助金支給を続けてきた。5類移行後も、医療逼迫(ひっぱく)を避ける必要があるとの指摘もあり、段階的な縮小となる可能性もある。

 一方、感染者数の集計は、「全数把握」をやめ特定の医療機関での報告を基に推計する「定点把握」となる見通し。法律上の位置づけはないものの、屋内で原則着用としているマスクについては、着用を求めない案も出ている。

 また5類に移行するのと同時に、新型インフルエンザ等対策特別措置法の対象外となり、緊急事態宣言などの行動制限はできなくなる。政府対策本部は廃止となる。

 感染症法は、感染力や重篤度に応じて類型分けしており、新型コロナは結核などの「2類」を上回る強制的な措置も可能だ。ウイルス変異やワクチン接種による死亡率の低下を受け、類型の想定と懸け離れているとの指摘が専門家などから上がっていた。今月成立した改正感染症法の付則でも類型見直しの検討が定められた。」


コロナワクチン接種を行っている医療従事者の収入を非課税とする特例措置が来年3月末まで延長されたとのことなので、ワクチンを打たせるために、なにがなんでも3月末まではコロナを特別怖いものとしておかなければならないのでしょう。日本という船はタイタニック号。こうしている間にも少しずつ沈み込んでいます。早ければ来年、長くても15年後には日本は亡くなるという意見もあるようです。

ワクチン無料、PCR検査無料、コロナ幽霊病床補助金、ワクチン接種業務者への高額な報酬金、使途不明金・・・、湯水のごとく流れた300兆円のツケはこれから増税、社会保険料のさらなる負担となって跳ね返ってきます。現役世代の給与天引きは増えるばかり。そして、これから生まれてくる子どもたちがこの負債を背負うことになるのです。いまだにアホなカンセンショウタイサクを続けているツケ。カンセンショウタイサクを続けることは非国民ではないことの証。

時が止まったような「新型コロナウィルス感染拡大防止のためにご協力のお願い~、お客様と従業員の安全のために~」

世界一ワクチン打って、世界一マスクして、世界一の陽性率。

行き過ぎたアルコール消毒のにおい、ワクチン頻回接種しているであろう方の発する異様なにおい、見渡すかぎりマスクマスクマスク。日本全体が気味の悪いガラパゴス。

太平洋戦争のときもこんな空気だったのでしょうか・・・。


もう新型コロナと呼ぶのは違法
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/5f51e28e8a1a7eba2e1880728ee228a0

春のプリンス・エドワード島への旅-オーウェルコーナー歴史村

2022年12月27日 16時54分16秒 | プリンスエドワード島への旅
春のプリンス・エドワード島への旅_4日目
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/e8d4a3299d683dd3c339646aacea06c9
















-ご案内-

 プリンスエドワード島の心の拠り所は、その地域の歴史遺産にあります。オーウェルコーナー歴史村の使命は、島の典型的な地域社会の雰囲気、趣、活気までも歴史遺産として、1895年当時そのままに保存、かつ紹介していくことにあります。





-オーウェルコーナー村への植民-

 1766年、測量長官サミュエル・ホランドにより、英国の植民地大臣フランシス・オーウェル卿にちなんで名付けられたこのオーウェル村には、19世紀の初めよりアイルランド人、アメリカからのロイヤリスト(アメリカ独立戦争時の英国支持者)、高地スコットランド人たちが移住してきました。彼らは昔ながらの古い生活様式を新しい土地にそのまま持ち込み、彼ら自身のものを作り上げ、また子孫たちのための基礎を築きあげました。19世紀の終わりには開拓の苦難から比べれば、より近代的な生活ができるようになりましたが、生活の基盤はまだその土地と伝統に根ざしていました。

-PEI農業歴史博物館-

 ヨーロッパの影響を受けたプリンスエドワード島の農業の歴史を展示したPEI農業歴史史博物館をどうぞお楽しみ下さい。州の各種収集物を見学することから、また島民たちの真の経験や声を感じることができます。皆様が当館をを御覧いただいて、私たちの先祖たちが得麺した苦難-殊に私たちにとっては当然のことと思われるような「食べ物を得る」ということであったりもしました-などをよりよく理解し、そしてまた現代の私たちのためにたゆみなく働いている農業に従事する方々へのより多くの感謝を感じていただけることを願っております。


-教会と墓地-

 オーウェル村に植民してきた長老派教会派の人たちは、初めは近くのベルファストの会派に加わりました。人口が増えるに従って、1861年にオーウェル長老教会が建設され、ゲーリック語と英語で礼拝が行われました。当初は伴奏もなく聖歌隊長の先導で讃美歌を歌っておりましたが、1892年に聖歌隊用の演壇とオルガンが加えられました。1925年には当会派もカナダ合同教会に加わりました。近隣のヴァーノンに新しい教会が建設されると、オーウェルでの礼拝はなくなりました。現在の教会は1930年代当時の様に再現されております。隣接する墓地は1884年まで歴史は遡り、現在でもまだオーウェル会派により利用されています。





-学校-

 オーウェル学校は1895年にJ.S.オニール氏を教師として迎えて開校し、小学1年より高校1年の過程まどを教える学校として、地元の教育委員会により運営されておりました。当時のオーウェル学校は、現在では基本と思われるような諸事が不足していたにもかかわらず、多くの生徒たちが専門学校や大学に進学し、好成績を残すという高い学力を達成しておりました。村に残る者も商業を学んだり、家族農場で働いたり、また冒険好きな者は海外に出て行ったり、機会を求め島を後にする者もいました。








-シングルミル-

 冬の間には、男たちは斧や鋸を持って森に行くものでした。木を切り倒し、枝をはらい、丸太にして、馬橇で運んできます。黒トウヒ、栂(ツガ)、杉、樅(モミ)などの丸太を40㎝長さの角材に切り、手動で手斧や槌を使って薄いコケラ板に削いでいきました。荒削りのコケラ板は、さらに削り台の上で刃物を使って、最終仕上げをします。こうしてできたコケラ板は建物の外壁や屋根に使われました。

この肉体労働に集約された技術は、徐々に機械にとってかわりました。展示されている1915年版のシャーロットタウンのブルース・スチュワート社製、製材機と連結しているエッジャーは、17馬力の動力を使用します。製材機でコケラ板を削ぎ、エッジャーで仕上げの形に四角く切ります。それをやはり梱包の器械で束ねて、より早く市場に出すことができるようになりました。


-公会堂-

田舎の島民たちにとって、彼らの小さな地域共同体の中での子供たちの誕生、演劇、教育、宗教、仕事、ロマンスや誰かの死までもが、日常生活の静かなドラマとして取り上げられました。公会堂では、音楽コンサートやダンス、ボックスランチ親睦会、仕事の集まり、討論会や公開会議などが行われ、人気の中心的集会所でした。

最初のオーウェル公会堂は1960年代に焼失し、現在の建物は1970年代に建て替えられました。
当公会堂では伝統的な催しが現在でも行われており夏の間毎週水曜の夕方に音楽家やダンサーがケイリー(島の伝統的な音楽会)に集います。皆様もどうぞご一緒にお楽しみください!



-クラークストアと家屋-

リチャードとデニスのクラーク兄弟は、1856年にアイルランドからオーウェルコープに移住してきました。数年後、彼らはオーウェルに移り、兄のリチャードがジェネラルストア(雑貨屋)を開きました。リチャードの死後は、デニスが商人としての責務を継ぎ、1905年までこの店を経営していました。

この小さな店では、しばしば物々交換にて、人々が自給できないもの、例えば台所用品、服地、量り売りの食品、灯油、金物類、靴、洋服、薬、缶入りの食品、贈答品や玩具、数々の新商品などを買うことができました。買い物客はまた卵、カラス麦、バターや馬の毛までも店に持ち込み、その売上高を貸方としてそれぞれの勘定口座に書き入れておく方式でした。

1900年までは列車と地域の郵便配達によって、島中に点在する400の小さな郵便局に郵便が集配されていました。そのような小さな郵便局の一つが、クラークストアの店の奥にあり、デニスが連邦政府との契約に従って運営していました。

店の奥にクラーク家の家屋が隣接してあります。台所はクラーク家の女主人が食事を料理したり、保存したり、洋服を縫ったり修繕したり、洗濯したり、アイロンをかけたり、家族に必要があればそれに応えたり、と忙しい農家の生活の中心でした。台所の料理用薪ストーブは調理をするとともに、寒い冬の夜には暖をとるために欠かせないものでした。

正面玄関の両側には静かなビクトリア朝の客間と落ち着いたダイニングルームがあります。たくさんの疲れた人々がこの階段を上って羽根布団のベッドにもぐりこみ、体を休めたことでしょう。二階の部屋の一つには機織機、糸つむぎ機他、毛糸や織物を作るための器械が置かれています。

またこの家の二階あ、約10年間裁縫師のイライザ・ラトローブの住まいでもありました。ヤング・レディース・ジャーナルといった雑誌から型紙を取った彼女の作品は、たくさんの特別な行事を美しく彩ったことでしょう。




-農場-

1895年当時の農業は、職業というよりは生活手段でした。平均的な農家の所有面積は100エーカー(約12万坪)で、各種家畜、馬、羊、乳牛、山羊、鶏、豚などを飼い、また様々な作物も栽培されていました。ジャガイモやカラス麦は商品作物として作られ、オーウェルコーブのブラッシュワーフから出荷されていました。

島では1880年代から簡単な酪農業が始まり、オーウェルの農民たちは、1894年にオーウェルコーブに建設されたチーズ工場に牛乳を運んでいました。

馬車小屋には馬車や馬橇、霊柩車など、また納屋には初期の農機具が展示されています。
















-鍛冶屋-

輸送や重労働を馬に頼っていた地域では、鍛冶屋は重要な位置を占めていました。石炭を燃やした炉で、洗練された時間の勘を使って金属を熱し、様々な形をした鉄床の上で巧みに金槌を使って、馬の蹄鉄、釘、鋸、蝶番、家庭用品、農機具や各種部品、そして装飾品なども作っていました。

鍛冶屋は日常の仕事の他にも、馬の売買、動物の世話についての相談、さらに地元の歯医者といった役割までしていました。


-歴史村-

オーウェルコーナーは20世紀の初めまでは活気ある村でしたが、輸送手段、教育、商業、雇用などが田舎から徐々により大きな町、島の中心へ移るにしたがって、このような小さな共同体の重要さ、役割が減少していきました。オーウェルコーナーは、1973年にセンテニアル委員会からの出資にて、同年7月に公開されました。

















夜、シャーロットタウンのデルタホテルで”赤毛のアンカントリーディナー”をいただきました。
ツアーに組み込みでした。


ぼうっとしていると勝手に紐付けられる?

2022年12月27日 02時04分54秒 | 気になるニュースあれこれ
https://twitter.com/ranranran_ran/status/1606049680319991808より、

「【重要/伝えよう】
見ずに捨ててません?突然、内容が変化する時が来る。

◉送られてくる郵送物を
◉必ず開封し【変化】を確認
◉【不同意】を返送しなければ
◉勝手に紐付けられる時が来る

何故?強引に【了承】という形式を維持した上で強制しようとするのか?

知らない人から順に人権を失います」



2022年12月13日東京新聞、

マイナンバーと口座の紐付け「自動化」をデジタル庁検討

https://www.tokyo-np.co.jp/article/219700

「マイナンバーへの公金受取口座の登録について、デジタル庁は、未登録者から不同意の回答が来た場合を除き同意がなくても、金融機関の口座を自動登録できるよう検討を進めている。マイナンバーを巡っては、健康保険証を廃止しマイナンバーカードの取得を事実上義務化する政府方針に反発が生じている。デジタル庁の強引なマイナンバー政策の遂行には、有識者から懸念の声が上がる。
 マイナンバーへの公金受取口座を自動登録する法改正案は11月29日、デジタル庁の有識者会議「マイナンバー制度及び国と地方のデジタル基盤抜本改善ワーキンググループ(WG)」で取りまとめられた。行政機関が年金や児童手当の支給などで把握している口座情報について、未登録者に郵送などで通知。未登録者が一定期間内に不同意の意思を示さなければ、同意なしに登録できるようにする。」



2022年12月20日共同通信、

政府、受診料6円値上げへ 従来保険証だけ、来春から

https://news.yahoo.co.jp/articles/c2e4244eb6cfef185f5a768bfde3279f751a8b8c


「政府は従来の健康保険証での受診料を、来年4月から12月末まで特例的に値上げする方針を固めた。窓口負担3割の場合、初診と再診時に現行よりそれぞれ6円上乗せする。マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」は据え置く。対象はマイナ保険証を受け付ける医療機関で、カード普及と病院の対応を促す狙い。関係者が20日明らかにした。」

マイナンバーカードの申請は任意のはずなのに健康保険証との一体化で実質強制、
さらには郵便物を見落とすと気がついた時には同意したものとして勝手に紐付けられているかもしれない??
スタートした時からおかしなマイナンバー制度。
この暴走を止めないと生きていけなくなる社会が現実のものとなりそうです。