たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

『美しき氷上の妖精 浅田真央展』

2017年10月20日 23時37分49秒 | 美術館めぐり
 台風が近づいて雨模様の一日、10月だというのに12月のような寒さの中、お昼を部屋で食べた後、目薬とコンタクトレンズを処方してもらうため眼科に出かけると、デバートで『浅田真央展』をやっているのが目に入ったので立ち寄りました。(最近おた昼は夕方安くなったお弁当を買っておいて食べるようにしています。高いお金出してお店に入ってもおいしくないし居心地よくないし、お金もたないし・・・)。

 4月の引退会見後に、デパートで共同通信社が撮影した写真による、真央ちゃんの軌跡をたどった展示をみましたが、今回の展示は真央ちゃん自身が選んだ衣装や写真が展示されているみたいで、出口には真央ちゃんグッズも売っていました。発売されたばかりの映像も会場で流れていました。4月の写真展の時もそうでしたが、10代半ばから注目され続けてきた真央ちゃん。こんなに細い体でどれだけのものを背負い続けてきたのだろうと思うと涙があふれて仕方ありませんでした。宝塚のステージ衣装ほどではないけれど、きらびやかな衣装がどれもほんとに細くって小さいの。お母さんとお別れしたあとの真央ちゃんはあまりにも細くって心配なぐらいでした。

 まだ10代だった頃、スポーツ新聞が真央ちゃんのことをあれやこれやと書き立てているのをみるたびに、いい歳をした大人たちがよってたかって10代の女の子のことをこんなふうにネタにするなんてみっともない、いい加減にしろよって怒りを感じたものです。アマチュアとして最後の大会となった全日本選手権は上位の結果ではなかったけれど自分自身が納得できるところまでやったから悔いなしなのかな。結果が全てではなく、いかに歩んできたかが大切なのだとあらためて心に刻みました。ジュニアからシニアの世界へと踏み出した頃は怖いもの知らずでぴょんぴょんとジャンプをとんでいた真央ちゃんが歳を重ねていくと共に、色々な経験をし、苦悩の中から立ち上がってきた、ジャンプばかりじゃないしなやかに美しい真央ちゃんのスケーティングが好きです。清らかな妖精さん。これからどんな道を歩まれるのかな。楽しみです。幸せになっていただきたいです。





2007年から毎年アイスショーを開催してきたそうで、大会ではみられなかった燕尾服にステッキの衣装の真央ちゃん。



撮影OKの場所での写真、まだありますので明日以降チャンネルに追加しようと思います。
今日は遅くなったのでこれにて。