言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

これが本当の未来予測だ.1

2009年05月10日 06時52分20秒 | 検証
 人の分析が未来予測になる。
 科学の発展が、未来ではない。

未来は科学か? 2009年04月16日 01時13分44秒 |
 科学の進歩は、確かに過去と現在を明確な差として実感することができるが、それは人類にとって付属的なことに過ぎない。環境の変動でもないものだ。


 このブログでは、日本を代表する総理大臣・首相の分析を行ってきた。
 日本の政治は、官僚内閣制や、官僚社会主義などと揶揄されてきたが、実は、小泉首相以来、「官邸主導」という意識が強く、首相の性質や意志が内外政策に大きく影響するものであった。郵政民営化、北朝鮮訪問から、拉致問題へと大きく動いたのも小泉首相の意志によるものだった。

 安部政権は参院選で大敗後、健康悪化が重なり、短命で終わったが、福田、麻生政権とまた「官邸主導」を強調した。

前福田首相の分析検証.1 2008年12月25日 06時02分55秒

 福田首相の分析は、2007年9月29日からである。
 頑固で苛立ちを隠そうとしての笑顔から、人間関係に違和感を感じやすく、政党に依存的と分析している。
 特にギョーザ中毒事件では、福田首相の“回避型の性質”が災いし、中国側に配慮したため、政治問題として引きずり込まれた形で解決ができなかった。
 肝炎問題では、天皇陛下までにご心配をおかけしたことで決着を付けたに過ぎない。

 このような分析が、時間を経て検証できることが、分析の正しさを証明することとなる。占いや霊視には絶対できないことである。

前福田首相の分析検証.2 2008年12月26日 06時45分11秒

 2008年2月13日では、その回避的な性質から、閣僚内部からの批判に耐えられないのではないかと、すでに心配している。ここで政党に依存的という分析が生きてくる。
 特にこの時期は、作り笑顔とは逆に、人間関係に違和感を感じやすい面が目立っていた。

前福田首相の分析検証.3 2008年12月27日 08時13分49秒

 2月も中盤頃から、福田政権の政策がぶれ始める。
 年金問題から民主党案にすり寄るような態度で、次第に行政改革がトーンダウンした。
 支持率が急速に下降する中、進展しないギョーザ中毒事件に「非常に前向きだ」という中国側への評価となったことに、多くの国民は納得しなかった。

前福田首相の分析検証.4 2008年12月28日 05時51分37秒

 問題を回避しようとする首相の性質は、中国軍幹部たちの太平洋分割論まで生んだ。
 ここで多くの国民は、世襲政治家の空想的な自信における思い上がったプラドを見ることとなったのである。
 そして回避的な性質は、チベット問題を無視する結果となった。

前福田首相の分析検証.5 2008年12月29日 06時04分29秒

 問題を回避したいがあまり、先送りが過ぎて、暫定税率の期限切れでのガソリンが一時、値下げとなったことには、その政治家としての能力そのものを疑うに十分なことであった。ここで“世襲政治家の空想的な自信における思い上り”が検証できたのである。
 そして、さらに支持率は下がる。

前福田首相の分析検証.6 2008年12月30日 07時29分52

 チベット問題は無視。拉致問題でも何もできない。外交は手詰まりで支持率かさらに下がり、7月4日の記事では「福田政権は夏を越せるか?」と題を付けた。
 8月の初めには内閣改造を実行するも、その後半には、また政治と金の問題が浮上、松岡農相自殺の記憶も新しい農水相だ。

 そして9月初めに福田首相辞任。その表明記者会見ではもはや作り笑顔はなく、本来の苛立ちやすさ記者の質問に「あなたとは違うんです」との捨てゼリフを残して去っていった。

 2008年2月13日からの政権維持の心配は、夏を乗り切ったものの一年以上も残して投げ出しの格好となった。
 人間関係に違和感を感じやすく、政党に依存的であれば、半年前からの心配は、根拠のある未来予測なのである。

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