福田首相の分析、検証 2008年02月16日 09時34分34秒
首相が基礎年金の給付をすべて消費税でまかなう「全額税方式」に傾斜している、というニュース記事は、民主党や麻生氏の案でもあり、これでは総裁選の意味も自民党としての主体性も一貫性もないものである。これも「福田政権について - 言語分析未来予測」で書いた通り、中川秀直元幹事長が、首相官邸を訪れて福田康夫首相に直談判し、小泉構造改革の後退を強くけん制する、というのも当然である。
過去の分析から見ると、現在の福田首相とは、閣僚との信頼関係よりも、自分自身の苦悩に気を取られてしまっているのではないだろうか。であるとしたら、これこそ福田氏の内的な不安定さなのである。
もちろん「支持率のためにやっているのではない」としても、支持続落、32.5%という恐怖が、今年も国民の民意を問えない、という態度の政府だとしたら、この回避的性質の首相が、いったいいつまでその不安定さで耐え続けられるのか?
福田首相の辞任表明は、この分析からおよそ7ヶ月後の9月1日だった。
財政健全化の努力怠っているのは福田政権 2008年02月27日 13時14分38秒
自民有志議員「基礎年金は全額消費税方式」を提言 - ABC WEBNEWS
財政健全化の努力怠れば金利が上昇、消費税率の早期上げを=与謝野前官房長官 | ビジネス | Reuters
どうして財政健全化の努力と、消費税率を上げることが、結びついて語られるのかと言えば、行政改革などやる気がないから、である。膨大な債務残高は今始まった問題ではない。なのに福田総理の公約であった改革を後退させたのは、政府であり、与謝野氏もその1人ではなかったか。
福田首相の分析、検証.2 2008年03月01日 08時54分13秒
痛いニュース(ノ∀`):【毒ギョーザ】「非常に前向きだ」 福田首相、中国側対応に好評価
02月13日の福田首相の分析 - 言語分析未来予測で書いたとおり、親中派福田首相の回避的性格そのままの態度である。
中国当局の態度を親中派として大目に見ていながら、日本のマスコミの批判的な態度には苛立ち、結果的に中国当局を評価してしまうのだ。政治家の頂点に立ったという慢心が伺える。
福田政権の外交の問題点 - 言語分析未来予測
また上の分析でも書いたとおり、「このような事態に親中派の福田首相の政治問題化を避ける姿勢そのものが、事態をいっそう混迷させているということに気付かなければならない。国際的な政治問題の回避型政権が、いかに親密さをアピールしようとも、このように相手の中国に遠慮するという対応となる」これも「非常に前向きだ」という中国側への評価となる理由である。まさに福田首相の心理を反映していることなのである。
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首相が基礎年金の給付をすべて消費税でまかなう「全額税方式」に傾斜している、というニュース記事は、民主党や麻生氏の案でもあり、これでは総裁選の意味も自民党としての主体性も一貫性もないものである。これも「福田政権について - 言語分析未来予測」で書いた通り、中川秀直元幹事長が、首相官邸を訪れて福田康夫首相に直談判し、小泉構造改革の後退を強くけん制する、というのも当然である。
過去の分析から見ると、現在の福田首相とは、閣僚との信頼関係よりも、自分自身の苦悩に気を取られてしまっているのではないだろうか。であるとしたら、これこそ福田氏の内的な不安定さなのである。
もちろん「支持率のためにやっているのではない」としても、支持続落、32.5%という恐怖が、今年も国民の民意を問えない、という態度の政府だとしたら、この回避的性質の首相が、いったいいつまでその不安定さで耐え続けられるのか?
福田首相の辞任表明は、この分析からおよそ7ヶ月後の9月1日だった。
財政健全化の努力怠っているのは福田政権 2008年02月27日 13時14分38秒
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財政健全化の努力怠れば金利が上昇、消費税率の早期上げを=与謝野前官房長官 | ビジネス | Reuters
どうして財政健全化の努力と、消費税率を上げることが、結びついて語られるのかと言えば、行政改革などやる気がないから、である。膨大な債務残高は今始まった問題ではない。なのに福田総理の公約であった改革を後退させたのは、政府であり、与謝野氏もその1人ではなかったか。
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02月13日の福田首相の分析 - 言語分析未来予測で書いたとおり、親中派福田首相の回避的性格そのままの態度である。
中国当局の態度を親中派として大目に見ていながら、日本のマスコミの批判的な態度には苛立ち、結果的に中国当局を評価してしまうのだ。政治家の頂点に立ったという慢心が伺える。
福田政権の外交の問題点 - 言語分析未来予測
また上の分析でも書いたとおり、「このような事態に親中派の福田首相の政治問題化を避ける姿勢そのものが、事態をいっそう混迷させているということに気付かなければならない。国際的な政治問題の回避型政権が、いかに親密さをアピールしようとも、このように相手の中国に遠慮するという対応となる」これも「非常に前向きだ」という中国側への評価となる理由である。まさに福田首相の心理を反映していることなのである。
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