Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●「原理原則の無い国」、「死の商人」に堕した国、原発輸出したい哀しい国・ニッポン

2015年12月14日 00時00分43秒 | Weblog


東京新聞の記事【山田洋次監督 故井上ひさしさんの構想実現 映画「母と暮せば」12日公開】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2015121002000135.html)。

 《長崎市民に合唱してもらった「鎮魂歌」のエンドロールにつながる終盤は、平和への願いが込められている。ラスト、ある少女だけ亡霊の姿に気付き、無邪気に笑顔を見せる。「(犠牲者には)せめてあの世で幸せであってほしい。彼女が大人になった時にすてきな世界であってほしい》。

   『●原爆投下と東京電力原発人災と「積極的平和主義」と:
                 すぐに忘れる国、考えようとしない国
    「憲法違反を犯しつつ壊憲する愚かな「原理原則の無い国」です、
     「死の商人」に堕した国。3.11からわずか数年、原発を再稼働し、
     原発輸出したいそうです。9割方の人が「もう原発は嫌だと誓った」
     はずなのに。自公議員や翼賛野党議員、原子力「ムラ寄生」委員会
     などなど、「こんな単純な物語を忘れるどころか、
     「原発人災で死者はいない」「そりゃ風評被害
     「核兵器やるんならやってやろうか」の物語にねじ曲げたい臭いも
     残念だが存在する」。それが主流派のごとく振る舞うこの国が哀しい」


   『●教育破壊: 「「ボンクラ」「嘘つき」」につける薬なし、
             そして、「戦争絶滅受合法案」の制定を!
    《「山田洋次監督はベルリンで安倍首相に危機感を表明
     「現代の日本では、戦争を知っている世代と知らない世代に
     大きなギャップがあり、総理大臣をはじめ日本の指導者たちは
     戦後に生まれています。残酷な、ひどい、悲劇的な戦争を
     2度としてはいけないという教訓をしっかり学んで生きている
     のだろうか? それが今の世代が抱えている問題ではないか
     と僕ら旧世代は心配でなりません」」》。

 「山田洋次監督は…安倍首相に危機感を表明」……それなのに、自公支持者・投票者の気が知れない。危機感の無さは救いようがない。各種世論調査での自公支持者、そして無関心派・「眠り猫」派、絶望的な気分になる。「経営者団体を含むノーベル平和賞「国民対話カルテット」は「武器より対話を」 …ニッポンの経団連は?」、「経団連は、「プルトニウムをつくる装置」再稼働を後押し。そして、国家戦略としての「武器輸出」を推進!」、「核発電所は『プルトニウムをつくる装置』…プルトニウムの蓄積・核兵器転用=世界は「それも」怖れている」。
 内橋克人さんは、「集団的自衛権の先に待っているのは、核兵器を持って抑止力にしようという政策原発はプルトニウムをつくる装置』でもあり、原発を止めることは日本の核武装に待ったをかけることだ」と訴えました(『●原子力「ムラ寄生」員会ではなく、「風船爆弾」が語ることにこそ真実はある ~川内原発再稼働問題~』)。
 アベ様はまだ政権の座に居ます。「原理原則の無い国」、「死の商人」に堕した国、原発輸出したい哀しい国・ニッポン。

   『●上関原発反対! ~祝い島島民の会blog~
   『●消費税増税にもろ手を上げて
       賛成するマスコミを信頼できるのか?
   『●「『平成の治安維持法』をつくった総理」の
       非常に危険な思い入れ、それに手を貸す責任
   『●「安倍政権への怒りと原発再稼働反対への思い」を
                 語る吉永小百合さんを支持します

=====================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2015121002000135.html

【放送芸能】
山田洋次監督 故井上ひさしさんの構想実現 映画「母と暮せば」12日公開
2015年12月10日 朝刊

 戦争体験者である巨匠・山田洋次監督(84)が戦後70年の節目に、平和への願いを作品に託した。劇作家の故井上ひさしさんの遺志を継ぎ「生涯で一番大事な作品をつくろう」と臨んだ映画「母と暮せば」が、12日に公開される。長崎で被爆死した息子の亡霊と母親が織りなす、悲しくも心温まる優しい物語だ。 (高木梨恵)

 広島の原爆で亡くなった父親の亡霊と娘による二人劇「父と暮せば」を残した井上さん。生前、長崎を舞台に構想していた「母と暮せば」の企画を、劇団こまつ座の社長、三女の麻也さんが監督に持ち込んだ。「母と息子の話にし、息子は長崎医科大生…」。その場でひらめき、実現の可能性を強く感じたという監督。「ふと降りてきたものは大事。苦しんで生み出すのよりもね。僕の映画はいつもそう」と笑う。若くして戦死した詩人竹内浩三を息子のモデルに「次男だから名は浩二にしよう」と、監督らしいおちゃめな発想で世界観を広げていった。

 八月九日、大学で講義を受けていた浩二(二宮和也)は原爆で亡くなった。三年たち、息子の死が受け入れられない母伸子(吉永小百合)を浩二の恋人だった町子(黒木華)が世話し続けてくれていた。ある日、浩二が亡霊として現れる。

 コンピューターグラフィックス(CG)を驚くほど多用。レコードが宙を浮き、影絵の楽団が突如演奏しだす。「当時の長崎の街もCGだから再現できた。今の時代だからできた作品」。長崎の空と海の色味は、太陽光の角度を計算して入念に指示。山田監督の演出の厳しさは、相手が最新技術でも健在だ。

 冒頭、インクの瓶がとろっと溶け、爆音とともに画面が暗転。原爆の恐怖を一瞬で表現した。「ならば人間はどうなったかということ。あれが浩二の見た最後の映像。人類の歴史に残る原爆という大事件を語り伝え、あの罪深い爆発を二度と起こしてはならない」

 長崎市民に合唱してもらった「鎮魂歌」のエンドロールにつながる終盤は、平和への願いが込められている。ラスト、ある少女だけ亡霊の姿に気付き、無邪気に笑顔を見せる。「(犠牲者には)せめてあの世で幸せであってほしい。彼女が大人になった時にすてきな世界であってほしい」

<やまだ・ようじ> 1931年9月13日、大阪府生まれ。幼少期を満州で過ごし、終戦を迎える。東大法学部卒。61年「二階の他人」で監督デビュー。69年に「男はつらいよ」シリーズを開始。最新作「家族はつらいよ」が来年3月12日に公開予定。
=====================================================

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ●「戦争屋」国家に憬れるニッ... | トップ | ●「メルマガ事件」東京地裁判... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事