(1997/カーティス・ハンソン監督/ラッセル・クロウ、ガイ・ピアース、ケヴィン・スペイシー、キム・ベイシンガー、ダニー・デヴィート、ジェームズ・クロムウェル)
原作の翻訳本を市民図書館の除籍図書でもらってきたので、読む前にと思いビデオを借りてきた。
面白い。1997年のアカデミー賞で、脚色賞と助演女優賞(ベイシンガー)を獲ったが、作品賞は「タイタニック」にさらわれた。
公開時はギャング映画だとばかり思っていた。
「ゴッド・ファーザー」まがいのものだと思って、先送りしていて今まで見ていなかったが、今回見ると刑事物だった。謎解きの興味も引くし、人間ドラマも匂わせる。
スペイシー、クロウ、ピアースの三人のタイプの違う刑事の話。
原作者はジェームズ・エルロイ。ハードカバー2冊分の長編で、”血塗られたクリスマス”事件と”ナイト・アウルの虐殺”事件をメインに話が進むのは同じだが、少し人間関係などの設定を変えて映画は巧くまとめていた。
三人の刑事が違う事件を追っていたのが一つの黒幕に結びついていく辺りが脚色賞をとった理由だろう。
原作の翻訳本を市民図書館の除籍図書でもらってきたので、読む前にと思いビデオを借りてきた。
面白い。1997年のアカデミー賞で、脚色賞と助演女優賞(ベイシンガー)を獲ったが、作品賞は「タイタニック」にさらわれた。
公開時はギャング映画だとばかり思っていた。
「ゴッド・ファーザー」まがいのものだと思って、先送りしていて今まで見ていなかったが、今回見ると刑事物だった。謎解きの興味も引くし、人間ドラマも匂わせる。
スペイシー、クロウ、ピアースの三人のタイプの違う刑事の話。
原作者はジェームズ・エルロイ。ハードカバー2冊分の長編で、”血塗られたクリスマス”事件と”ナイト・アウルの虐殺”事件をメインに話が進むのは同じだが、少し人間関係などの設定を変えて映画は巧くまとめていた。
三人の刑事が違う事件を追っていたのが一つの黒幕に結びついていく辺りが脚色賞をとった理由だろう。
・お薦め度【★★★★=友達にも薦めて】
中でも印象的なのが、ケビンが真相を知り、あっと言う間に射殺されてしまうシーン。
彼の瞳の動きがゆっくり止まり、本当に死体と思えた一瞬。すさまじい演技力ですな~~悲鳴や叫びでなく、こういった殺人シーンはリアルで怖い・・です。
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これは、脚色賞が納得の1本でした。
原作は読み終えるのに根気が要りましたです、はい。