「海街diary」は鎌倉が舞台だし、家族の話なので小津を思い起こさせるが、映像テクニック的には小津の手法は踏襲していない。
会話する人物をローアングルの正面仰角で捉えたショットもないし、人のいない空ショットで時間を繋ぐところも殆どなかったように思う。少なくとも、モノ言わぬ物にも心があると感じるような空ショットはなかった。★一つの減点要因はそんな所にもあったかな。
シーンの終わりはフェイド・アウトを使っていて、一旦スクリーンは黒くなった。フェイド・インは無い。
昔は撮影後のフィルムに化学的な処理をしてフェイド・アウトさせたようだが、さてデジタルカメラで撮影しているだろう昨今の処理はどうやるんだろう?
原作コミックについてウィキを読んでみると、登場人物はもっと多いし、人間関係も入り乱れているみたい。レンタル店で少し立ち読みしてみたが、単行本は小さいし、画にもあんまり惹かれなかったので読みたい気持ちは薄らいだ。
最後に、是枝監督に『海街diary』についてインタビューした動画あったので転載。
1962年生まれというから現在50代半ば。まだまだ面白い作品が生まれそうだ。
会話する人物をローアングルの正面仰角で捉えたショットもないし、人のいない空ショットで時間を繋ぐところも殆どなかったように思う。少なくとも、モノ言わぬ物にも心があると感じるような空ショットはなかった。★一つの減点要因はそんな所にもあったかな。
シーンの終わりはフェイド・アウトを使っていて、一旦スクリーンは黒くなった。フェイド・インは無い。
昔は撮影後のフィルムに化学的な処理をしてフェイド・アウトさせたようだが、さてデジタルカメラで撮影しているだろう昨今の処理はどうやるんだろう?
原作コミックについてウィキを読んでみると、登場人物はもっと多いし、人間関係も入り乱れているみたい。レンタル店で少し立ち読みしてみたが、単行本は小さいし、画にもあんまり惹かれなかったので読みたい気持ちは薄らいだ。
最後に、是枝監督に『海街diary』についてインタビューした動画あったので転載。
1962年生まれというから現在50代半ば。まだまだ面白い作品が生まれそうだ。
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