松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

気毒寝

2017-03-17 14:15:21 | 日記・エッセイ・コラム

 野球がなくてドラマも面白くない日は、つい「きどぐね」してしまう。テレビがうるさくて、一旦トイレに起きる。「きどぐね」は象潟では「きどごろね」と言う。これは意外と南部では使っているかも知れない。

 言葉の分布を調べていくと、面白いことが分かる。縄文語を研究している人によると、縄文語は弥生文化と断絶していない。考えれば分かることだ。渡来人が来たからって、それが流行して、いきなり言葉まで変わるでしょうか?漢字に置き換わっただけだと思う。

「顔」を「カオ」と言うのは日本の中央部の近畿・中国・四国地方だ。「ツラ」と言うのは東北と九州南部。沖縄では「チラ」。関東は、両方が共存する。

「きどぐね」は漢字で書くと「既読寝」になる。それは無いけど、何となく伝わるでしょう。おそらく由緒ある言葉から来ているに違いない。

 縄文語で安心していたら、ネットで面白いのを見つけた。東北と出雲の人々は「インド語」を話していたという。インド語と言うのは、シュメール語からサンスクリット語、アッカド語、タミル語のことらしい。

日本語はどの言語とも似ていないと言うが、案外方言に解決の糸口があるのかも知れない。

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