松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

男鹿・鵜ノ崎海岸の迷子石

2021-02-28 16:10:25 | 日記・エッセイ・コラム
 石というよりは岩なんだが、多分数トンから10トン位ある。学術的には「球状コンクリーション」と呼ばれる。


 この名前は、聞いたことがある。化石が出来る時、有機物中の炭素と海水のカルシウムが結合して、周りを囲むように生成する。


 だから「パカッ」と割った時、化石が現れることが多い。


 つまり、これを思い切って割ったら、恐竜の卵が現れる。かも知れない。


 専門家によると、ここのコンクリーションは「大きさと数、形状のどれもが日本一で、世界的にも貴重だ」そうだ。


 これが完全に露出している状態で見られるのは非常に珍しい。ほぼ無風、快晴で、干潮時刻を確かめたら10時37分に潮位マイナス12センチとある。しめたっ、まだ間に合う。


 ワークマンの防水シューズを履いて、近くまで行くことが出来た。


 ついでに水面を覗くと、ダマ(ニシガイ)が居る。食用にする赤っぽいのもいる。しかし、採っても5~6個だ。これに集中すると、波が戻って来て、帰れなくなる。


 しかも先客が居たから、めぼしいのは採られた後だろう。海に帰す。そもそも男鹿は密漁に厳しい。


 オレは時刻が近づくと、沖には向かえない。大丈夫か、あの人たち。大分沖まで行ってるぞ。知らんからな。


 急ぐと、滑るし、転んだら危ない。その点、ワークマンのシューズは、海藻の上に乗っても滑らない。優れもんだ。
 こんな7cm防水で遠くまで行ける条件の日は、1年でも滅多にない。ラッキーだった。

 日本新、出たのか。琵琶湖毎日マラソン。見たかったなあ。

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MY「皆川嘉左ヱ門」特集&コロナ

2021-02-27 14:12:51 | 日記・エッセイ・コラム
 横手市十文字で農業に従事しながら、木と対話し続けた農民彫刻家・皆川嘉左ヱ門氏は、3年前に亡くなっていた。


 今さら遅いが、こんなことして、本当に反省しています。ただ作品には触れないようにして、遊んでいましたよ。


 また別の部屋では、こんなことも・・。重ね重ね、申し訳ない。

 どれも実物大に大きいので、その迫力や凄いものがある。伐採される前は生きていた木が、今やそれ以上のオーラを放っている。


 一番好きなのは、これだろう。老人の言葉が聞こえてくる。「こらっ」頭ごなしに、しかられた。でも優しい表情にも感じる。深い人生を刻んだ顔だ。


 もういい加減、コロナの話に飽きてきた。そうだろう、もう1年になる。秋田では、今月6日からゼロの日が続いている。きのうで3週間。日本で、これ以上の場所は無い。空気が一番、おいしい場所がここだ。深呼吸してみようか。うんめえ、そして新鮮だ。クリーンだ。


 現実的には、遠い話になりつつある。しかしマスクは欠かさない。スーパー、コンビニ、病院、美術館。どこへ入るにも県民には消毒とマスクが身に付いている。それで、いいんだよ。それ以上、怖がる必要はない。


 これは付録。八木沢集落に現れた妖精です。

 小林よしのり氏の連載を読みました。全く、そのとおり。しかしなぜそれでも、日本は自殺しようとしているのか。それが分からない。
 それとワクチン。1回目が何ともなくて、2回目でアナフィラキシーショックって、どういうごど。

 
コロナ脳のマスコミ・専門家がひた隠しにする「不都合な真実」の正体

 
コロナ脳のマスコミが無視する「自殺率急増」という不都合な真実
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県秀作美術展で、印象に残ったもの。

2021-02-26 16:34:27 | 日記・エッセイ・コラム
 行って来ました。見て来ました、秋田のゲージツ家。
 一番、私の目がこぼれそうになったのは、これでした。


 なんか雰囲気がね、うなじの白さといい、目的がはっきりしていて、好きですねえ。こういうの。
 絵画で、イメージを重ねた、何が何だか分からないの、あるでしょう。アレ、好きになれません。こういうスッキリ・ハッキリが好みです。


 でも、こういうのも、いいかも。今風です。マスクです。それだけは、分かります。タイトルは覚えてません。


 象潟に、「チョウクライロ舞」という不思議な名前の民俗文化財があります。和紙で作っています。


 3年前の、あの日の彼です。一軍で頑張って欲しいです。


 彫刻の部の目玉は、これだと思います。皆川嘉左ヱ門氏のご子息の作品です。嘉左ヱ門氏の木彫の、私はファンです。かみこあにプロジェクトで良く目にした、でっかい木彫ではなく、思ったより小さかったです。高さ70cm位です。


 粘土を焼いて作っているらしいです。顔の表情がしっかりしていて、見応えがあります。


 写真の部で驚いたのがコレ。描いたのかと思いました。波に揉まれるサケですよ。良く撮れましたね。どこなんだろう。


 謎な絵もありますよ。私の頭に浮かぶのは「???」


 娘に、見て欲しいと思ったのは、この絵。 妊婦さんって、大変だ。今は別の心配も、しなくちゃいけない。

 訳が分からんって言えば、ササニシキ。なんで、こまちじゃないんだ。あとぶどうも作ってるぜ。あの長髪のあんちゃん、気に入らんなあ。長い髪が不潔で、しょうがない。戦前派じゃないが、「髪、切れっ!」
 あきたフーズも、紛らわしいったら、ありゃしない。どっちも、無関係だからな。一緒に、すなっ! 迷惑だっ。
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角館・安藤家のお雛さま

2021-02-25 16:07:05 | 日記・エッセイ・コラム
 今年も角館のお雛さまを見に行くべえ。雪道はちょっと怖かったが、帰りは溶けていて快適だった。


 まずは武家屋敷を通って街中へ。枝に雪を乗せたままの桜と黒塀が、墨絵の如きコントラストで迎えてくれた。
 最初に向かった西宮家の土蔵の前の自動ドアが、オレが乗っても開かない。二度チャレンジしたが、無駄だった。1月から休業していることを知らなかった。これはしまった。じゃあソバもお預けか。


 腹減ったので、渡部なると餅店に入って、なると餅を二枚。もらおうとガラスケースを見たが、無い。少し待って、出来立てを買うことができた。


 こうなったら、しばらく行ったことがない安藤家にしよう。


 安藤家とは、味噌・しょうゆの安藤醸造で、嘉永6年創業の老舗だ。


 お雛様も立派だが、昔の暖簾かな。横に3枚が1セットになって、さりげなく壁に掛けてあった。


 こういうのが、目の保養になるね、オレには。


 あとは「押絵びな」といって、平福百穂の父・穂庵が原画を描いたと言われるやつだ。


 じっくり見ると三次元的で、流れるような曲線が、なまめかしい。


 これを飾っているのが座敷蔵で、靴を脱いで上がる。


 昔の祝言の様子が写った写真がある。座敷蔵なら、なんぼ騒いでも近所迷惑にならない。


 女性二人とほぼ同時に入って、邪魔しないように撮っているのだが、構えると、さっと避ける。いや大丈夫。モデルが必要だから。と言っている時の視線が、オレの足に向いている。しまった、見られたか。五本指の靴下の人差し指が、こんにちはと顔を出していた。
 こういう状況は、想定外だったわ。穴が開いているのは、先刻承知だったが・・。暗いから誤魔化せると思った。

 近頃、恥をかいても、何とも思わない。これが地だから、しょうがない。
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正月以来、私を最も明るくした暦。

2021-02-23 09:23:23 | 日記・エッセイ・コラム
 毎年個室に貼るカレンダーがある。その訳は、美しいからではなく、穴をふさぐためだ。その穴は、怒りに任せたオレの拳が開けたものだ。


 しかし個室といふところは、落ち着く場所だ。音も静かだし、多分電磁波も薄いかも知れない。しかも丈夫に出来ている。


 しばらく切り絵がメインだったが、今回は「石」。多い図柄がアマビエ。時間を潰すには、情報量が多くて助かる。


 それだけではない。これを見ながら頭の中で流れて来る音楽は、高橋優の曲だ。だから毎日、毎日が、前の日よりいい日になるのだ。


 いい日になりつつ、考えも生まれる。主に文章の骨子が出来上がる場所は、この個室だ。


 個室で腸の循環を良くしながら、本日の流れをつかめると、いい日になりそうな気がする。運は掴むものだから。


 にほい立つような、かぐわしい場所からの中継で、御免。
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