松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

クマを殺して、何が悪い。

2018-01-08 06:40:45 | 日記・エッセイ・コラム

 秋田県のクマ捕殺数が異常に多いと、日本熊森(くまもり)協会が非難しているそうだ。昨年の捕殺数が全国で群を抜く817頭で、推定生息数の6割に当たるという。森山まり子会長は「前代未聞の数でむちゃくちゃ。共存に取り組むのではなく、見つけたら殺さにゃあかんという流れがあまりに残念です」だとよ。

 殺さにゃあかんとは思ってない。殺さなくてはならんと思っている。いや字句の問題とちゃうでしょ。

 それじゃ熊森協会は秋田県のクマ撃退のために何か道具を貸してくれるんかい。それとも黙って殺されろってか。

 共存は無理でしょ。だからこういう事態になっているわけで。

 私の提案ですがね。県北の人殺し熊が出たところは、青森県の県境で、文化圏が南部藩ですわ。多分マタギ文化が無い。今でもマタギ文化が残っている鳥海山のふもとの旧鳥海村では毎年、ふもとから山へクマを脅かして、上へ上へと追いやっていると聞く。これが共存の形ですわ。

 この記事を書いたのは朝日デジタルで、無視しても構わないんだが、ヤッホー(yahoo)が取り上げた。縄文から続くマタギ文化を歴史から無かったことにしたいんだろう。

 秋田県はマタギをバックアップして、猟銃でバンバン殺すんじゃなくて、人手を使って猟銃で脅かしながら、山へ返してやるようにすればいい。その費用と人は、熊森協会が半分ぐらい出してくれるんじゃないか。熊森協会は有識者の集まりで、常識もあり口先だけの会ではあるまいて。

 蛇足ですが冬の猟が山で解禁されて、実際に殺した数は26頭で、ほとんどは住宅地や畑でワナを使って捕まえた場合が多いですからね。

 なんでもそうだが、口で言うのは簡単だ。だが頭で考えたことを実際にやるのは難しい。そのことも重々分かっているんだが・・。

コメント
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