大正から昭和にかけて活躍した俳人で久保田万太郎という方がいます。
粋と人情と恥じの美学をもった人だったらしいです。
梅原龍三郎画伯の宴席に招かれて、ふだんは噛みにくいからと口にしない赤貝をすすめられのどに詰まらせて
しまいます。
ここでもどしては迷惑をかけるからと外に出ようとした廊下で倒れて帰らぬ人になったそうです。
この方の作品で
九尺二間に すぎたるものは 紅のつきたる 火吹き竹
(くしゃくにけんに すぎたるものは べにのつきたる ひふきだけ)テロップです。うう
九尺二間は、昔の長屋のサイズですね。 九尺 270センチと二間 360センチ 今ならワンルームです。
せまい長屋のかまどに紅のついた火吹き竹が立てかけてある風景・・・。
この句がいちばん好きです。俳句などさっぱりわかりませんがなんとなく色っぽいですよね。
日曜です。自分の日です。仕事をわすれて笑顔がはじけるといいですね。
あ 琉球の話しは明日。