うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

『メモの魔力』前田裕二

2021年06月29日 23時21分51秒 | book
前田さんの雑誌インタビュー記事が心に刺さったので、前田さんを知りたいなと思い、読みました。

ちょうど、ローソン限定版が出るタイミングが重なったのと、「書く」ということ自体が好きなので、興味もあり、こちらを選びました。

前田さんという人に興味があるので、『人生の勝算』の方が人物を知るには良いと思うけれど、こちらを先に。

前田式のメモのハウトゥーだと思って読み始めたけれど、自己分析することの大切さ、そこから人生の軸を見出だすこと、自己分析するためのメモというか、ノートの使い方についても、けっこう分量が割かれていて、意外でした。

自己分析も、私の中ではかなり熱いワードだったので、ラッキーです。

働くことの意味とか、どんな働き方をどこでしたいのか、など働くことについて考えていて、そこと自分の価値観って切り離せないので、自己分析というか、自分の価値観を働くこと含め考えないとなーという時期です。タイミング的に読めて良かった。


メモについては、概念的には理解出来た気がするけれど、実践するとなると、ハードルが高いなと思ったのが、正直な印象です。

時間をかけて、考える時間を別にとればやれる気がします。
読みながら、ちょうど今仕事でやってることが、同じような原理かなと思いました。

記録の書き方について、まとめています。
具体的な設定に対して、自由に記録を書いてもらって、それをまとめて、分析、この設定だけでなく、他の記録でも活かせるようにするにはどうしたら良いかということを考えています。
より汎用性の高いことに活用するには?を考えています。

これって、この本で言う所の転用に当たるのではないかと思います。

日々の仕事でメモするのは、基本的に分からないことにぶち当たった時に、この単語何?とか、この薬何?この病気どんな病気?とか、後で調べたいことがほとんどです。
書き殴って、捨てても良いというような何でも書き込めるメモは普段持ち歩いていなくて、仕事中は自分でまとめた参照するためのメモを持ち歩いています。
新人の時は何でもメモしていたのに、今はあまりメモらなくなりました。
何でもラフに書き込めるメモを持った方が良いのかも。
ポケット重くなるけど。
ポケットは、ボールペン、マジック、蛍光ペン、ハサミ、時計、マスク、参照用のメモを入れていて、それなりに重いです。

仕事のメモに、この本で紹介されているメモは難しいので、勉強会や委員会などの会議でやってみる、人との会話でひっかかったことを書いてみるのが良いのかなと思います。


メモの具体的な方法、活用例だけでなく、自己分析から、人生の軸を探すというかなり生き方の根幹に関わる部分にもふれているので、単にメモの質を上げるということ以上の収穫があり、今の私の状況からは、そちらを優先してやるのが合ってそうです。

「自分を知るための問い」も付録についているので、メモを実践するのもだけど、自己分析をやってみようと思います。

それによって、人生の軸がはっきりすれば、働くことや、仕事観を更新したい私のヒントとなると思います。

次の休みにやろうと思います。


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