うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

猫村さんお楽しみボックス

2011年11月30日 20時29分22秒 | 2011(うさぎ年)
昨日、届きました~。
マンガ『きょうの猫村さん』のお楽しみボックス。


癒しよねー。



カレンダーがメインで、ノート、クリアファイル、ハンカチ、スケジュールシール、ポストカードがセットになっています。


猫村さんファンにはたまらない~。



最近、猫村さんが本当にいたらいいのにとよく思います。単に家事をしてほしいだけだけど(笑)ネコムライス食べたいっ!



ノートが、中身充実で気に入りました!パラパラマンガがついてるし、いろんな仕掛けが盛りだくさん。



猫村さんの描き方とか、生まれたばかりの頃の猫村さん、あみだくじ…。
ノート以上に付加価値がついてて、たまらない~。
もったいなくて使えないよ~。



猫村さんグッズを眺めながらニヤニヤしています。

手帳

2011年11月28日 20時04分13秒 | 2011(うさぎ年)
来年の手帳、買いました~。


手帳大好きー。



シール貼ったり、書き込んだりするのが好きなのだ。だから、大きめです。


体重、読みたい本、買い物メモ、やりたい事、ランニング記録、支出、、、なんでも書いてます。


週間と月間があり、かつ月曜始まりで、見開き1週間がこだわりです!!


来年の手帳は、黒色でわりとシンプル。猫模様が一部描いてあります。黒って暗いか?とも思ったけど、意志の色ということで(笑)


今年はピンクでディズニーでした。


白の時もあったし、わりと気分で選んでるかな。



誕生日、もろもろのパスワード、住所録などを転記。


早くいろんな予定を書き込みたい(笑)
そんな予定詰まってる人間ではないけど(汗)



来年やりたい事、書いてみるかな。
書くって意外と効果ある気がして、書いてます。



最近は、ケータイで事足りるから手帳は使わない人も多いかな?私も外出時に持って行くことはあまりありません。



今年はまだ1ヶ月あるけど、早くも来年に想いをはせています(・ω・)

『20代からはじめる社会貢献 400社が支援した「社会起業」とは』小暮真久

2011年11月27日 17時37分41秒 | book
 新書でわりと新しく出た本です。社会起業家と呼ばれる人たちやそれ自体について興味があったので読みました。

完全なタイトルだけで選んだ本だったのですが、とても読みやすかったです。

著者はテーブル・フォー・ツーの理事をされている方でした。テーブル・フォー・ツー聞いたことある!と思って、それがけっこう糸口となりました。

私の聞いたことある!というテーブル・フォー・ツーの理解では、自分の頼んだ昼食に何十円かがプラスされていて、それが途上国の子どもたちの給食1食分をプレゼントすることになるっていうことだったんですが、ちょっと理解不足で、違う所がありました。

正しくは、そのメニューがどんなものか限定されている点。低カロリーでバランスの良い、いわゆるヘルシーメニューであることと、そこに20円プラスされているものでした。
ヘルシーメニューに限る理由は、そもそも「食の不均衡を是正しよう」という理念があるからです。先進国では、飽食で捨てられる食べ物がある一方、途上国では飢餓に苦しむ人たちがいる。それがうまく配分されるメカニズムができれば2つの問題が同時に解決できるというわけです。

いくつか聞きなれない言葉も出てきましたが、実際に小暮さんがどのような仕事をされているのかを1つの例として提示しながら書かれているのでとても理解の助けになりました。
また、日本では情報不足で正しく理解されていない場合もあるなどの面もきちんと書かれています。

社会貢献に対する考え方も非常に考えさせられました。
日本では特に、社会貢献=自己犠牲上に成り立っている、またはそうあるべきだというような風潮があるということ。これに関して、それだけでは長く続けていくことはできないんだということをおっしゃっています。事務所があればその維持費がかかるし、無給で働いているかと言えばそうではない。利益を出しながら長く続けられる仕組みを作ることの大切さを学びました。利益なんて言葉を出すとこれも誤解されそうだけど、寄付金を100%支援にあてていたら続けられない。
  

実際の仕事を知ることができたのは大きな収穫だったのですが、この本の肝は、考え方にあるように思います。いわゆる「社会起業」、「社会貢献」についての考え方。

私の中でもうまく理解しきれたとは言えないけれど、既成概念とか断片的に今まで得てきた情報から考えるのとは違う考え方が示されているように思います。

たとえば、人の役に立ちたいという想いさえあればなんとかなる、あるいはやっていけるかと言えば、そうではない。他の仕事と同様にある程度のビジネススキルが必要だと書いてありました。もちろんその想いなしでは出来ないことなんだけど、だからと言って想いだけでできることでもない。善いことをしようとしているのだから、熱意だけあればなんとかなると思いがちだったけれど、そうではないということは、意外と見落としていました。


他にもいろいろ大事なことが詰まっている本だと思います。まだ自分のものんびできていないのですが・・・。

そして、最後に著者が影響を受けたブックガイドがついてます。本好きとしてはたまらないですね。そして、その中に読んだことのある本があって、うれしかったり。



要再読本です。

完走!

2011年11月20日 23時12分33秒 | 2011(うさぎ年)
神戸マラソン、完走できました~。クオーターですが(汗)


お天気も良くて、良かったです。
昨夜は、何回か目が覚めました。朝食は、お餅。



スタートするまで待機してる時はめっちゃ寒かったけど…。今日は風がありましたからね。走りだしたら暑かったです。



フルの人が先にスタートなので、出発まで時間かかりました。



沿道からの声援、大阪マラソンでは声援する側だったけど、初めて声援される側に。元気もらえました。



1時間20分くらいかかってゴールしました!遅い方です。



フィニッシャータオルもらって、ちょっと嬉しかったです。バナナとスポーツドリンク、ぜんざいも頂きました(笑)



初レース無事に完走できて嬉しいです。



また大会出たい!

明日、本番!

2011年11月19日 17時28分10秒 | 2011(うさぎ年)
いよいよ明日が私のレースデビューです!10㎞だけど…。


神戸マラソン、クオーター走ります。朝はめっちゃ早起きだけど、頑張るぜ!



今日は、ゼッケンをもらいに行ってきました!
ボランティアさんが、ゼッケンや参加賞のTシャツを渡してくれたんだけど、「明日、頑張って下さい」って皆さん声をかけて下さって、元気をもらいました!


天気、大丈夫かな?


早めに就寝して明日に備えます!

『漁港の肉子ちゃん』西加奈子

2011年11月19日 16時06分59秒 | book
ほっと文庫で西さんの小説を読んで、久々に西さんの小説の雰囲気を味わいたいなと思って読みました。
私が感じてる西さんの雰囲気は、独特の人間臭いというか血の通ってるというかそんな雰囲気。ざらざらした手触りの雰囲気の文章というか…。



濃いーけど、温かくて人間臭くて良い小説でした!


肉子ちゃんが、強烈なキャラクターなんだけど憎めないんだなー。肉子ちゃんを嫌いになる人なんていないんじゃないかなぁと思います。ほんと、ストーリーよりも肉子ちゃんというキャラクターがポイントです。


不器用だけど、嘘がなくて空回りしてても憎めない、それが肉子ちゃんです。太ってて、漁港にある焼き肉屋で働いています。
彼女の娘(小学生)の視点から描かれていて、その娘の方が冷静で大人びていて、子供みたいな肉子ちゃんとの対比で余計に面白いのかも。


ストーリーの展開が私は全然読めなくて、勘の良い人なら分かるはずなんだけど…(汗)
つまり、私にとっては意外で、最後にえってびっくりして、温かい気持ちになって終わりました。
肉子ちゃんの優しさや、人間としての大きさみたいなものも感じられました。



全体に流れる肉子ちゃんのぼてぼてした感じ、いつも子どもらしくなくて遠慮がちなキクりん、多くを語らないゼンジさん、みんなそれぞれ違うんだけど、個性があるし、大人の2人は大きな愛の持ち主だなと思いました。



人のあたたかさに触れたくて西さんの小説を読んだのかもしれません。



とにかくおすすめです!

芸術の秋『沼津』

2011年11月13日 17時54分59秒 | 2011(うさぎ年)
金曜日、有給休暇をとって文楽を観に行ってきました。
錦秋文楽公演で、演目は『恋女房染分手綱』から二段、『伊賀越道中双六』の「沼津」、『紅葉狩』でした。



卒論でテーマにした作品が入っていたのでぜひ足を運ばねばと思い、行ってきました!『伊賀越道中双六』の「沼津」!
今回を逃したら今度いつになるか分からないし、やっぱり自分の目と耳で体験できる機会を逃すのはもったいない~。


大学で文楽に初めてふれて、卒業してからも年に2回くらいは劇場で鑑賞しています。観たい演目の時だけ(笑)


印象に残ったのは、『恋女房染分手綱』の「道中双六の段」の三味線の楽しい感じ、「沼津」の住大夫さんの語り(特に最後の平作が絶命しそうな場面)、『紅葉狩』の季節感溢れる舞台装置の紅葉と、更科姫の舞の見事さです。



睡魔に襲われて全く頭に入ってきてない所もあるけど、なんとか通して観られたって感じです。体力がいるんです。




平日だから人少ないかなと思ってたんだけど、全然そんなことなかった。満員でしたよー。



最初の2つの演目が、親子の別れがテーマだったんだけど、たまたま同じだったのかな?それとも合わせてあったのかな?



『恋女房染分手綱』の「道中双六の段」は、嫁入りで今日家を出るというのに、やだって言う姫の機嫌を直すために、双六をするんだけど、ちゃんと双六をふってて感心しました。人形がさいころ投げてるように見える。その場面の三味線がとても楽しくて良かったです。
たいてい、人形に釘付けなんだけど(三業の中では人形に一番関心が向いてるので)三味線の音色が良いなと思いました。



『伊賀越道中双六』は、大夫さんの語りを聞いてても覚えてる部分が所々あって楽しかったです(笑)
あとは、やっぱり住大夫さんの語り!!他の大夫さんと何が違うのかまでは分からないんだけど、聞き惚れますね~。とても心にしみました。平作と十兵衛の最後の場面、今にも息絶えそうな平作が敵の在処を教えてほしいと懇願する場面は、ほんとに素晴らしかったです。


冒頭の、荷持ちの平作と十兵衛のやり取りも笑えたし、うきうきしました!




『紅葉狩』は、更科姫が実は鬼女で襲ってくるのが面白かった。
さっきまで美しい舞を披露してたのに、髪の毛も顔も変わって、特に髪の毛をぐるぐる振り回す所や、煙みたいのを吐き出す所は面白かったです。舞も見事でしたね。舞が最大の見せ場でした!


冒頭、紅葉の葉がはらりはらりと一枚ずつ落ちてくるのも風情があって素敵でした。季節感のある演目ってそれだけで楽しい。
男性の服装が、束帯で珍しいなあと思いました。更科姫に化かされる平維盛の服装。あんまり束帯の姿ってないような気がします。いつも姫の人形の衣装に目を奪われて男性の衣装の印象が記憶に残ってないだけかもしれませんが(汗)
最後は鬼女を見事に退治しました。



初春公演は、『菅原伝授手習鑑』と『義経千本桜』が演目に入っていました!個人的に、『千本桜』の「道行初音旅」は好きなので、観に行けたら行きたいなーと思いました。



芸術の秋、満喫~。