徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和6年3月22日、金曜日、晴れ)

2024年03月23日 | 日記

 毎年、マレーシアから「避寒」を終え戻ると、老い先短さを感じ、「断捨離」や死に方に関する本を読む。去年は田坂広志著『死は存在しない』という本を図書館から借りてきて読んだが、さっぱり理解できなかったとメールで送られてきた去年の3月21日の自分のブログを読んだ。今年もマレーシアから戻り「断捨離」したり死に関する本を図書館から借りてきて読んだり、結局、毎年、同じようなことを繰返している。今回の本は松原惇子著『極上のおひとり死』SB新書だ。この本はわかりやすい本で、一人暮らしで病気になった時の対処法、死後、自分の遺体を発見してもらう方法とか、実務的な本だ。病気や不治の病で病院に担ぎ込まれても意思表示できない場合は延命処置を施されて相当日数生かされる場合がある。一度延命処置を施されるとそれを取り外すのは簡単なことではないそうだ。そのようなことに巻き込まれないための方法のひとつに公益財団法人の日本尊厳死協会の会員になるのも一つの方法というか対策だと言う。早速、ネットでその協会を調べて資料請求を行った。会員になるとカードが発行されそれを提示することによって無理な延命処置や胃ろうなどの拒否ができる。当人が表示できない場合は家族や第三者(知人、友人)にその旨伝えておけばその効力はあるとのことだ。すぐにパンフレットと申込用紙が送られて来た。年会費は2千円だ。終身会員は7万円だ。終身会員の会費を払って早く死んだら損なので、年会員の会費2千円にした。生きていたら来年また年会費2千円を払えばいい。年会費を払い込まなければ自動退会になるのもよい。申込用紙に記入し、午前中、郵便局に行って投函し、会費は郵便為替で払い込んだ。これでひとまず、安心だ。死後についてはマンションの管理人さんにワタシの顔を一週間見なかったら部屋のチャイムを押して生存を確認するようお願いしてある。だからこれも一応安心だ。樹木葬の墓は近所にあるし、あとは部屋の不用品の断捨離だ。だが、ワタシの部屋にあるものはゴミだけだ。絵だって、そもそも他人から見たらゴミだ。後世に残すようなものではない。という事で、午前中は郵便局に行き、午後は天気が良いので岸壁に日向ぼっこに行った。気温は低いのだが風がなかったので寒くはなかった。午後4時まで日向ぼっこ(釣り)をしてマンションに戻ると郵便受けに不在票が入っていた。徳島の「農業婦人」からのゆうパックだった。再配達をお願いしたら午後6時過ぎに届いた。パクチー栽培セットと種芋だ。去年、パクチーの種を貰ったのだが、土が悪いのか丈夫に育たなかったから送ってくれたのだ。アリガタヤありがたや。種芋もそうなのだが、土が合わないのか育ちが良くない。だから柵の外の「畑」はこのところ放置畑になっている。晴れた日に耕して植えよう。

 相撲は熱海富士がやっと勝ち越した。平幕の大の里、尊富士がともに勝って大相撲は大変なことになっている。

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