徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年12月30日、土曜日、晴れ)

2023年12月31日 | 日記

  今日は午前中に門松作りに取り掛かっった。

   お昼すぎに完成した。後片付けし、藁屑などの玄関前も掃除もして完成。だがこれで完成ではない。赤い色の物がない。「千両」がないのが寂しい。なのでイオンに走った。1本に枝分かれ4本付いている千両があったのでこれを買った。枝分かれした4本を2本づつに分けて左右一対にした。

          

やはり赤い色が入ると門松が引き立つ。

   

  これでバッチリだ。これで制作費2480円だ。あとは31日にエントランスホールに竹の花立と干支の絵を飾ると新年をお迎えするワタシの勝手な作業が終わる。夕方、カミサンがやって来た。いつもはタクシーで来るのだがタクシーが捕まらないので歩いた来たそうだ。


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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年12月29日、金曜日、晴れ)

2023年12月30日 | 日記

  今日は29日なので、正月用の門松や竹の花挿しに龍の彫刻も今日で決めようと午前4時から「わだばゴッホになる」と気合を入れて棟方志功になったつもりで竹に向かう。ワタシは最近すっかり頭髪が薄くなり、近くのものは眼鏡なくても見えるようになって、と言うよりは眼鏡をかけていると近くのものに焦点が合わなくなって、彫刻する竹に向かってギリギリで近づいて彫る姿は棟方志功に似てなくもない。ただ、その技術に天と地ほどの差があるだけだ。(笑)

         

          ホントに嫌になる出来だ。彫り直しかな~~。

  午前中、門松に飾る白いハボタンを買おうと出かけたが、風もない良い日和なので岸壁に立ち寄った。ポカポカと暖かい。地元の釣り名人が全然アタリがなくて帰ろうと思っているが、釣り餌を捨てるのもったいないから貰ってくれないかと言われる。午後1時まで来てくれるならあげるよと言われ、正月飾りの事は後回しにしてマンションに取って返し、釣り道具を持って再び岸壁に駆け付けた。せっかくだから少しは釣りをしようと。ところが、ワタシにも全然アタリがなくて午後3時には釣り道具を片づけた。貰った釣り餌は冷凍保存した。そして再び今度は当初の本日の目的である白いハボタンを買いに街にバイクで降りて行った。今日行った花屋さんにはハボタンが売っていて150円という安さだったので2個買った。後は赤い実をつけた千両・万両を買えば完璧なのだが、今年はやはり値上がりしていて1本600円もするので買うのをやめた。なんだか今日一日変なことで慌ただしい日だった。

     

        夜、赤い月が昇った。

     

    テレビは年末用の特番ばかりで興味がないし、なんだか8時過ぎると眠くなってきたので寝た。今日は早朝から動いたからな~~~~。


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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年12月28日、木曜日、晴れ)

2023年12月29日 | 日記

  午前3時過ぎからベッドの中で本を読んでいたらフクロウなのかミミズクなのか知らないが、ホ〜、ホ〜という鳴き声が聴こえてきた。たまにギャ~、ギャ~という獣の鳴き声がすることはあるが、ホ〜、ホ〜という鳴き声は珍しい。午前4時過ぎるとホテルや旅館で働く人の車やバイクの音がするのだが午前3時というのは静かでフクロウ(ということにしておこう)の鳴き声だけが闇夜に響く。20分くらい鳴いていたがピタリを鳴き声がしなくなって、静寂が広がった。午前4時になったので気合を入れてベッドから抜け出した。今日は竹の花挿に来年の干支の龍を彫ることにしているからだ。気合を入れて取り掛かる。朝食時に

  

 オリックスの山本由伸投手のドジャース入団発表がライブで放映された。メジャーリーグの契約金はとてつもなく高く、何十億とか言われても想像すらできない。プロ野球選手はみんなメジャーリーグに行きたくなるのもわからなくはない。こちら小市民は年末ジャンボ宝くじに夢を託すしかないのだが、と言ってもせいぜい1等でも5億円くらいだ。最近、いや、いつも、末等しか当たらないので購入をためらうのだが、「生活支援援助金」の7万円を当てにして今回は10枚買った。9時までテレビを観て、またまた気合を入れて彫刻に取り掛かった。昼食を挟んで午後3時まで昼寝もせずに作業をした。引きこもって作業をしたので、気分転換に買い物に出かけついでに花屋さんに立ち寄り門松用に飾る白い葉牡丹を買おうとしたら「売約済み」だという。この花屋さんはホテルや旅館と契約していて年末は納入する正月飾りで大忙しなんだそうだ。門松なら玄関に一対で済むのだが、各部屋に置くには葉牡丹などが好まれるのだそうだ。なるほど。やはりスーパーやホームセンターで買うしか無いか〜。

        

 昨日が満月だったが、雲が掛かって見えなかったが、今夜は雲の間からお月さまが現れた。乱視のワタシの目には今日も満月に見える。

 そうそう、読んでいた『おやじはニーチェ』はギブアップした。認知症のお父さんの言動や行動には「そうか〜。俺もそうなるのかな〜」と認知症予備軍のワタシは思うのだが、その「お父さん」の言動や行動を哲学者や心理学者や医者や宗教家の研究や言葉に結びつけて論じるチョットお硬い本だったのだ。もとより、もう脳が軟化しているワタシなどにはニーチェだカントだハイデッカーだとかの説をとかれてもワタシには何がなんだか分からないので今朝でギブアップしたのだ。やはり脳を疲れさせてはいけない。(笑)


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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年12月26日、火曜日、晴れ)

2023年12月27日 | 日記

 クリスマスが終わると(別にクリスマスを祝っているわけではないが)「よし、門松を作る準備をするか〜」と誰から頼まれたわけでもないけれど気合を入れる。毎年、年のはじめに門松用の竹を切った残りでマンションのエントランスの飾り台に竹の筒で花を飾る。今年は「龍」を彫って飾ろうと思った。竹は円筒なので彫刻刀を滑らせて手を切ってはタイヘンなので、端材で木枠を作って竹が滑ったり移動しないようにした。ここまで作業をして、「門松用」の諸々の付属品をチェックしたら台座の「腰巻き」の「コモ」を買うのを忘れていたのでホームセンターに駆けつけた。たまにコモが売り切れたり(それほど在庫を置いていない)しているので駆けつけたわけだが、「いつものところに無い!」。探したら園芸用品ではないところにあった。よかった。その他の付属品、つまり若松や千両、万両は30日頃までスーパーなどで売っているので焦る必要はないし、最悪は山に行って若松ではないが松を切ってくる方法もある。

 午前中はホームセンターに出かけたりしたので午後は日向ぼっこには行かずにホカロンを腰に貼ったり下腹部に貼ったりして防寒対策をしてエアコンをつけづに龍を彫る作業をした。

  

  午後4時過ぎ熱海駅前の高層マンションの上に月が昇ってきた。乱視のワタシの目では満月のように見えるのだが正式には月齢13日なのだそうだ。日が沈むと

    

    海面が月明かりで輝く。

 夜はタブレットでボクシングの井上尚弥の試合を観る。最近、井上の試合は地上波での放送はない。動画配信会社の配信で観るしか無いがアマゾンのプライム・ビデオは会員なので観ることができるが、今日の試合はLeminoとか言う動画配信会社だ。無料視聴できるというので試みてみるが最初はエラーが出て観ることができなかった。ワタシのタブレットはHuawaiなのでOSがAndoroidでないことがその原因のようでもあるが、数回試みていたら動画が現れた。ヤレヤレと晩酌をしながら観戦。ボクシングで全戦全勝のまま引退するとということはないだろうから、井上チャンピオンだっていつかは敗れることもあるだろうな〜。厳しい世界だ。


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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年12月25日、月曜日、晴れ、午後から風強し)

2023年12月26日 | 日記

  朝のベッドでの読書タイムには三島図書館から借りてきた

  

 高橋秀実著『おやじはニーチェ』を読み始めた。今年の1月に出版された本で新聞等の「書評」に取り上げられたりして話題の本でズ〜っと貸出中で借りられなかった本だ。(三島市在住または勤務者以外は図書を予約できない)副題にあるように「認知症の父と過ごした436日」とあるように認知症の介護の実体験の本なのだ。タイヘンだな〜と思う一方、ワタシも認知症予備軍なのでどうしたらいいかとも思う。物忘れが激しくても、物忘れしないようにメモ書きして防止しようとすることは、まだ「認知症」にはなっていないのだそうだ。まあ、ワタシはその境界線のギリギリのところにいるのだ。そもそも「認知症」とは病名はないらしいと言っている。「認知症」とは「病状レベル」の概念で「記憶障害、見当識障害、思考障害など、いくつかの症状の集まりに対する命名」なのだそうだ。カミサンが昨日から来ているのだが、お互いに認知症予備軍なので主語.述語を省略した「それ」「あれ」「そこ」と言う会話が多くお互いが意味が通じずイライラするのだ。「あの人」と言われたってワタシにはだれのことだか分からないし、ワタシは言わんとする言葉が出てこない。特に緊張すると言葉が出てこない。(カミサンには1ヶ月に1回しか会わないので緊張する)そこで出てくる言葉は「なんだっけ、あれさ、あれ」となるのだ。

  午前中はカミサンの年賀状作りの印刷のお手伝いをしながら

     

      新年用の「だるま」を色鉛筆で描く。マンションの管理人室の窓口に飾るか〜。

  カミサンは年賀状の準備ができたので東京に戻るそうだ。ワタシは人付き合いを極力避けているので年賀状は10枚しか出さなかった。「人付き合い」も断捨離しているのだ。

 お天気がよいのでカミサンとは分かれて岸壁に日向ぼっこに行った。昨日の日曜日は引き籠もりでエアコンを使ったら電気代が800円を超えた。日向ぼっこに行けばエアコンを使ったとしても時間が短いので電気代はその半分になる。ついでに食料も調達できれば生活の役立つ。ところが、この処午後になると風が出てくる。今日も岸壁に着いたころから風が強くて釣人はいなかった。前回も風が強くて釣りもせず戻ったが、今日は風が止む時間もあるのでその時を狙って釣り糸を垂れた。

   

カモメが群れになって海面から小魚を獲っている。大きな魚に追われて湾内に入ってきたのだろうか?ワタシにも手のひらサイズのメジナが2匹掛かった。食料調達も達成したので、岸壁で鱗、内蔵、頭を落とす作業をしてマンションに戻ることにした。

        

 満月に近い月が昇った。

 カミサンは部屋を掃除して東京に戻ったようだ。


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