徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人世界放浪昼寝旅ーノンカイからビエンチャンー

2011年09月30日 | インドシナ3国
タイのノンカイから友好橋を越えてビエンチャンに戻る。

 ビエンチャン行きのバス・ターミナルは宿から歩いて30分くらいだ。
 リハビリを兼ねて歩くことにする。

 ノンカイからビエンチャン行きの「国際バス」は

     7時30分
     9時30分
    12時40分
    14時40分
    16時40分
    18時40分  だと思った。

 ワタシは宿をのんびり引き払うので12時40分のバスだ。
   
   バスの切符は出発1時間前から発売する。
   ビエンチャンのバス・ターミナルまで55バーツだ。

   国際バスの本数が少ないので、待ちきれない客、
   外国人客にはTukTukの運転手が客引きをする。

   友好橋の近くから国境越えのシャトルバスが頻繁に出ているので
   そこまでの客引きをするのだ。

   だが、注意しなければならないのは、その場所まで
   TukTuk料金を払い、シャトルバス料金を払い、ビエンチャンに
   入国して、またバスを捕まえる労力と費用を考えたら
   時間を潰してでも「国際バス」の方が楽だ。

   このバス・ターミナルからはバンコック行き、ウドンタニ行きも出ている。
   
   ベンチで時間つぶしをしながら、まだ時間があるので
   昼飯を食べに、近くの「市場」に行った。
   
   市場のカウンター(笑)で、女子中学生と一緒に
   
    ウドンのような、片栗粉のウドンのような・・・
    25バーツ(75円)だった。

   時間がきたので、バスに乗った。ほぼ満席だった。
  
   バスは20分も走ると、タイ側の出国検査所に到着
    
   そこでサッサと出国手続きの後、バスで
   
   メコンに架かる国境の「友好橋」を通過する。 
  
   そして、ラオス側の入国検査を受ける。
   
   ラオスの「出入国検査の建物」。
   タイからの入国なので、荷物も持ってイミグレを通るのかと
   思ったら、タイ側からの入国の際には「無検査」だ。
   「だからか!」と思った。
   タイ人たちは大きな荷物をバスに積み込む。 

   入国を済ませると、そのバスで、そのままビエンチャンの
   バス・ターミナルまで行く。

   ワタシは、ここからも今夜の「宿」まで歩きだ。

   今日は1泊だけの宿なので、汚さ・安さを我慢することにした。
   「宿」は名前だけはりっぱだ。

   Riverside Hotel だ! 1泊 朝食付き 12ドル!
    
    隣が建設中で、
    
    だから、窓は閉鎖されており、クーラーも使えない。
    扇風機があるだけだ。湿気で、外の方が心地よいくらいだ。
    
   
   

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徘徊老人世界放浪昼寝旅ーノンカイで龍神の火の玉を見たー

2011年09月29日 | タイ
9月28日、夕方のメコンは、美しかった。
     
     ラオスとの国境の友好橋。
     明日、またこの橋を渡ってワタシはビエンチャンに戻る。

     
     メコンの夕暮れ。う~~ん、センスのない表現だね(笑)
     
     夕陽を浴びるメコン

   ノンカイの街は夜8時を過ぎると、もう人通りが途切れる。
  今夜はタイ側のメコン、最後の夜なのでメコン沿いのレストランの
  2階のオープンテラスに行った。

  もちろん、しっかりと虫刺され防止軟膏をたっぷり塗ってね。

   テラスには客は 3人。

     

     
     対岸のラオスの灯
     
     
     ノンカイ側の灯。白く三角形に浮き上がっているのがパゴダだ。

   で、椅子にもたれて、このパゴダの方を見ていると、
   パゴダの近くから赤い玉がス~~~と上がった。
   続いてもう一個上がった。

  最初、花火だと思った。しかし、花火の音もしない。

  ワタシは「あれっ、あっちに飛行場あったけ?」と思った。
  「飛行機なら夜行灯は3つなはずだし、1個ということはないよな。
   それと、空中で消えてしまったし」と。 

  そして、料理が運ばれて来たので
      
     食べる・飲む方に集中した。
     フライド・シュリンプにグリン・カレーと
     ここで強調するが、ビールは1本だけ! 

   支払いの時に係の人が
    三百四十六。(サン・バイ・スーシュイ・リュー)と言った。
    ワタシも、何も考えないで、それを復唱してお金を渡した。

    あれ~~~っ! 今の中国語じゃないの~~~!

    俺って中国人か!(笑)  まっ、いいか!(笑)

   部屋に戻り、PCでLangduan寺院について調べてみたら
   このメコンは11月には沢山の火の玉が川面から昇るのだそうだ。
   この龍神の火の玉を見ようとして多くの観光客や信者が
   11月になると押し寄せるのだとのことだ。

   タイ政府もこれを観光の目玉にしつつも、その原因を究明している
   とのことで、なんでも川底にたまったガスが水面に昇ってきて
   化学反応で発火して飛ぶとのことだ。

   (いつもの通り、詳しいことは自分で調べてくださいね。
    Uチューブでもその火の玉の昇る様子は見ることができるみたいです)  

    
    

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徘徊老人世界放浪昼寝旅ーノンカイのSala Kaew Kooに行くー

2011年09月29日 | タイ
9月28日は午前中、雨が降ったりだった。午後から晴れて来たので
自転車を借りてSala Kaew Koo というところに行った。

 地図も持たずによく到達したものだ。

 このSala Kaew Koo というのはお寺というか仏像のテーマパークと言おうか、
 1970年台にセメントで作ったヒンドゥー教と仏教の像があるところだ。

  古いもの好きの人にとっては、新し過ぎると言うかもしれないが
  面白いところだ。

  
  この地の湿度がいい塩梅に像に影響を与え、
  古さを自然に演出している。(笑)

  

  
   もう、アンコールワットかボロブドールみたい。
  
  これなんか、猿の顔をした龍神だ。口からは人間の顔が出ている。
  岡本太郎もびっくりだ!
  
   苔の生え具合もよい。
  

  
  巨大はブッダだかラーマ王だかの頭には自然の髪飾りが・・・・
  
  
  ナーガ(龍神)のこの迫力! 
  
  これはサラスワティー(芸術の女神)かアプサラーか?
  こんなに指が反り返ると、オジさんは指が硬いので骨折です。(笑)
  本当です。香港の67キロレースで転んだ時、指がこのように
  反り返りました。以来、2本の指は完全に握りコブシの位置まで
  戻りません。(泣き笑い)

  
  ラーマ王の足元にチャランスパルシュ(忠誠・貞操を誓う)するシーター。
  古代のインドではこうして女性は男性の足元にひれ伏し貞操と忠誠を誓った
  んです。
  だが、今や、どこの国でも男性が女性の足元で、
  「行かないで~~~~。俺が悪かった~~」と泣くのです。

   ワタシにとっては面白いところでした。
   楽しめた!
   
    ブッダの涅槃像の顔は、本当に昼寝していりような穏やかな顔だし。
  

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徘徊老人世界放浪昼寝旅ーノンカイー

2011年09月29日 | タイ
日本人の旅行者は、この「ノンカイ」をタイからラオスに抜ける国境の街と
位置づけ、1泊2日、急ぐ人は泊まらずにラオスのビエンチャンに抜ける。

 急がない旅人のワタシは、体の故障もあり、のんびりと2泊だ。

 松尾芭蕉が奥の細道を旅した折
    
    旅に病み
         夢は枯野を
              駆け巡る

                    と詠んだ。

  だが、やはり動けなくなってはおしまいだ。

 なので、ワタシの旅はいつも余裕をもった旅だ。
 みな素通りするところも1泊か2泊はするのだ。
 それで、体力の消耗を抑えたり、病気を治したりするのだ。

 「旅は非日常」というが、ワタシにとって「旅は日常」なのだ。

  以前にブログにルアンプラバンのプーシーの丘で日本人青年に
  会ったことを書いたが、その時も青年に
  就職し、海外出張などで飛びまわることになると思うが
  「その時は、旅は非日常ではなく、日常になりますよ」と
  なんと含蓄のあるアドバイスをしたのだ。(笑)

 さて、そのノンカイの街だが、お寺は多い。(あたりまえ)
 どれが有名でどれが普通のお寺なのかもわからない。
 メコンに沿って歩いているだけで寺院に遭遇する。
    
   メコン河の対岸、ラオスを見つめるブッダ。
    
    近づくとこんな感じ。
    Wat Langduan(ランドゥアン寺院)だそうだ。
    有名な寺院で11月にはメコン河から昇る龍神の玉(火の玉)を
    見るため多くの信者が集まるのだそうな。
   
    ブッダに見つめられる対岸のラオスの寺院。
   
    ここも有名な寺院のようだ。
   
    有名だから
   
   狛犬も金ぴかだ。(笑)

    他の寺院に行ったら
   
   周囲5メートルくらいあるサラソウジュの木だ。
   
   街はこんな感じで
   
   雑貨やさんでは「ネズミ捕り器」を売っていた。
   う~~~~~ん、ネズミの多い街かな~~~?
  
   朝は久しぶりで外食した。
   
   向かいのお寺から出て来る人や、道を通る人を定点観察した。(笑)
   
   
   
    

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徘徊老人世界放浪昼寝旅ーウドンタニからノンカイー

2011年09月28日 | タイ
ゆっくりと旅仕度を整え、「エイっ!」と気合いを入れてバックパックを担ぐ。
瞬間的に激痛が走るが瞬間的なもんだから我慢できる。
宿の前で待機していたトゥクトゥクのオヤジとノンカイ行きのバス停までの
値段交渉をする。40バーツで交渉成立。

 地図によると「バス・ターミナル」と書いてあったが、単なるバス停で
 バスが止まっており、運転手が「ノンカイ、ノンカイ」と叫んでいるので
 すぐ分かった。
  運転手に「ノンカイ?」と念を押すと
  そうだとばかりにワタシのバックパックを持って、バスの荷物室に
  運んだ。(力を使わずに済んだ! ラッキー!)

  ノンカイまで35バーツ!(105円!)
   
   
   運転席の脇に仏像が飾ってある。

   約1時間でラオスとの国境の街、ノンカイに到着した。

  トゥクトゥクで宿へ。
  歩きでなくてトゥクトゥクを使って正解だった。
  宿はタイ語でしか標記されていなかった!
   
  TukTukのオヤジに「ここか?!」と訊くと
             「ここだ」と言う。

  ホントかな~~~と思って受付に。

  受付のおばさんに名前を告げ、予約済みであるとこを伝えるが
  全く要領を得ない。
   Already reserved ! と言うと
   Lady? と言うし、

   「女じゃないよ!女いらね!オラ、部屋欲しい」(笑)

  しょうがないので、パソコンを開いて、予約表を見せようとしたところ
  別の若い女性があらわれて「予約受け付けてありますよ!」とにっこり。

   「メコン河が見えるリバーサイドです」と言うが
   4階までバックパックを背負って登るのだ!
   そして、メコン河は確かに見えましたよ。確かに!
   家々の隙間からね!(苦笑)

   で、早速 昼寝!

   でも、昼飯をと思い、メコン河沿いを散歩。
    
    川向う、対岸はビエンチャンだ。
    
    マーケットで昼飯。きし麺風。40バーツ。

   宿に戻り、夕方まで旅の予定を立てる。

  夜になり再びメコンに。

  河沿いのレストラン(レストランだぜ!)で
   
   
   ひとり、しみじみビールを飲む。
   季節はずれなのか、客はワタシ ひとり。
   
   で、久しぶりの「レストラン」なので、緊張して
   「揚げ春巻き」を注文しようとして、指差す行を1行間違えて
   「生春巻き」が出て来た!(笑)
    もう一品は「麺」だが、上に乗っている具は、ほとんど「生春巻き」の
    「具」と同じだった。(苦笑)
    その上、この料理ってべトナム料理だったんだよね。

   客 ひとりに従業員 7人!
     料理を作る従業員は30人くらいいた。
    この店は「このレストランだけではなく」手広くレストランを
    やっているのかもしれない。
    料理を作る従業員たちはなんだか仕込みをしていたから。

   その夜、午前2時頃、激しい雨の音で目が覚めた。

   まるで、メコンの水を吸い上げ、それを空からバケツで撒き散らして
   いるかのような激しい雨音だった。   
       
  

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする