蔵六の思いつ記

思いつきを書き連ねる

世界禁煙デーなのでJTを応援してみる

2006-05-31 21:21:59 | 気になること

今日5月31日は世界禁煙デーだそうで、厚生労働省のたばこと健康に関する情報ページによると


 禁煙週間のテーマ 「やめたい人を手助けする禁煙支援」

(参考)WHOのスローガン: 「たばこ:どんな形や装いでも命取り」(Tobacco : Deadly in any form or disguise)

趣旨:  どんな形や装いのたばこであっても喫煙は様々な疾病の危険因子であり、禁煙は生活習慣病予防の基本の一つである。
 本年4月から、禁煙治療に対する保険適用が開始されるなど、禁煙を支援する環境が整ってきていることから、平成18年度においては、喫煙者に対する禁煙支援を通じ、喫煙の危険性及び禁煙の重要性等についての普及啓発を積極的に行うものである。



だそうだ。こちらの方は応援しなくても世界的にドンドン応援されているのでほっといて、サイレントマイノリティーとなりつつあるJTを応援してみよう。JTのHP内禁煙指導に対する健康保険適用についてのJTの考え方に詳しく書かれているが、まとまって読み易いたばこ対策に対するJTの考え方の第21回 厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会におけるJTの意見陳述を読んでみよう。

 この意見陳述は読み易いとはいえ、9ページもあるし提出資料と交互に見ないといけないので大変である。要旨の要旨をかいつまんで一言で書くと。

『禁煙推進派が言うほどタバコは悪くない(科学的根拠付き)』

である。禁煙推進派が良く根拠にする事柄の多くは根拠となりえないとしているのだ。一例としては「JT は、受動喫煙が致命的疾病の原因になるという仮説に関しまして、科学的に説得力のある根拠では示されていないと考えています。」等と書かれているわけで、家族から「私まで肺ガンにするの!」と攻撃を受けている愛煙家は必読である。もっとも喫煙による呼吸器系疾患へのリスクの増大はいかんともしがたいのだけど。
 それを踏まえたうえで、喫煙者へのこの酷い風当たりはなんなんだ!ほとんど犯罪者扱いじゃないか!税金だってタバコ代の6割、総額2兆円を払い、年間1兆円以上の地方財源をまかなっているのだ。(HP内たばこ税の「事実」を知ってください)ここまで財政負担をして公共機関の片隅でひっそり喫煙している健気な愛煙家を”世界禁煙デー”までして追い込むのか?酷い話じゃないか。

 だいたいアルコールによる害のほうが確実で大きいと思うのだ。アルコール依存症はもちろん、宴会時期の急性アルコール中毒、はては二日酔いによる仕事への悪影響。飲酒運転による事故も忘れてはいけない。アルコールこそやばいんじゃないか?
 アルコールのやばさは昔話にも出てくる。トルストイ民話集の中で悪魔がある村を悪の道に導こうとするのだけど、その村人達は信心深く正直で悪魔の誘いに乗ってこない。困っていると同僚の悪魔がやってきて、あっという間に村を悪の道に引きづり込んでしまった。どうしたのか同僚に聞いてみると答えて曰く「酒の造り方を教えたんだよ」・・・やっぱりアルコールこそが悪なんだよ。




と、禁煙して4年が過ぎる蔵六があおってみる。

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