ずーみんのはがき絵七十二候

第36侯 大雨時行

 七十二侯中第31侯「大雨時行(おおあめときどきふる)」は8月2日から8月6日までにあたります。

 にわか雨であり、夕立であります突然の大雨は、夏空にもくもくとわき起こった入道雲の、その下で起こっている気象現象であることが多いです。「いかにも夏」というイメージの白い雲の下では、空が急に暗くなり、突然、大粒の雨がはげしく降ってくることが多いようです。

 

 

 「大雨時行(おおあめときどきふる)」という字をデザインして書いてみました。

 日中の強い日差しであたためられた地面から、熱せられた空気が水蒸気とともに上昇気流となって上空へと昇っていきますと、大気の状態は非常に不安定となり、積雲→雄大積雲(入道雲)→積乱雲(かなとこ雲)というふうにどんどん成長した雲は、時には雷をともなって大雨を降らせます。このような「ゲリラ豪雨」が時折降ることがある時候です。

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