電波届いてますか?

SNSには書きにくい趣味のアマチュア無線や日々の徒然をしたたみます

東海道53次 吉原~蒲原

2018-07-16 11:37:58 | 東海道53次
原から吉原まで歩いたあとあまりの暑さにこれでやめようと思いましたが、
せっかく来たのであと一宿頑張りました。
吉原から蒲原(静岡市清水区)は14.6kmあります。
岳南電車に乗ったあと、吉原駅北口まで戻ってきました。
さあスタートです。


倉庫街を進みます。


少しの区間ですが国道139号と合流します。
高架になっている国道1号バイパスとの交差箇所で139号から右道へ入ります。
写真で右にそれる道が旧東海道です。


少し進むと左富士神社そして名勝左富士があります。


東海道は京へ向かう方向からは右手に富士山が見えます。
ところがここだけは左に富士山が見えるため名勝となりました。
天候も悪く、工場と倉庫だらけの街なみでは富士を見ることはできませんでした。


先を進み平塚越え橋を渡りしばし歩きます。


岳南電車の吉原本町駅を超えると商店街となりました。
ここが津波により二度移転し、この地にたどり着いた吉原宿です。
商店街はアーケードがあり日差しが遮られ大変助かりました。


商店街を抜け横道に入ります。
下の写真左は、商店街からの曲がり角です。
だんだん、生活道といった風情になってきました。


青葉通り錦町交差点から望む旧道です。
交差点で分断されています。道路対岸にある道が東海道です。
なお富士市内は旧東海道に道標や案内板が設置されていてとても歩きやすいです。


高島交差点を右折し県道396号線に合流しますが、潤井川手前ですぐ右折します。
写真は高島交差点です。


潤井川を越えるのは県道396号線ではなく富安橋を渡ります。


富士市内をとぼとぼと歩きます。
写真は県の庁舎です。このあたりが間宿があったところです。


途中広い市道で分断されます。
でも丁寧に回り道が案内されています。


県道396号を横切ります。
写真正面に見えるのが東海道です。


身延線柚木駅手前で県道396号線に合流します。


富士川まで来ました。
写真は富士川橋のたもとですが、50MHzのスタックがありました。
思わず撮影しました。


江戸時代、富士川を渡るのは渡船だったそうです。
今は富士川橋をひょいっと渡るだけです。


富士川を越え、東海道にはいります。
富士川右岸の斜面を登る坂の入り口です。


しばらく坂道はなかったので体が重たい。


尾根まで来たのでしょうか、やっと平らな道になりました。
大きな門と黒塀のお屋敷が残っています。
小休本陣だったそうです。


一里塚が当時のまま残っていました。
上り下り両側に残っているのは珍しいそうです。
大木となった榎が一里塚を守っているようです。


富士川市街を歩いて行きます。
そういえばこの辺り、原宿から常夜灯がたくさん残っています。


東名高速道路を抜けます。


だんだん山道の風情になってきました。
正面の三階建てのお宅、屋上にクランクタワーがついています。
マルチバンドと6mの八木が乗っかっています。
一度でいいのでこんな設備で無線がしたいものです。


新幹線をくぐります。
人ひとりくぐれる狭さでした。人道というより獣道です。


東名高速道路を渡ります。蒲原に入りました。


蒲原に入ると一気に下り坂になります。
正面には海原が見えます。


蒲原の宿に着きました。
なまこ壁の旧家があります。


本陣前が本日の到着地点です。


原から数えると22kmほど。江戸時代の旅人のペースに少し近づきました。
熱中症にならなくてよかった!

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